詩『言葉の街から』 対話シリーズ 1843-1846詩『言葉の街から』 対話シリーズ 1843 「黙っていたらわからないじゃない」 に呼応するでもなく 今では自然に言葉が流れ出す 1844 はた目にはわかりにくいけど 言葉への無数のいとは 等質ではなく強弱・pHもある 1845 張り詰めた大気の中 言葉の岸へ 心イオンたちが泳動する 1846 自分の部屋みたいな 沈黙の海から いろいろ切り整えて出かけてくる 言葉よ