佐渡バタースイーツのイベント出店が決まりました
数年来の念願が叶い、今度の日曜日(27日)に
佐渡バターの焼き菓子をこちらのイベントに出展させていただけることになりました。
東京朝市 アースデイマーケット
おとといから明日まで4夜連続で、佐渡バターのパウンドケーキを仕込み中です。
私が愛してやまない佐渡バターの、
いちばんシンプルなおいしさが味わえるのがパウンドケーキだと思い、
メニューをパウンドケーキに絞りました。
今回は、シンプルなプレーンのお味と、
佐渡のいちご生産者さんから直送していただいた越後姫の、2種類を出展する予定です。
この越後姫で作らせていただいたジャム
(ジャムというよりは、いちごの形をかなり残して炊き上げたプレザーブスタイル)が
とびっきりおいしくて、いちごパウンドの方も絶品の仕上がりです。
うまくいけば、今後も毎月1回の出展を予定しているので、
これから季節や旬に合わせて、
佐渡産のフルーツなどを使ったバリエーションも増やしていけたらと思っています。
佐渡の豊かでおいしい食を発信できる機会のひとつになれば、とても嬉しいです。
☆☆☆
そして、もうひとつ。
こちらはまだ先の7月のことですが、佐渡での料理教室開催のご依頼をいただきました。
通算4回目になる佐渡サテライトキッチンです。
7月第3週か4週の日曜日を候補に日程を調整しています。
日時やメニューが確定したら、また詳しいお知らせをさせていただきたいと思います。
来月には、知り合いの方が経営されている素敵なお店のご主人が
私のスイーツとコラボしたいとおっしゃってくださり、そちらの企画も楽しみにしています。
(ここでももちろん、佐渡産食材を使わせていただく予定です)
人のご縁に恵まれて、本当にありがたいお話をいただける機会が増えてきました。
感謝でいっぱいの幸せな毎日です。
本業の方も乗りに乗ってきて忙しくなっているので、
いろんなバランスをとるのが少~し大変ですが、
無理せず、楽しく、「食」と「佐渡」をキーワードにして
人のつながりを広げ、やりたいことに邁進していきたいと思っています。
アップしたいレシピもいくつかあるのですが、それはもう少し落ち着いてからの機会に。
まずは明後日のアースデイマーケットに向けて、仕込みを続けます♪
佐渡バターの焼き菓子をこちらのイベントに出展させていただけることになりました。
東京朝市 アースデイマーケット
おとといから明日まで4夜連続で、佐渡バターのパウンドケーキを仕込み中です。
私が愛してやまない佐渡バターの、
いちばんシンプルなおいしさが味わえるのがパウンドケーキだと思い、
メニューをパウンドケーキに絞りました。
今回は、シンプルなプレーンのお味と、
佐渡のいちご生産者さんから直送していただいた越後姫の、2種類を出展する予定です。
この越後姫で作らせていただいたジャム
(ジャムというよりは、いちごの形をかなり残して炊き上げたプレザーブスタイル)が
とびっきりおいしくて、いちごパウンドの方も絶品の仕上がりです。
うまくいけば、今後も毎月1回の出展を予定しているので、
これから季節や旬に合わせて、
佐渡産のフルーツなどを使ったバリエーションも増やしていけたらと思っています。
佐渡の豊かでおいしい食を発信できる機会のひとつになれば、とても嬉しいです。
☆☆☆
そして、もうひとつ。
こちらはまだ先の7月のことですが、佐渡での料理教室開催のご依頼をいただきました。
通算4回目になる佐渡サテライトキッチンです。
7月第3週か4週の日曜日を候補に日程を調整しています。
日時やメニューが確定したら、また詳しいお知らせをさせていただきたいと思います。
来月には、知り合いの方が経営されている素敵なお店のご主人が
私のスイーツとコラボしたいとおっしゃってくださり、そちらの企画も楽しみにしています。
(ここでももちろん、佐渡産食材を使わせていただく予定です)
人のご縁に恵まれて、本当にありがたいお話をいただける機会が増えてきました。
感謝でいっぱいの幸せな毎日です。
本業の方も乗りに乗ってきて忙しくなっているので、
いろんなバランスをとるのが少~し大変ですが、
無理せず、楽しく、「食」と「佐渡」をキーワードにして
人のつながりを広げ、やりたいことに邁進していきたいと思っています。
アップしたいレシピもいくつかあるのですが、それはもう少し落ち着いてからの機会に。
まずは明後日のアースデイマーケットに向けて、仕込みを続けます♪
学食 de 食育
ひょんなことから新しい職場の厨房で働くことになり、
19日で間もなく1か月になろうとしています。
3月末で保育園給食の厨房の契約が終わるのに合わせて、
ちょうどいい区切りだから、ついでに会社も辞めちゃおうと思ったのですが、
まんまと上司に説得され(笑)、新しい職場に異動という形になりました。
うちのボスときたら、あんな「ちゃらくらげぇ」(佐渡弁で「いい加減」)に見せかけて、
実は案外、私の性格を熟知しているのかもしれません。
どうしたら私のやる気スイッチに火がつくのかを、知っていたんじゃないかと思います。
「誰が店長をやっても売上が上がらなくて、ほとほと困り果てている現場がある。
頼むから俺の頼みを聞いてくれ。1年でいいから頑張ってみてくれないか」と懇願され、
退職話をしたはずだったのに、逆にすっかりやる気に火をつけられてしまったのです。
「全部お前に任せるから、好きなようにやってくれていい。
独立開業に向けて、ニーズを探るいい修業にもなると思うぞ」と。
面白そうなチャンスだったので、
「じゃあ、、、とりあえず1年だけ、頑張ってみます」という約束で、
私はその仕事を引き受けることに決めました。
そんなこんなで、都内の高校の学食の、厨房責任者を務めさせていただくことになったのです。
そして間もなく1カ月。
今のところ、わずかずつではあるけれど着実に売上が上がってきているし、
何の問題も起きていないので、ボスは何にも言ってきません。
むしろ、けっこうご機嫌のご様子なので
「しめしめ。。。けけけ」とばかりに、約束通り、好き放題やらせていただいています。
その毎日の、楽しいことと言ったら。
厨房も、すっかり私仕様にカスタマイズが完了し
(というより、ピカピカに掃除して、要らないものを豪快に捨てただけ)、
肌になじむような感覚で、快適に仕事ができるようになりました。
それと同時に、時間的にも精神的にもゆとりが持てるようになり、
ようやく、本当にやりたいことに手が出せる状況が整ってきました。
もはや「借りてきた猫」状態は卒業。勝負はここからです。
午後から私ひとりになる厨房で、
メニューを立てたり、発注したり、翌日の仕込みをしたりしていると、
子どもたちがパラパラと食堂にやってきて、
部活の前の空腹を満たして元気にグラウンドに走っていったり、
友達と放課後のおしゃべりを楽しんだりして過ごしていきます。
彼らを見ていると、してあげたいことがいろいろ思いつくんです。
「学食 de 食育」が、最近のお楽しみテーマです。
食べ盛りで、とにかくお肉が食べたくてたまらないらしい彼らに
「野菜もちゃんと食べなきゃダメー!」とか、そんなことを言いたいんじゃなくて。
包丁の音を聴かせてあげたいんです。
彼らにおいしいものを食べさせてあげたくて、
たぶんすごーく楽しそうに明日の仕込みをしている私の手が奏でる、嬉しそうな包丁の音を。
手作りの焼き菓子がオーブンで焼ける間の、たまらない香りとワクワクを
教えてあげたいんです。
興味をもって厨房を覗き込んでくる子どもたちには、
例えば今の季節なら、春キャベツの葉の瑞々しさを。新玉ねぎの色白な柔らかさを。
見せてあげたいと思う。
楽しげな包丁の音と、美味しそうな香り。
それが家の中から消え、子どもたちの目の前から消え始めた頃から、
温もりが消え始めたんだと思います。
子どもたちが、どこか寂しく、どこかおかしくなり始めた。
彼らは、友達とおしゃべりしたりゲームに夢中になって騒いだりしながらも、
時々ちゃんと私を見ています。
だって、たまぁに目が合うんだもの。
私が何をしているか。私がどんな風に働いているか。
大人が何をしているか。大人がどんな風に働いているか。
彼らは興味を持って見ています。
楽しそうに働く大人の背中を見せてあげたいんです。
これから社会に出て行く彼らが、
夢と希望をもって、自分の好きな道をいきいきと歩いていけるように。
私にとってお料理は、それを伝える手段です。
とても大切な手段。
今いる場所で、できることはたくさんあります。
今いる場所でできること、やりたいことを全部やり切ったら、
そのときはきっと、自然と次のステージが私を迎えに来るはずです。
今は、今いる場所でできることが面白くてたまらないから。
毎日楽しく真剣勝負をしながら、彼らに思いを注ぎます。
19日で間もなく1か月になろうとしています。
3月末で保育園給食の厨房の契約が終わるのに合わせて、
ちょうどいい区切りだから、ついでに会社も辞めちゃおうと思ったのですが、
まんまと上司に説得され(笑)、新しい職場に異動という形になりました。
うちのボスときたら、あんな「ちゃらくらげぇ」(佐渡弁で「いい加減」)に見せかけて、
実は案外、私の性格を熟知しているのかもしれません。
どうしたら私のやる気スイッチに火がつくのかを、知っていたんじゃないかと思います。
「誰が店長をやっても売上が上がらなくて、ほとほと困り果てている現場がある。
頼むから俺の頼みを聞いてくれ。1年でいいから頑張ってみてくれないか」と懇願され、
退職話をしたはずだったのに、逆にすっかりやる気に火をつけられてしまったのです。
「全部お前に任せるから、好きなようにやってくれていい。
独立開業に向けて、ニーズを探るいい修業にもなると思うぞ」と。
面白そうなチャンスだったので、
「じゃあ、、、とりあえず1年だけ、頑張ってみます」という約束で、
私はその仕事を引き受けることに決めました。
そんなこんなで、都内の高校の学食の、厨房責任者を務めさせていただくことになったのです。
そして間もなく1カ月。
今のところ、わずかずつではあるけれど着実に売上が上がってきているし、
何の問題も起きていないので、ボスは何にも言ってきません。
むしろ、けっこうご機嫌のご様子なので
「しめしめ。。。けけけ」とばかりに、約束通り、好き放題やらせていただいています。
その毎日の、楽しいことと言ったら。
厨房も、すっかり私仕様にカスタマイズが完了し
(というより、ピカピカに掃除して、要らないものを豪快に捨てただけ)、
肌になじむような感覚で、快適に仕事ができるようになりました。
それと同時に、時間的にも精神的にもゆとりが持てるようになり、
ようやく、本当にやりたいことに手が出せる状況が整ってきました。
もはや「借りてきた猫」状態は卒業。勝負はここからです。
午後から私ひとりになる厨房で、
メニューを立てたり、発注したり、翌日の仕込みをしたりしていると、
子どもたちがパラパラと食堂にやってきて、
部活の前の空腹を満たして元気にグラウンドに走っていったり、
友達と放課後のおしゃべりを楽しんだりして過ごしていきます。
彼らを見ていると、してあげたいことがいろいろ思いつくんです。
「学食 de 食育」が、最近のお楽しみテーマです。
食べ盛りで、とにかくお肉が食べたくてたまらないらしい彼らに
「野菜もちゃんと食べなきゃダメー!」とか、そんなことを言いたいんじゃなくて。
包丁の音を聴かせてあげたいんです。
彼らにおいしいものを食べさせてあげたくて、
たぶんすごーく楽しそうに明日の仕込みをしている私の手が奏でる、嬉しそうな包丁の音を。
手作りの焼き菓子がオーブンで焼ける間の、たまらない香りとワクワクを
教えてあげたいんです。
興味をもって厨房を覗き込んでくる子どもたちには、
例えば今の季節なら、春キャベツの葉の瑞々しさを。新玉ねぎの色白な柔らかさを。
見せてあげたいと思う。
楽しげな包丁の音と、美味しそうな香り。
それが家の中から消え、子どもたちの目の前から消え始めた頃から、
温もりが消え始めたんだと思います。
子どもたちが、どこか寂しく、どこかおかしくなり始めた。
彼らは、友達とおしゃべりしたりゲームに夢中になって騒いだりしながらも、
時々ちゃんと私を見ています。
だって、たまぁに目が合うんだもの。
私が何をしているか。私がどんな風に働いているか。
大人が何をしているか。大人がどんな風に働いているか。
彼らは興味を持って見ています。
楽しそうに働く大人の背中を見せてあげたいんです。
これから社会に出て行く彼らが、
夢と希望をもって、自分の好きな道をいきいきと歩いていけるように。
私にとってお料理は、それを伝える手段です。
とても大切な手段。
今いる場所で、できることはたくさんあります。
今いる場所でできること、やりたいことを全部やり切ったら、
そのときはきっと、自然と次のステージが私を迎えに来るはずです。
今は、今いる場所でできることが面白くてたまらないから。
毎日楽しく真剣勝負をしながら、彼らに思いを注ぎます。
越後姫のための、越後姫ブライダルスイーツ
昨日から4日間のGWに突入しました。
連休中は、都内某所のサテライトキッチンにこもってお菓子を焼いています。
来週、高校時代から20年近いお付き合いになる親友が結婚披露宴をするのですが、
披露宴で新郎新婦がゲストの皆さんに手渡すプチガトーの制作を、新婦が私に依頼してくれました。
ここ数日は、その焼き菓子のための、試作や仕込みをしていました。
キッチンで1人、焼き菓子を仕込み、焼成しながら、
ふと幸せがこみあげてきて、なんだか涙が出そうな気持ちにおそわれました。
こんな未来が来るなんて。。。
大事な親友の結婚祝いのために、私がスイーツを焼かせてもらうことができて、
それが彼女に喜んでもらえる贈り物になるなんて。
こんなすごい未来が、いったいどこで、いつから、用意されていたんだろう。
ここまで歩いてきた道のりにふと思いを馳せたら、
本当に嬉しくて、感謝でいっぱいになりました。
かつて。
私の師匠は「技術や知識は愛情なんだ」とおっしゃいました。
いくらお客様に喜んでいただきたいという思いばかり持っていても、
それを形にできる技術や知識がなければ、その思いは伝わらない。ないのと一緒。
だから、どんなお客様のどんな状況や要望にも応えられるように、
知識や技術を磨くんだ、と。
私は、まだまだ知識も技術も未熟です。少しも満足じゃない。
だけど、、、もしこのスイーツが彼女に喜んでもらうことができて、
私にしか贈ることのできない彼女への結婚祝いになるのなら、こんなに嬉しいことはありません。
高校1年の春、彼女と知り合った頃には、こんな未来は想像もしませんでした。
あれからたくさんの出会いがあり、その出会いに育まれて、
私たちは、それぞれに、一回りも二回りも大人になって今に至ります。
そして彼女は、生涯を共にしたいと思える大切な人と巡り合えた。
心からの祝福と祈りをこめて、このお菓子を作ります。
私にこんな温かな思いを与えてくれて、こんな温かな機会を与えてくれて、ありがとう。
彼女にそうお礼を言いたいです。
☆☆☆
そしてこの焼き菓子の完成には、
「Special Thanks」としてお名前を挙げたい方々が他にもいます。
まずは先日、佐渡産いちご「越後姫」をお送りくださったMさん。
この焼き菓子には、越後姫の手作りジャムをふんだんに使わせていただいています。
越後姫の自家製ジャムの仕込み中。
越後姫のジャムを混ぜ込んだ生地(焼成前)。
紅白の生地のうち、「白」の方には
新郎のご出身地である千葉県産の落花生を、ダイス状に刻んで混ぜ込んでいます。
落花生がこんなに香ばしい風味を醸してくれる存在になるとは、想像以上でした。
Mさんがこのブログから「佐渡のいちごを送ります」というメッセージをくださらなければ、
私は、今回の焼き菓子にいちごを使おうなどというアイディアさえ、湧きませんでした。
もともと、この焼き菓子を作ろうというアイディアは温めていたのですが、
新潟・佐渡産いちご「越後姫」というキーワードをMさんから与えていただいたおかげで、
いちごを生地に混ぜ込んで、紅白のクッキーを作ろうというアイディアを思いつき、
より結婚披露宴らしい、春らしい、新潟生まれの彼女にふさわしい、
かわいい焼き菓子が作れたと思います。
もうお1人、感謝を捧げたいのは、去年の春まで同じ厨房で働いていた、私の同僚です。
調理師学校卒業後(実は私と同じ学校出身)、
イタリアで料理とお菓子の修業をしてこられたその人が、
今回私が準備している焼き菓子「バーチ・ディ・ダーマ」というイタリア菓子を教えてくれました。
イタリア語で「貴婦人のキス」を意味するというこの焼き菓子は、
上の写真のような一口大のクッキー2個を、溶かしたチョコレートでくっつけた、
とってもかわいらしい形のお菓子です。
このお菓子を、結婚披露宴の祝い膳によく登場する「はまぐり」に見立て、
プチガトーで表現してみようかなと考えていたんです。
はまぐりの上下2枚の貝殻は、他の殻とは決してぴったりと形が一致しないことから
世界でただひとつの結びつきの象徴とされています。
そんなイメージで、このバーチ・ディ・ダーマを披露宴のプチガトーに選んでみたのですが、
そもそも、こういうイタリア菓子の存在を教えてくれたのが、その人でした。
最後にもうお一方。
今回、私がこもっているサテライトキッチンの予約をとってくださった「アネゴ」に、心から感謝を。
最近の私は、朝7時から夜7時まで週6で働く生活をしていたので、
このキッチンを借りる際の予約手続きに、どうしても自分で行くことができませんでした。
それで、キッチンのご近所に住んでいるアネゴに頼み、
わざわざ窓口に出向いていただき、予約金の支払いまでしていただいて、
無事に予約をとることができたんです。
もしここを借りることができなければ、
それでも、なんとしてでも彼女の気持ちに応えようとは決めていましたが、
400個近いクッキーを仕込んで焼くとなったら、
いくら思いはあっても、さすがに途中で泣きべそをかいていたんじゃないかと思います(笑)
サテライトキッチンでは、6台あるオーブンをフル稼働させて焼成ができるおかげで
それだけを考えても、単純に6倍のスピードでお菓子が出来上がっていきます。
1回わずか20数個のクッキーしか焼けない自宅のオーブンで
1回につき10分かかる焼成をひたすら繰り返すことを思うと、
広い厨房を借りられてほんとに良かったです。
たくさんの方たちの温かさや支えのおかげで、このお菓子を無事に完成させることができます。
明日、もう1日かけて仕上げをし、ラッピングする予定なので、まだ気は抜けませんが
本当に、いろいろなつながりに感謝でいっぱいです。
新婦になる友人にとっても、きっとたくさんの方たちの支えに感謝して迎えるだろう結婚披露宴。
二人の門出を祝う最高の1日になることを、願っています。
連休中は、都内某所のサテライトキッチンにこもってお菓子を焼いています。
来週、高校時代から20年近いお付き合いになる親友が結婚披露宴をするのですが、
披露宴で新郎新婦がゲストの皆さんに手渡すプチガトーの制作を、新婦が私に依頼してくれました。
ここ数日は、その焼き菓子のための、試作や仕込みをしていました。
キッチンで1人、焼き菓子を仕込み、焼成しながら、
ふと幸せがこみあげてきて、なんだか涙が出そうな気持ちにおそわれました。
こんな未来が来るなんて。。。
大事な親友の結婚祝いのために、私がスイーツを焼かせてもらうことができて、
それが彼女に喜んでもらえる贈り物になるなんて。
こんなすごい未来が、いったいどこで、いつから、用意されていたんだろう。
ここまで歩いてきた道のりにふと思いを馳せたら、
本当に嬉しくて、感謝でいっぱいになりました。
かつて。
私の師匠は「技術や知識は愛情なんだ」とおっしゃいました。
いくらお客様に喜んでいただきたいという思いばかり持っていても、
それを形にできる技術や知識がなければ、その思いは伝わらない。ないのと一緒。
だから、どんなお客様のどんな状況や要望にも応えられるように、
知識や技術を磨くんだ、と。
私は、まだまだ知識も技術も未熟です。少しも満足じゃない。
だけど、、、もしこのスイーツが彼女に喜んでもらうことができて、
私にしか贈ることのできない彼女への結婚祝いになるのなら、こんなに嬉しいことはありません。
高校1年の春、彼女と知り合った頃には、こんな未来は想像もしませんでした。
あれからたくさんの出会いがあり、その出会いに育まれて、
私たちは、それぞれに、一回りも二回りも大人になって今に至ります。
そして彼女は、生涯を共にしたいと思える大切な人と巡り合えた。
心からの祝福と祈りをこめて、このお菓子を作ります。
私にこんな温かな思いを与えてくれて、こんな温かな機会を与えてくれて、ありがとう。
彼女にそうお礼を言いたいです。
☆☆☆
そしてこの焼き菓子の完成には、
「Special Thanks」としてお名前を挙げたい方々が他にもいます。
まずは先日、佐渡産いちご「越後姫」をお送りくださったMさん。
この焼き菓子には、越後姫の手作りジャムをふんだんに使わせていただいています。
越後姫の自家製ジャムの仕込み中。
越後姫のジャムを混ぜ込んだ生地(焼成前)。
紅白の生地のうち、「白」の方には
新郎のご出身地である千葉県産の落花生を、ダイス状に刻んで混ぜ込んでいます。
落花生がこんなに香ばしい風味を醸してくれる存在になるとは、想像以上でした。
Mさんがこのブログから「佐渡のいちごを送ります」というメッセージをくださらなければ、
私は、今回の焼き菓子にいちごを使おうなどというアイディアさえ、湧きませんでした。
もともと、この焼き菓子を作ろうというアイディアは温めていたのですが、
新潟・佐渡産いちご「越後姫」というキーワードをMさんから与えていただいたおかげで、
いちごを生地に混ぜ込んで、紅白のクッキーを作ろうというアイディアを思いつき、
より結婚披露宴らしい、春らしい、新潟生まれの彼女にふさわしい、
かわいい焼き菓子が作れたと思います。
もうお1人、感謝を捧げたいのは、去年の春まで同じ厨房で働いていた、私の同僚です。
調理師学校卒業後(実は私と同じ学校出身)、
イタリアで料理とお菓子の修業をしてこられたその人が、
今回私が準備している焼き菓子「バーチ・ディ・ダーマ」というイタリア菓子を教えてくれました。
イタリア語で「貴婦人のキス」を意味するというこの焼き菓子は、
上の写真のような一口大のクッキー2個を、溶かしたチョコレートでくっつけた、
とってもかわいらしい形のお菓子です。
このお菓子を、結婚披露宴の祝い膳によく登場する「はまぐり」に見立て、
プチガトーで表現してみようかなと考えていたんです。
はまぐりの上下2枚の貝殻は、他の殻とは決してぴったりと形が一致しないことから
世界でただひとつの結びつきの象徴とされています。
そんなイメージで、このバーチ・ディ・ダーマを披露宴のプチガトーに選んでみたのですが、
そもそも、こういうイタリア菓子の存在を教えてくれたのが、その人でした。
最後にもうお一方。
今回、私がこもっているサテライトキッチンの予約をとってくださった「アネゴ」に、心から感謝を。
最近の私は、朝7時から夜7時まで週6で働く生活をしていたので、
このキッチンを借りる際の予約手続きに、どうしても自分で行くことができませんでした。
それで、キッチンのご近所に住んでいるアネゴに頼み、
わざわざ窓口に出向いていただき、予約金の支払いまでしていただいて、
無事に予約をとることができたんです。
もしここを借りることができなければ、
それでも、なんとしてでも彼女の気持ちに応えようとは決めていましたが、
400個近いクッキーを仕込んで焼くとなったら、
いくら思いはあっても、さすがに途中で泣きべそをかいていたんじゃないかと思います(笑)
サテライトキッチンでは、6台あるオーブンをフル稼働させて焼成ができるおかげで
それだけを考えても、単純に6倍のスピードでお菓子が出来上がっていきます。
1回わずか20数個のクッキーしか焼けない自宅のオーブンで
1回につき10分かかる焼成をひたすら繰り返すことを思うと、
広い厨房を借りられてほんとに良かったです。
たくさんの方たちの温かさや支えのおかげで、このお菓子を無事に完成させることができます。
明日、もう1日かけて仕上げをし、ラッピングする予定なので、まだ気は抜けませんが
本当に、いろいろなつながりに感謝でいっぱいです。
新婦になる友人にとっても、きっとたくさんの方たちの支えに感謝して迎えるだろう結婚披露宴。
二人の門出を祝う最高の1日になることを、願っています。






