詩『言葉の街から』 対話シリーズ 6005-6008 | nishiyanのブログ

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この列島の一住民です。(九州)
今までにない最悪の復古的イデオロギー政権を退場させるため消費(GNPの約6割を占める家計消費)を意識的に控える活動を広めることを開始。2017.12.14に休止。★ひとり継続中。

詩『言葉の街から』 対話シリーズ



6005
気にもしなかったこと
が指摘されると
ひとつのスペクトル帯が現れ座る席を問われる



6006
農業中心からサービス業中心へ
ガラガラと入れ替わり
人は人を過剰に気にするようになった



6007
以前は作物と静かに目で対話しながら汗を流し
年中行事や祭を除けば
あんまり他人との行き来もなかった



6008
木々や作物の自然波の呼吸から関わり合う人間波の呼吸へ
産業社会の転換が
絶えず人の心にさざ波立てている