フィルム交換 きむらまことうどん屋への道[71] | 大木戸うどん 木村真のブログ

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大木戸うどんの次男、木村真のブログです。
香川、福岡、両店の季節ごとのお知らせを中心にアップします。
時折、きむらまこと個人の想いを綴ることもあります。

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大木戸通信No.102

2018年3月号より

 

 

【フィルム交換】

 

今月も書きます。

「きむらまこと」の生い立ち。

 


新卒で入社した

土地家屋調査の会社で、

“使えない奴”

と言われていたであろう木村青年。

 


そんな僕が、

カメラを使う仕事だけは

一所懸命にやっていた、

というところまで

前月号では書きました。

 


通常、

現場には2人で行きます。

 

 

例えば、

1人が小さい黒板に

壁の傷の状態を書き、

指示棒でその傷を指しているところを、

もう1人が撮影するわけです。

 


だから、

リズムが大事。

 

 

上司が

 

「ここは撮っておくべきか?」

 

と考えたり

図を書いたりしている間に、

自分の立ち位置を決め、

あらかじめ

ピントや絞りを合わしておいて、

上司が指示棒で指した瞬間に

パシャッ!

 


ちょっとでも遅れようものなら、

黒板の角で頭を小突かれてしまいます。

 


慣れると、

上司の

 

「指示棒の指し方」

 

 

「黒板の掲げ方」

 

の癖を読んで、

呼吸を合わせられるようになるのですけど。

 


そして、

マニュアルカメラの扱いで差が出るのは、

フィルム交換の時。

 

 

ベテラン社員は、

これがめちゃくちゃ早いのです。

 


次々に家屋の現状を撮影しながら、

 

「そろそろ交換します。」

 

と相方に声を掛けます。

 

 

シャッターを切って、

親指で巻き上げを…

出来ないとみるや、

クランクを回して

終わったフィルムをクリクリ~ッと巻戻し、

後ろの蓋をパカッと開けて

フィルムを取り出し、

ケースに収納。

 

 

新しいフィルムをセットして

たるみを取るために、

数回シャッターを切って巻き上げて、

準備完了。

 


これが、

刑事ドラマで

拳銃の弾を装填する時みたいに

カッコ良くて。

 

 

僕も、何度も何度も、

練習しました。

 

 

 

 

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出張 きむらまことうどん屋への道[72]

 

 

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