茶うどん、その後…。 | 大木戸うどん 木村真のブログ

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大木戸うどんの次男、木村真のブログです。
香川、福岡、両店の季節ごとのお知らせを中心にアップします。
時折、きむらまこと個人の想いを綴ることもあります。

うどん屋木村です。


今週の『茶うどんウィーク』にお越しくださった皆さま、どうもありがとうございます。

本当に、たくさんのお客様に召し上がっていただきました。


たくさんの方に食べてもらえれば、
たくさん仕込むことができます。
たくさん、打てます。
たくさん、茹でられます。

茶うどんを本当に完成させるために、
数をこなさなければ、分からないことがあると思ったのです。
それが何かは、やってみるまで想像できませんでした。
それを判明させることが、『茶うどんウィーク』開催の目的の1つでもありました。

今回、私の茶うどんを食べてみて、
「それほどでもなかった。」
「色のわりには、香りがしない。」
と感じられた方もいらっしゃると思います。
(もちろん「美味しかったよ!」という声も、多く聞かせていただきましたが。)

このブログで"茶うどん完成!"と書きましたが、それはとりあえずの完成であって、最終形態ではありませんでした。

そもそも商品というものは、作れば作るほど、ブラッシュアップされて行くべきものだろうと思っています。

まさしく、当店の茶うどんも、
短期間に大量に作ることによって、試す価値のある発見を、1つ得ることができました。

これは、普通のうどん造りにも応用できることです。
(あまりに専門的な事なので、ここでは割愛します。)


つまり『茶うどんウィーク』は、店主としても、職人としても、納得の行く成果を納めることができた、ということです。

ご来店、ご試食いただいた方。
興味を持って見守っていただいた方。
ありがとうございます!

もし、この試みが上手く行って、さらに美味しくなった茶うどんが出来たなら。

その茶うどんが「皆さんに食べて欲しい。」
いや「絶対に食べさせたい!」
と願うほどのレベルであったなら、
来年もまた『茶うどんウィーク』が催されることでしょう。
乞うご期待!

その時には、"茶うどんの生麺販売"も、真実味を帯びてくることでしょう。



こちらも、合わせてご期待ください。