長期優良住宅設計の講習
木造の長期優良住宅設計の講習会に参加してきました。
長期優良住宅は新築住宅のかなりの割合を占めているということで、助成金もあるのに殆ど活用できていない地場の工務店、設計事務所は危機感を持たねばという冒頭の話でした。
実際はハウスメーカー等の大量生産型の大手住宅企業が長期優良住宅の占める割合を高めてはいるのですが。
今回は、実際の仕様についてどの程度なのかを確認するのもいい機会です。
講義を聴いていると、意外や意外、「普通の」仕様と殆ど変わらないのです。むしろ既にやっているような仕様もあり、極端にグレードが高いものではありませんでした。
ここで「なんだ、意外に大変じゃないな」と思う反面、「そんなんで長期優良住宅といっていいの?」とも思いました。
名称的にはかつては「200年住宅」なんていってましたしね。いったい何年もつと長期っていうのか?さあ。
住宅性能表示制度も含めてこうした取り組みを無視するのではなく、活用はしたいものです。
しかし、講義の最後の最後で初歩的な問題を発見してしまいました。
これは特に東京や大阪等の大都市だけの問題かも知れませんが、長期優良住宅の条件として
・住戸面積機基準 床面積の合計が70㎡以上 かつ 1つの階の床面積が40㎡以上(階段部分をのぞく)
という基準があります。
これは都市部における敷地が100㎡に満たない狭小敷地に建つ戸建住宅はあっさり外されてしまう条件なのです。
なんたって延べ床面積が100㎡に満たない木造3階建て住宅なんてザラですから。まして長期優良住宅に該当させる広さの土地といったらなかなか一般家庭では金額的に取得するのは厳しいと思います。
税制面ではかなり有利となる長期優良住宅。今後の動向に注目です。









