Phillyを全力で応援します。

Phillyを全力で応援します。

PHILADELPHIA EAGLESとPHILLIESを全力で応援しています。

Amebaでブログを始めよう!

PHI20 - KC27

惜しいところもありつつ、最後は力負け。相手は絶対王者NEをアウェイで下して、意気揚々とホームに凱旋したわけですから、観客の熱も一入ですし、今年はスーパーボウルに行くぞ!という気持ちが最も高まっているタイミングでした。そんなイケイケなチームを相手に、ワンポゼッション差で且つ最後はヘイルメリーまで持って行けたのですから、価値のある敗戦と思います。

敗因

①OLの不調

1戦目に引き続きOLがイマイチパッとしません。開幕前には、ユニットとしての成熟度はリーグナンバー1なんて記事もありましたが、まあ今の姿が正しく実力を反映していると言えるでしょう。特にSeumaloがひどいですね。今日もサックに繋がるプロテクトミスが散見しましたし、無駄なフォルススタートも一つ受けていました。あまりプレーに緊張感が感じられません。開幕前にチームは、前スターターのBarbreをトレードで出してSeumaloを抜擢しました。この判断がシーズン通して影響するかもしれません。

また、Kelceもこれまでの実力が出せていない気がします。2人がかりでないと相手を押し込めていないように見えました。真ん中で止められないとブリッツのチェックまで気が回らなくなりますし、ランプロテクトもままなりませんね。ただ、それがRBの不調に繋がってるかは別の話です。しょぼいユニットをカバーするような強さはないということです。

②RB

先週不調だったBlountを使わないという思い切った戦法で、Sprolesを中心にドライブしました。その結果、チームリーディングラッシャーWentzという目も当てられないことに。しかもキャリーの負担からかSprolesはパントリターンでファンブルロスト。他のユニットにまで影響を及ぼすという意味で一番深刻なユニットかもしれません。

Smallwoodは2週合計7キャリー8ヤードという驚異的な記録。さすがにこのまま使うわけにはいかないですね。来週までにユニット再編は必至でしょう。

個人的には、Clementを試してほしいです。レシーバー陣とWentzのパス攻撃は今のところよく機能しているため、ゴリゴリ走るタイプでなくとも、ブロック、キャッチ、ランを器用にこなせる選手で十分戦えるのではないでしょうか。Sprolesも同タイプですが、彼にはPRの重責があるため、ファーストチョイスに1回Clementを起用するのも一つの手だと考えています。

 

深刻な部分はありつつも、基本的にはポジティブに考えて良いと思います。DALも負けて地区トップの現状は変わっていません。それに、ポジティブな要素も見受けられました。

 

①今年ドラフティの活躍

1週目はプレイ機会に恵まれなかった3巡Douglas、4巡Hollinsがそれぞれ素晴らしい活躍を見せました。プレシーズンではNFLのスピードについていけない、と酷評を受けたDouglasでしたが、今日は横、縦ともに動けていましたし、スクリーンパスにもきっちり反応してファーストタックスで相手を倒していました。CBの割には体格があるので、それを活かしたパワーは魅力です。去年まではチームに居なかったタイプのCBですね。

SのWatkinsも故障離脱しましたし、来週は更にプレイ機会を得ることになりそうですね。このまま活躍してくれれば、チームとしては嬉しい誤算となるでしょう。

Hollinsはプレシーズンに、相手セカンダリーを二人なぎ倒してTDを奪い、一躍注目されました。今日もスピードを活かしたプレーで安定の成績を収め、このポテンシャルを継続して発揮できれば、Jeffery、Smithを下げた際も十分相手に脅威を与えられるでしょう。

某地元紙の記者が2週目前に今年のドラフトは失敗だったと言わんばかりの妄想記事を書いていました。そんなナンセンスな記事を笑い飛ばすような躍進を見せてほしいです。

②3Q初めのドライブ

Ertzにどうしても頼りがちで、イマイチJefferyとの息が合っていなかったWentzでしたが、後半最初は素晴らしいプレーを見せました。Jeffery、Smith、Ertz、Sprolesとパスターゲットを満遍なく選択し、効率的にドライブ。最後はJefferyに初めてのTDをプレゼントする貫禄のプレーで、一流QBとしての片りんを垣間見ることができました。後半、このスタイルが確立すればEaglesのパスオフェンスがリーグを蹂躙するかもしれません。

残念ながら、後半通してそのプレーを維持することはできませんでしたが、今後もWentzの成長を見守っていきたいと思います。

ただ、ダウンフィールドでスクランブルしていくのはやめてほしい…サイドラインに出ることも仕事の一つです。

 

個人的には始まる前よりも希望が膨らみました。負けてなお、得るものがあることもありますし、切り替えてホーム開幕戦に臨んでいきたいところです。

■もうシーズンエンドなのです。

アドベントカレンダー第11日目の記事、皆々様の投稿を毎日楽しく拝読しているうちに、あれよあれよと自分の番に。

最初はプレイオフ争いの中で激戦となったNFC東地区で、如何にイーグルスが勝ち上がるか、みたいなワクワクする記事を投稿しよう!と思っていました。しかし皮肉にも企画にエントリーしてからイーグルスは連戦連敗。むしろ内容も週を追うごとに悪くなる始末で、これはポジティブな展望なんて夢のまた夢、現実逃避というよりはもはや妄想に近い記事を垂れ流すことになりかねない、という事態に陥りました。

残り4戦でDivはDALが首位を堅持し、NYG8勝、WAS6勝とそれぞれPHIの上を言っています。まだ全てのライバルと直接対決があるので叩くチャンスがあるとも言えますが、逆に言えば、残りの試合は全て勝ち越しているチームとのマッチアップで、しかもDAL以外はプレーオフ争い真っ只中。相当に厳しい戦いが予想されます。

というわけで、今シーズンは置いといて今回はフィラデルフィアのスポーツチームの中で、どれだけイーグルスが「今」期待されているのか。そんなことを記事にしたいと思います。

 

■それぞれ歴史があるのです。

フィラデルフィアは伝統的にスポーツが盛んで、現在でもNFL、NBA、MLB、NHLでフランチャイズチームが存在しています。現在はNHLのFlyersが怒涛の8連勝中でDiv3位と大健闘中ですが、戦力的に整っているとも言えませんし、他のチームに至っては、下から数えた方が早い始末。創立年や優勝年を見ると、まさしくその全てが「古豪」という言葉に当てはまるかと思います。

 

まさしく黄金期と言えるのは、NHLは1970年代、MLBは2000年代後半、NBAは2000年近辺、そしてNFLでは2000年前半と、ここ5年以上はどのリーグでもふがいない戦いが続いております。また、それぞれ強かった時期には歴史に残るような名プレーヤーが君臨するのです。

NHLで言えば、Bobby Clarke

MLBで言えばChase Utley

NBAはAllen Iverson

そしてNFLはDonovan McNabb

 

私はNHLやNBAはあまり見ないものの、さすがにこれらの選手は聞き及んでる。それだけ圧倒的な存在感、まさしくリーグを代表する選手ですよね。

逆を返せば、チーム力、組織力というものが重要視されるこのご時世といえども、そうした選手がいないと黄金期は形成されない。それは歴史でも証明されているのです。

 

■ファンも我慢の限界

 フィラデルフィアの特色と言えば、ファンの苛烈さもその一つ。

http://www.mensjournal.com/adventure/races-sports/does-philadelphia-really-have-the-worst-fans-in-sports-20150724

 

このサイトを筆頭に、ネットには「如何にフィラデルフィアのスポーツファンは最低か」みたいな議論があふれかえっています。Flyersの荒々しいファンは有名ですし、「最も下劣なファンを持つチームランキング」で1位Eagles、2位Phillies、そして7位にPenn Stateとランクインしたこともあるくらい、スポーツの楽しみ方が熱狂的すぎるきらいがあります。

Philliesの前GM、Ruben Amaro JrやEaglesの前HCのChip Kellyを辞任に追い込んだメディアを含めて、裏切り者や不甲斐ない選手コーチには容赦ない罵声が浴びせられます。

 

■ようやくEaglesのこと

 これを見ると、フィラデルフィアで黄金期を形成するには「圧倒的なスター選手」と「ファンを黙らす活躍」が絶対条件と言えます。そして現在、それぞれのリーグにそうした選手なのでは?と思える楽しみな選手が揃ってきました。

 NBAは"The Process"ことJoel Embiid、MLBは公式プロスペクトランキング全体2位に位置するJ.P.Crawford…鳴り物入りで入ってきたこれらの選手が向こう1、2年で開花しそうな中、Eaglesにも遂にそんな存在が現れました。それがQB Carson Wentzなのです。

 

■12月に縁があります。

 今回11日に投稿エントリーしたのもWentzの背番号に合わせたかったからです。12月30日生まれですので、あと3週間で24歳になりますね。元々は第3QBの予定で、プレシーズンも一戦目に肋骨を痛めたため、今シーズンはあまり出番ないかもなあと思いつつ、まさかの初戦から先発出場。そのまま大きなトラブルもなくよく戦ってくれています。

 3戦目のバイウィークまでは完ぺきなでき。柔らかいタッチでピンポイントパスを投げつつ、スクランブルもサイドラインにギリギリまで出ないガッツを見せて、チームをけん引していました。ただ、バイ明けは中々思うように活躍できず、結果としてシーズン平均レーティイングが80.1と合格とは言えない状況です。

 

■Wentzのせいだけじゃない。

 序盤がセンセーショナルだっただけに、グレードアップしているのか不安にもなってしまいますが、そもそも取り巻く状況がルーキーには難しいもので、Wentz自身はむしろその中でよくやっているのではないかとも思っています。その理由は以下の通り

 ①RT受難

 序盤はLane Johnsonが先発を務め、OL全体でも非常に優秀なユニットという印象でしたが、薬物規定違反により出場停止になってからケチが付き始めました。

 代わりに先発したのはルーキーのHalapoulivaati Vaitaiで、WAS戦ではKerriganに抜かれまくって敗北の一因を作ってしまいました。その後は苦しみながらも適応を見せ、何とか平衡を保っていましたが、Lane復帰前に彼も怪我をしてしまい、ここ数戦は欠場中。Seumaloを試したりもしていますが、中々固定できずにいます。

 特にWAS戦からWentzの投げミスが目立ってきており、なんとなくKerriganのラッシュによりバランスや判断力が狂ってしまったのかなと感じています。

 ②WRのドロップ

 リーグ最低WRの烙印が押されてしまったAgholorやルートが覚えられないと専らのDGBなど、WRは悪い意味でバラエティ豊かな人材が揃っております。何度かTDや重要な局面でのドロップもあったため、ルーキーを助けられないWRが足を引っ張って、リズムに乗れない一面もあるかと思います。

 

■Wentz自身も苦しんでます。

 勿論Wentz自身にも課題はあります。

 ①勝負時に判断が悪くなる。

 試合を見ていると第4Qや劣勢時に、判断が遅れてサックを浴びるところをよく見ます。INTやドロップの恐怖があるのかなあと思いつつ、そこで度胸を見せてほしいですよね。

 ②体力

 プレシーズンの欠場、早すぎるバイウィークなど様々な要因はあるものの、終盤に連れて精彩を欠いている印象です。また、試合を通じても終盤に力を見せる場面はありません。シーズン中は仕方ないとしても、オフに体力強化は至上命題として克服に取り組んでもらいたいです。

 ③投げ方

 こちらは現在ネットやメディアでも議論がされていますが、HCのPedersonに公然と「投げ方に問題がある」と指摘され、それに「活躍した序盤と何も変わってないから問題ないはず」と反論したというものがあります。確かにここ数週はパス精度が悪く、それによりハイスローになったり、インターセプトを受けたりしているため、改善の余地はありそうです。

 ただ、ドラフト指名時に「Bradford?見たことないww」みたいなコメントをしているあたり、自分が認めた人の意見しか受け入れないようなプライドの高さも併せ持つWentz。ルーキーHCのPedersonの指摘を受け入れるとはとてもじゃないけど思えない。

 まあ聞き入れないなら聞き入れないなりに、オフは自分が認めるQBコーチから師事を受けるでしょう。

 

■今シーズンはとにかくいいから…

 結論として、私はWentzには黄金期を作る能力が秘められていると信じています。今シーズンの不調もWentzだけの理由とはとてもじゃないけど思えませんし、どれも根本的な欠陥を示すものではありません。

 だからこそ、残り4戦はホームでの同地区ライバル戦が多く残っている。苛烈なファンを鎮めるためにも、ここは何としても結果を残し、来シーズンの飛躍に向けて準備を進めてほしいと思います。

 

■アドベント明日も

というわけでアドベント企画の記事でした。NFL成分が少なくて申し訳ないです、明日は開催者のS@Oさんの記事になります。

http://ready-for-play.tumblr.com/

企画HPもなにとぞ!

 http://www.adventar.org/calendars/1671

 

 

■手負いの左腕

 4巡目に引き続き5巡目も左腕を獲得しました。取りたい素材を確保したところで弱点を補強し、結果的にバランスが取れています。ドラフト前評価としては、全体138番目にランクインし、結果137番目の指名となったため、ほぼ妥当な順位と言えます。Irvinの指名から次に左腕を指名したのが21巡目のHenniganのため、Irvinの指名でほぼ今年に関しては左腕のニーズを埋められたという評価なのでしょう。

 元々高校生時代に29巡目でTORから指名を受け拒否、また昨年度も32巡目にPITから指名を受けており、そこも拒否して1年間大学で経験を積み、今回の順位での指名となりました。

 

■大学2年時にトミージョン手術   

 193cm82kg程度とサイズは中々。オレゴン大学出身で、1年時には防御率2.48でリーグ12勝と素晴らしい成績を収めました。このまま成長することが期待されましたが、大学2年の2014年にトミージョン手術を受け、この影響で2014年は実戦で登板することができませんでした。2015年もリハビリによって本来の力を出し切ることができなかったのか防御率4.10と1年生の時を考えると物足りない成績。最高球速も140kmに届くか届かないか、と本来のクオリティに戻せず、結果アーリーエントリーでも32巡目まで指名を受けられなかったのだと思います。

 Irvinにとっての転機は今年の春。時速140kmだった球速を時速150kmまでアップさせ、スライダーやチェンジアップなどの制度も磨くことが出来ました。結果的に自身最高の5巡目まで指名順位を上げ、めでたくPhilliesの一員となりました。

 ドラフトサイトでは、AAA~ロングリリーフまでが限界地点とされながらも、今年の春と同じクオリティ、成長曲線を保つことができれば、メジャーでも活躍できる可能性があるとされています。変化球も全て同じ腕の振りで投げ分けることができ、牽制などを器用にこなすことができる選手と評価を受けています。怪我の影響を完全に克服できれば、今後面白い存在になってくれるのではないでしょうか。

 

■A-は問題にならない。

A-では主に先発として活躍し、年間通して防御率1.97、WHIP0.96、IP45.2、SO37、BB8とほぼ完ぺきな成績を収めました。加入して1か月は慣らし器用で8月から5回、6回と長いイニングを任されるようになりましたが、それでも成績を落とすことなく、立派な活躍を見せました。

懸念事項としては、 21巡目で指名された同じ大学生左腕のHenniganが似たような成績を収めているところ(防御率1.88、WHIP0.98)。4巡目のJojo Romeroも悪くなかったため、単に左腕への対応が出来ないリーグという判断もできます。そうしたらPukの不調が謎ですが…彼の場合は奪三振数が段違いなので、今後の伸びしろは感じるのですけどね。

 まあ正直この段階で優劣をつけても仕様がないですし、この選手に関しては、2年前のトミージョン手術の影響がどれだけ残っているかが一番重要な要素で、この点は今のところ問題なさそうなのが本当に良かったです。

 何にしても貴重な左腕枠。今後の動向は期待を持って見守りましょう。

◼︎大荒れな一戦

 どんな相手でも泥仕合でお馴染みの@SEA。ご多分に漏れずEaglesも完敗とも言えない微妙な敗戦を喫し、負傷者も出すなど惨憺たる結果「終わってしまいました。前々週に活躍を見せたR.Matthewsに加えて、同じくRBのSprolesが怪我で離脱し、MatthewsについてはGB戦には欠場見込みとなります。Sprolesは水曜は練習を欠席しましたが、木曜には復帰したため、とりあえずプレイの支障はなさそうです。
また、週を追うごとに改善を見せていた、フルネームを言えることに一種の達成感すら覚えるHalapoulivaati Vaitaiさんも試合中に離脱し、まだ練習することもできない状態です。これでLane Johnson の時に続いて2回目のOLユニットの再構築となるわけですが、Pedersonによれば、BarbreがLGからRTに回り、バックアップのWisniewskiがBarbreが抜けるLGを埋めるとのこと。この配置は元々Lane Johnsonが出場停止となった時に想定されていたもので、ルーキーのVaitaiを抜擢するよりも手堅い策と評価されてました。前々から準備はされてたかと思うので、そこまで心配することはないと思います。
◼︎藁にもすがる思い。
ドロップがそろそろ代名詞になりそうなAgholorがまたも重要な場面でやらかし、ネットは大荒れ。Chip降ろしの時並みの騒ぎとなっていました。堪らずEaglesは前週ロースターに加えたGrymesをカットしてWRのPaul Turnerと契約しました。プレシーズンに6キャッチ66ヤード、パントリターン75ヤードタッチダウンと素晴らしい活躍から非常に人気の出た選手。恐らくAgholorは一旦ベンチに下がり、Turnerの出番が増えると思われます。というか、そうしないとファンは納得しない...Grymesの親戚に一回Agholorは叩かれに行くべきかと

■契約更新

 今週は3人の契約延長が行われました。PのJones、SのMaragos、そしてLSのDorenbosとそれぞれ3年契約を結んでいます。スペシャルチーム専門であり、ベテランということも共通する3人をつなぎ留め、ここ数年安定した強さを見せるユニットの足場を固めました。

 スペシャルチームが不安定だと、アドバンテージが一気に失われることもありますし、このHowie Rosemanの判断は支持できます。しかしPhilliesではHowie Kendrickが加入しましたし、最近Howieという名前がPhiladelphiaでは熱いですね。

 

■パスターゲットが出場微妙

 現状第1ターゲットのJ.Matthewsと第2ターゲットのErtzがQuestionableと、出場微妙な状況ですが、Matthewsは先ほどプレスで出場する見込みであると報じられました。Ertzも練習には参加しているため、恐らく出場可能と思われますが、TEであれば、CelekとBurtonが控えているので無理して出ずに、来週に向けて万全を期してほしいです。(どうせ今週は見込み薄いし…)

その他には、Carrollが脳震盪プロトコルに入っていたものの、練習に復帰しています。本人のツイッターにもあるように、今週の試合には間に合う見込みとなります。ここも個人的にはCarrollが無理して出る必要はないと思います。それは、ハムストリングを負傷しているMckelvinも同じで、それならばGrymesやSmithを試す機会を与えてもいいと思うんですよね。というより、それくらい攻めた起用をしないとSEAのホームで勝てるとは思えないんですよねえ…

 

■勝つためには…

 攻めた起用も大事ですが、それ以上に大事なのはペナルティ。特にSEAはクラウドノイズが非常に強烈ですから、ハードカウントなどに惑わされないことが重要になります。特に今年はアウェイでのペナルティが多すぎて、それが勝敗に直結していますから、前週の勢いで浮足立たずに冷静な試合運びをしてほしいものです。

 相手は前週NEにアウェイで勝利を収めています。それに前々週ではホームでの疑惑の判定を味方にして勝利を収めていますし…中々ポジティブなイメージが湧かないです。

 ポイントとしては、①WilsonのメインターゲットとなっているGrahamをNigel Bradhamが封殺②フロントセブンがプレッシャーをかける中で、Wilsonのスクランブルも警戒③SprolesやTEを活用した近中距離パスの効果的な活用

 この辺が効果的にできれば、そこまでワンサイドゲームにはならないでしょう。(勝てるとは限らない)

それでも期待するのがファンというもの。スコア予想はPHI 20 @17 SEA で辛くも勝利としておきます。

 

■他の試合では

 また、他のカードで注目したいのが、Goffが遂にデビューするMIA@LAと来週の戦況やプレイオフ争いに関係してくるGB@WASです。今年のNFC東を考えるとここでは負けられない…何とか踏み止まってほしいです。

■ディフェンスの奮起

 今週はATLをホームに迎えた一戦。リーグNo.1の相手のオフェンスを今シーズン最少得点に封殺し、見事な勝利を収めました。オフェンスでも、今までシーズンを通して不調だったRyan Matthewsが鬱憤を晴らすかのように爆発し、久々の100ヤードラッシングを記録。主にリードした後半に起用されたSmallwoodも70ヤードラッシングでファンブルもなしと、堅実な走りを見せました。また、Sprolesに関しては主にパスターゲットとして起用され、8キャッチはチーム内トップ。57ヤードと存在感を見せました。

 

■セーフティ様様

 Matt Ryan とJulio Jonesのホットラインが開通したら、今のCB陣では成す術がないだろうと思っていましたが、思ったよりも頑張ってくれました。Preview時の願望通り、Jonesは100ヤードキャッチを記録したものの、2番目に稼いだ選手は、Mckelvinのミスによる75ヤードTDパスを受けたGabrielでしたが、結局その1キャッチだけ。3番目がRBのFreemanで、結局ランと合わせても100ヤードに届かなかったので、ATL相手にこの結果は100点満点と言ってもいいでしょう。フロントセブンがそれだけプレッシャーをかけたということですが、試合を見ていると、近中距離はJenkins、長距離はMcLeodのSコンビがそれ以上に効果的に働いてました。

 また、Millsが思ったよりもJulio Jonesともマッチアップできていました。今シーズン序盤と比べれば、動きなどは雲泥の差で、徐々に組織が熟成されてきているのを実感することが出来ました。

 

■Vaitaiくん成長中

 成長と言えば、Mills以外にもSmallwoodはボールセキュリティ、Vaitaiは相手への対応が段々体で覚えてきているようで、それぞれの長所であるフットワークやサイズが活かせるプレイが出始めているのかな、とも感じています。まだまだ「対応できている」くらいで、目覚ましい活躍とは言いにくいものの、シーズン終盤に向けて明るい材料が増えてきている印象です。

 

■Carrollはアウト、Barbreはイン

 先週脳震盪で試合から離脱したCarrollですが、まだ練習に出る段階ではなく、恐らく今週の試合は出られないとのこと。個人的にはそこまで悲観してはいませんが、その穴をSmithやGrymesがどれだけ埋められるか。もしくはCarrollよりも組織にフィットするか試す機会でもあります。(今週は相手ホームのSEA戦で、多少は捨て、というか今まで通りやっても勝てないと思うので、多少の賭けには出てほしい…)

 対して、Barbreが戻ってきたのでOLはアップデートされます。シーズン劣勢なものの、多少は明るい兆候が見えてきているので、今週もどれだけ健闘するか、楽しみにしてます。

■強力オフェンスがやってきた

 今週はATLをホームに迎えての一戦です。NFL.comのチームスタッツランキングでランオフェンス10位、パスオフェンス2位、トータルでも2位と、安定した成績を残しています。比較できるのはWSHでしょうか。Matt RyanとJulio Jonesのホットラインが最大の武器であるATLとKirk CousinsとDesean Jacksonを中心とするランオフェンスを武器とするWSHは比較対象になり得ます。問題は、ATLがWSHの完全なる上位互換であること。スタッツランキングで見ても、パスオフェンス3位、ランオフェンス14位とそれぞれATLの方が僅かに上位に位置します。

 ただ、Big VことVaitaiがRyan Kerriganにぶち抜かれまくったWSH戦と比べれば、今回相手となるATLの方がフロント7の脅威が少ないと考えます。

 

■カギはディフェンス

 Matty Iceと呼ばれるほど、冷静なプレーイングに定評があるQBですが、今シーズンは被サックが22と、それほどOLが堅固な訳ではありません。(その分Ryanのクレバーなプレイが光っているとも言えるのでしょうが…)そう考えると、現在のEaglesであれば、そこそこパスラッシングできるのではないでしょうか。そうなれば、相手のディフェンスはそれほど強くないので、ホームアドバンテージも相まって、そこそこの試合運びはできるのではないでしょうか。

いつもながら①ペナルティ②セカンダリーのポカによるビッグゲイン③WR陣の肝心な時のポロポロ この三つが発生しなければ、勝機のある試合です。

ここ最近負けがこんで、プレーオフ進出には後の無い戦いです。後半はホームの試合が多いので、このへんで勢いのつく、先につながる勝利が欲しいところ。

 

■勝敗予想

PHI24-21ATL。ディフェンス奮起により、JulioJonesが100ヤードキャッチを見せるも、ランや他のパスターゲットが低調。対してWentzはついにErtzという武器を手に入れ、久々にレーティング100を超える活躍を見せると予想(願望)。

 

■犯罪ハットトリック

EaglesのKRとして目覚ましい活躍をしていたJosh Huffでしたが、先週スピード違反で捕まった際に、無許可の銃とマリファナを所持していたことが判明し、あえなく逮捕。その後HCのPedersonはNYGの出場を示唆していましたが、結局試合前に解雇と相成りました。Eaglesとしては貴重な戦力を失った格好ですが、これだけのことをしたのですから仕様がありません。その後、HuffはTBでPSの契約を結びました。

 

■空いた穴に飛び込んだのは…

Huffが戦力外になってから、NYG戦は特にロースターの穴を埋めずに戦いました。その後Pedersonは今週のATL戦までには選手と契約すると宣言していましたが、金曜にめでたく契約。その選手はPS登録となっていたCBのAaron Grymesでした。

Idahoを卒業した後、NFLドラフトには残念ながら指名を受けられなかったため、その後3年間はCFLで経験を積みました。その後チームをチャンピオンに導き、オールスターにも出場するなど、CFLではスーパースターとしてその能力を発揮していました。

今年はトレーニングキャンプからEaglesのユニフォームを着て、プレシーズンでもインターセプトを記録するなど中々の活躍をしていましたが、3戦目に肩を怪我して、結局契約を勝ち取ることはできませんでした。

しかしながら、そこで腐ることなく、怪我の治癒とトレーニングを怠ることなく、10月後半にPS契約でEaglesに復帰し、今回53人ロースターでの契約となりました。

苦労人で現在デプスが薄いCBということで、応援したくなりますね。今週は主にスペシャルチームでの出番が与えられる予定で、ディフェンスとしては予定がないようですが、今後体のキレなどを見極め、使えると判断したならば、どんどん起用してほしいと思っています。(Mckelvinには失望しているので…怪我しているうちにその出場機会を奪ってほしいです…)

 

■2対1のトレード

公式で発表されたので確定です。完全にお得意様と化しているLAD様からHowie Kendrickを獲得し、代わりにPHIは1B Darin Rufと2B Darnell Sweeneyを放出しました。

Pete Mackanin監督から「ベテランのバッターが欲しい」という発言が出たときは、正直「再建を任されてる立場で何言ってんだこいつ」と思いましたが、使い勝手の良い選手を獲得した割には、主なプロスペクトを温存させつつ、燻っている選手を放出することが出来ました。

 

■安定感のある便利屋

Howie Kendrickについて、本職は2塁ですが、外野も任せることができます。2006年にMLBデビューを飾ってからはコンスタントに試合に出続けた33歳。キャリア通算でAVG.289 OPS.749と万能選手としては中々の安定性。2016年シーズンではAVG.255 OPS.691と共にキャリア最低を更新し、さすがに衰えが見え始めたところでの放出となりました。UZRも2BとLFでそれぞれ安定感があり、2016年、2Bでは-1.5、LFでは2.4となっています。

成績を落としていますが、2015年はキャリア平均程度の成績を残していることから、今年度が極端に不調だった可能性もあります。それに、Phillies打線の基準で見れば、ParedesやRufよりも良い成績を残しているわけですから。LFに入ってくれるのであれば何の文句もありません。来シーズンに向けて明るい材料ができました。活躍してくれればWilliamsやHoskinsにKnappなどが上がってくるかもしれない6月や7月あたりにフラッグディールとなるでしょう。

 

■交換相手

Rufももう30歳ですか…Ryan Howardの後釜候補としてここ数年はMLBで見ることも多かったのですが、最後まで目立った活躍を見せることはできませんでした。マイナー通算ではOPS.868と強さを見せていますが、MLBでは.747と、打撃が期待される選手としては物足りない成績で終始しています。まあAAAに絞ればOPS.801ですので、通期で活躍できるタイプの選手では元々ないのかもしれません。

瞬間的な爆発力は高い印象です。印象的なHRなどもありました。しかしながら30歳という年齢を考えればそろそろタイムアップも迫ってきています。1か月前くらいには阪神が獲得調査しているという記事もありました。(3Bで、というのが衝撃的でしたが…)そう考えれば、LADはそれなりに評価してくれているという記事もありましたし、本人にとっても心機一転できる今回の機会はよかったのかもしれません。

しかし、RufとHowardが同時にチームを抜けるとは夢にも思いませんでしたねえ…

 

■出戻りSweeney

対してDarnell SweeneyはもともとChase Utleyの交換相手としてLADからトレードで獲得した選手で、結果的に元の鞘に戻った形ですね。ポジションとしてはKendrickと全く同じOF/2Bとなります。

確かKlentakの前任だったRAJが最後にしたトレードだったと記憶しています。獲得したSweeneyは昨シーズンMLBでも出場機会を得てそこそこの期待を持たせてくれましたが、今シーズンはAAAでも特別良い成績は残せず、低調に終わってしまいました。もう一人の交換相手だったJohn Richyに至ってはAAの壁に跳ね返されています。あの時のUtleyの状態を考えれば致し方ありませんが…なんともRAJは引きが悪かったですねえ。Pence対LindblomはRAJの無能さを象徴するものとして、一生いい続けますよ。

 

■個人的には天晴!ただし…

余剰戦力で監督が要望していたスポットを埋めることができ、GMとしては最高の仕事だったと思います。しかし、この2Bを獲得したことで、現在Cesar Hernandezにトレードの噂が上がっているのが気になります。

現状Philliesは2Bのプロスペクトが枯渇していて、Kingeryくらいしか目ぼしい選手がおりません

そして、個人的にはKingeryよりもHernandezの方が能力は上だと思っているので、あまり放出してほしくないのです。

GalvisやHerreraがコンバートするのか?いやいやそしたらこの2人の方が本職のポジションにプロスペクトが待機してるのですから、トレード候補として売り出した方が良いだろうと。今のところKlentakは否定していますが、12月に向けて不安と期待が入り混じる形で、いよいよオフシーズンが本格化している様相です。

 

■データが少なすぎる

 ドラフトも4巡目となると中々データが集まりません。動画を漁ったらサムネイル詐欺にあたる始末。

 出身校はYavapai CollageというArizonaのコミュニティカレッジ。2年制出身ですので年齢はまだ20歳となります。(プロフィール写真を見ると30歳くらいに見えます…)。1巡目から3人連続で高校生を指名し、4巡目でも大卒は指名しませんでした。やはり徹底していますね。

 さて、このYavapaiはPhilliesにとっては縁のあるJCで、出身者に古くはCurt Schillingや直近だと昨年HoustonにトレードされたKen Gilesなどがいます。信頼と安心のブランドと…言えなくもない。

 身長は180cmちょっとと、そこまで大柄ではありませんが、利き腕は左でチームのニーズに合致します。MLB公式では、多彩な球種を操る技巧派として、将来はローテーションの4番手5番手あたりを狙える素質はあるとの評価を受けていました。

 

■今シーズンはまずまず

 今シーズンはA-の一つ、New-York Pennに所属し、通算でERA2.56と結果はまずまずですが、IP45.2に対してH44は若干打たれすぎか。BB11とコントロールの良さでWHIPは1.20にまとめることができました。全体的に、技巧派の片りんは既に伺うことができます。成績的にも中継ぎよりは先発として育てたほうがよさそうですね。

 ちなみに、同じリーグに全体1位候補と目されていたA.J.Pukがいました。こちらはERA3.03で勝利なしと若干苦しみながらも、IP32.2にSO40と三振率はさすがの一言で、支配的な投球が出来ています。素材としてはやはり上ながらも、投球術という意味では、Romeroも一定の結果を残せたといえるでしょう。

 来年は恐らくAに昇格すると思われます。そこでどの程度通用するのか、また球速などで改善を見せるかどうか、今後の成長に注視したいですね。