詩『言葉の街から』 対話シリーズ 5977-5980詩『言葉の街から』 対話シリーズ 5977 学校にエンクロージャーされた 土ぼこりの少年期 遊びに熱中する歌は無償だった 5978 慌ただしい青年期になると 世界が傾いて こちらにあれこれ圧をかけ規制する 5979 言葉の幼年期には 詩は 世界への讃歌だった 言葉の青年期には 詩は不在への問いかけになった 5980 初めひとりひとりのものだった詩は 言葉の青年期には 専門詩人が登場しはじめる 詩の青年期