おきんぎょはどこへ? -38ページ目

せんだいメディアテーク・・・仙台市青葉区春日町

仙台に来たらここは行ってみたい建物ですね。

図書館やギャラリー、カフェ、ショップ等複合的な文化施設(しかも入場無料)です。

なんといっても一番の特徴は、構造にあります。

通常の建物でいう等間隔に配置された四角い柱ではなくて、不規則に配置された大小のチューブ(細い鋼管柱で斜めに構成されたもの)によって支えられています。
おきんぎょはどこへ?・・・品川区の沖設計一級建築士事務所

これらチューブは中空になっています。あるチューブはエレベーターシャフトであり、別のチューブはトップライト、設備用ダクト、階段室等様々な機能を有しています。

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チューブ内を覗き込むと下階が見えます。
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チューブを見上げたらこんな感じ。

各階で太さもちがうし、まっすぐでもないのでこんな感じに見えるのです。おきんぎょはどこへ?・・・品川区の沖設計一級建築士事務所
一番、意外だったのはこれ。

大通りに面した非常用バルコニー。

雑誌で見る限り正面は一面ガラス張りと思いきや、各所にちゃんと法規的に必要な機能があるのですね。

雑誌をよく見ていない証拠なのか、なるだけ目立たせないような配慮だということなのか・・・・おきんぎょはどこへ?・・・品川区の沖設計一級建築士事務所
実は、せんだいメディアテークも東日本大震災で被災しています。

二次部材とはいえ、天井がまるまる落下する被害を受けていたそうです。
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仙台市電保存館・・・仙台市太白区富沢

旧石器時代の遺跡が現地保存されている地底の森ミュージアムの近郊にある市電の保存館です。

仙台市内もかつては市電が走っていたそうで(大正末期から1976年(昭和51)まで)、実際に走っていた車両が保存展示されています。

 

展示車両は1号車(モハI型)、123号車(モハ100型)、415号車(モハ400型)の3輌。他に制御器(コントローラー)、Z型パンタグラフ、台車等が展示されています。
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1号車(モハI型)は木造です。大正15年製造だけあって今見てもハイカラな車輌です。
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その車内。照明といい、座席の手すりといいしっかりとデザインされています。
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415号車(モハ400型)は市電廃止まで活躍していた車輌です。興味深いのは部品の一部に自動車部品を採用しており、メンテナンスの向上に努めていたようです。
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2階へ続く階段手すりにレールを採用。意外と気づきません。
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行先表示器が展示されているコーナーでは実際に行き先を変えることができます。
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青下第1ダム・・・仙台市青葉区熊ケ根

仙台市の上流にある水道専用ダムで、1933年(昭和8年)完成の今も現役のダムです。

構造は重力式コンクリートダムですが、最大の特徴はコンクリートに漬物石程度の玉石をはめ込んだ造りです。なぜ、玉石をはめ込んだのかは不明ですが、 水の勢いを和らげる機能ではないかと思われます。

 この形態のダムは他に例がないようで、国の登録有形文化財及び、土木学会の「日本の近代土木遺産~現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されています。

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下流には減勢工(しかも玉石造りの!)があります。減勢工とはダムから流下する水のエネルギ-を弱める為の構造物のことです。至ってシンプルですが、ダム本体と同じ仕上げでまとめていて絵になります。
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この建物は旧青下ダム旧管理事務所です。
水源事務所として建てられたものですが、曲面状に突出された階段室と丸窓が特徴です。

国際様式風建築で、設計は仙台工業高出身の菊地考太朗氏とのこと。
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