中長期経営計画って危険!? | 老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

老舗ニット会社三代目社長岡崎博之の自分らしく事業承継

東京の下町・墨田区・両国で、糸とセーターを売っている [丸安毛糸]の3代目社長です。 経営者の視点、後継者の視点、アパレル業界人の視点・・で気づいたこと、そして、自分らしく事業承継していく方法を書いています。みんなで一緒に元気になれるようにお伝えしていきます!


おはようございます。


今日は年度末で全員出社の土曜日です。


年度末と言うこともあり、次期の経営計画の話題がブログや

Facebookでも多いですね。



先週のエクスマセミナーで、藤村先生もこう言われていました。

「今の時代、長期計画を達成している会社は、ある意味、危ない。」
 



つまり、この激動の時代において、長期計画をコツコツと達成している

会社って、どうなんだろう? と言う問題定義です。



一般的には長期計画は10年、中期計画は3年~5年と言われています。

長期計画を立てた10年前、、、

確かにこんな時代になるとは、予想をしていなかったハズ。(笑)



そう思っていたら、同じ勉強仲間の税理士の山本先生のブログに

同じことが書かれていました。


山本先生は、NHK公認の『大河ドラマ税理士」なんです!


3年計画や5年計画の弊害 ↓

http://ameblo.jp/0689783123/entry-11500538285.html


<ブログ文中より>

どこまで言っても金融機関や支援先企業を向いている
気がします。


お客さまを見ようとしていない気がします。中長期の計画の弊害です。


・ お客さまのほうを向いてどんなコトを提供できるのか。

・ どうすればお役にたてるのか。その理由を整理する。


そうでないとこの計画はムダになる可能性が高いです。



その通り!! 山本先生、激しく共感。(笑)

著名な税理士の先生のお話だから、私が言うより断然説得力

ありますよね。




実は私もそんな経営計画を立てていました。

書いたことで自分自身が満足して、、、(笑)

きれいな数字を並べて、金融機関の方に見せたこともあります。

また、中長期計画とうたい、これからやれそうな事をただ

並べていました。

そんな計画書をスタッフへも見せて、発表した事もある。


ところが、、、



全く通じなかった。理解が得られなかった。

その時、「誰に向けて書いた計画書なんだ!?」

そう気がついたんです。



それから、カタチだけの経営計画書は書くのを止めました。

誰に、、、をまずはスタッフ。 次にお客様にした。

スタッフと一緒に考える、スタッフと一緒に作る計画にしました。


これを書き出すと、長くなるので、今日は書きません。(笑)




あっ、勘違いしないで下さいね。

中長期経営計画書をすべて否定しているわけではないですよ。(笑)

お客様を向いて、ちゃんと伝わり、なおかつ時代にフレキシブルな

計画書であるならば、素晴らしいと思うし、

そんな計画書を書いている立派な経営者は、私の周りには

たくさんいますから。



来週月曜日に入社する新入社員の為の席づくりと、

席替え中です。


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席替えをするだけで、気分が変わる。

フレッシュマンが入り、空気も変わる。



来週月曜日、4月1日、新しい期が始まります。



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