詩『言葉の街から』 対話シリーズ 5965-5968詩『言葉の街から』 対話シリーズ 5965 初めは不慣れで先の見えない みちでも 次第に踏み固まって流れ出す 5966 (ああ これが普通や自然 ということなんだ) と丘の上に立って思う 5967 下の方のことを忘れてしまった わけじゃない でももうここまで来てしまった 5968 踏みしめる足下には いくつもの 小物語たちが横たわっている