葛飾区の花見処水元公園と業平山南蔵院 | 北海道・札幌・東京の美味しいもの・楽しいこと

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先週末家族が東京に来ていたのでお昼を食べながら地元の東京都で最大級の公園で桜、菖蒲、メタセコイアの名所の水元(みずもと)公園に行ってきました。
 
水元さくら堤
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ここは公園に沿って道路があって両脇に6000本を越える桜並木が約4キロにわたって続いていて春には多くの花見客で賑わいます。
 
水元公園の桜
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北海道のお花見はGWの後半がピークで、札幌の家からすぐの円山公園では桜の木の下でお花見バーベキュー(ジンギスカンや焼肉)をしている人がたくさんいて公園内に焼肉の匂いが充満していますが、東京は先週は最高気温が20度を超えていましたが週末は気温が低かったのでお花見客もかなり少なかったです。

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木の幹から枝が出ていて桜が咲いていました。

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北海道の桜はエゾヤマザクラが多いのでソメイヨシノは昔から見慣れた感じがします。
 
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ここは白に近いピンクのソメイヨシノが多いですが、ところどころにピンクの枝垂桜が咲いています。
 
水元公園の桜の土手の下にはしばられ地蔵が有名な業平山南蔵院があります。
 
業平山南蔵院
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平安時代の歌人の在原業平が隅田川で舟遊びをした時に船が転覆して多くの人が亡くなり、業平がその人々を弔い、を刻み村人に与え法華経を写経して塚に納め、その傍らに南蔵院が創建されたそうです。
 
開運の鐘
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大みそかには除夜の鐘が打たれる大きな鐘で自由にならせます。
 
しばられ地蔵尊
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本堂左側の小さな堂の中に荒縄でぐるぐる巻きにされた小さな地蔵尊です。
 
盗難・厄除け、足留めの願をかけるときは、江戸時代の南町奉行大岡越前守忠相が大岡裁きの故事に由来して地蔵尊を縄でしばり、願いが叶えば縄解きをします。
 
しばられ地蔵の由来は八代将軍徳川吉宗の治世に日本橋にある呉服問屋の手代が南蔵院の境内でうっかり一眠りしている間に反物を荷車ごと盗まれてしまいました。

調べに当たった名奉行、南町奉行大岡越前守忠相は、「寺の門前に立ちながら泥棒の所業を黙って見ているとは、地蔵も同罪なり、直ちに縄打って召し捕って参れ」と命じ、
地蔵はぐるぐるに縛られ、車に乗せられ江戸市中を引き廻され南町奉行所へ野次馬が、どんなお裁きが始まるかと奉行所になだれ込みました。
 
頃を見計らった越前守は門を閉めさせ「天下のお白州に乱入するとは不届至極、その罰として反物一反の科料申附ける」の一声、奉行所にはその日の内に反物の山が出来ました。

手代に調べさせるとその中から盗品が出て、それからそれへと調べると当時江戸市中を荒した大盗賊団が一網打尽となったのです。

越前守は地蔵尊の霊験に感謝し、立派なお堂を建立し盛大な縄解き供養を行いました。

以来、お願いするときは縛り、願い叶えば縄解きするという風習が生まれ、盗難除け、足止め、厄除け、縁結びなど、あらゆる願い事を聞いて下さる霊験あらたかな地蔵尊として祀られています。

幼稚園の桜
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自分と子供の通っていた幼稚園の園庭の桜で、桜を見に行った時に子供が通っていた時の先生かいて久しぶりに会って話をしました。
 
東京の桜もかなり満開になっているので週末まで咲いているかかわかりませんが週末に咲いていればまた紹介します。