詩『言葉の街から』 対話シリーズ 1861-1865 | nishiyanのブログ

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この列島の一住民です。(九州)
今までにない最悪の復古的イデオロギー政権を退場させるため消費(GNPの約6割を占める家計消費)を意識的に控える活動を広めることを開始。2017.12.14に休止。★ひとり継続中。

詩『言葉の街から』 対話シリーズ



1861
くよくよしても始まらない
病気やケガや
身体の不自由になる前に 黒雲



1862
黒雲ばかり見つめていると
黒くなる
心を抱えて言葉の森をさ迷う



1863
暗い不毛の森で
きみは出会うんだ
金剛石みたいに堅い不動の言葉に



1864
言葉も神も超えた
名づけようもない
世界内 われらは日々泳いでいる



1865
その時はその時さ 折り返して
じっくり考えればいい
くよくよしても始まらない