会社全員で勉強すると言うこと | 老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

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東京の下町・墨田区・両国で、糸とセーターを売っている [丸安毛糸]の3代目社長です。 経営者の視点、後継者の視点、アパレル業界人の視点・・で気づいたこと、そして、自分らしく事業承継していく方法を書いています。みんなで一緒に元気になれるようにお伝えしていきます!


こんばんは。



私、「社員教育」と言うコトバが好きではない。

だから、会社全員で勉強すると言うこと、と言う題名にしました。



なんか、しつけ! みたいに聞こえるし、スタッフだけが勉強しなさい、

社長自身は完璧だし、みたいにも聞こえるから。



私が目指しているのは、全員が学習する会社。



それぞれが、学ぶ意味を理解して、自らが学ぶ、学びたいと言う姿勢が

ある会社です。



会社が100社あれば、100通りの会社があります。

「社員教育」と呼ばれる勉強会に対しての考え方も100通り。




なぜやるのか。


どうなりたいのか。




やればやるだけ、お金をかければかけるだけ、成果が出るわけじゃない。

また、他の会社がやっているから、、、そんな理由でやっても

ダメなんだろうな。



成果とは会社では、もちろん、売上であり利益です。



費用対効果や即効性を求めると、その方法はあるとは思うけど、

それをするか、しないか、もその会社の判断であり、カラーです。

ちなみに私は、即効性を求めているものばかりではありません。



会社の価値とか、文化とか、考え方を学ぶ勉強と、

マーケティングの勉強、この2つが私は好きです。



話を元に戻すと、、、



勉強しなくても、業績のいい会社もある。

でも、これからの激変の時代は、勉強しないで売上を伸ばすことは

不可能だと思うけどね。



さて、そもそもなぜ勉強するのか?



これも、100通りあると思いますが、、、



来年60周年を迎える私たち。

この60年間、様々なことがありました。

いい時もあるし、悪い時もある。

やりたいことが出来る時もあるし、出来ないこともある。

、、、、




大きな流れがあります。大きな波がありました。




それはどうして起きるのか、と言うと、私は「人」「人財」の要因に

尽きると思うからです。




大手企業とは違い、中小零細企業は、人が辞めたり、入れ替わった時、

すぐに代わりの人が、社内にいるわけではありません。



「人」と業績はかなり密接に連動するように思います。

だからと言って、それを見越して、余分に人を採用出来ません。



だから、、、



常に、今いるスタッフの能力を上げる。

みんなで勉強する。



そうすると、大きな流れ、大きな波を極力小さくすることが出来る。

いい時と悪い時の波が、小さい幅になると思うのです。



だから、私にとって、会社全員で勉強すると言うことは、

会社を続けて行く為、なんです。



どうなりたいか。



それは、最初に書いた通り。

全員が学ぶ姿勢のある会社です。



そこで常に意識していることは、全員で同じことを勉強する。

と言うこと。



幹部や一部のスタッフだけが勉強するのではなく、

一緒に同じことをやる。



そうするとどうなるか、、、



社内での、共通用語が増える。

一言で全員に伝わるのです。



7年間、そんなことを意識して続けてきました。

最初は、居眠り当たり前(笑)。

現場を持っているスタッフは、いやいやだったでしょう。

でも続けてきて良かった。

そんな成果が出て来ていますから。


学習する会社になってくると、人に教える、人を育てる、と言うことが、

当たり前になる、普通になるんです。


このように、会社は続いていくんですね。



昨年は、3回、全員で勉強する機会がありました。


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