日本将棋連盟津山支部が主催する2024年度初の第188期津山王将戦が津山市中央公民館で行われた。
本日集まってくれたのはA級21人、B級10人、C級15人の総勢46人の対局者に加え付添者、運営者を含めると55人になった。また本日は鳥取市や備前市、岡山市、倉敷市など美作エリア以外からも多数駆けつけていただき運営を代表して厚く御礼申し上げます。
冒頭、今回も現支部長欠席のため、前津山支部長・小林正典氏の挨拶で始まり、対局ルール説明など諸注意事項については幹事長の森川が行いました。
持ち時間はA・B級は各15分、切れたら1手20秒の秒読付。
またC級は各10分、切れたら1手20秒の秒読付です。
こうした短時間の持ち時間については様々意見もあるところだけど遠方からお越しの方や、お手伝い下さっている親御さんのこともあるためやむを得ない措置です。もちろん感想戦も手短にするようお願いしています。
ということで本日の終了~撤収は午後3時前にすべて完了しました。この点についてもとても感謝しております。
対局はスイス式トーナメント戦で全員対局行いました。
【C級の様子と結果】=15人
≪C級の様子≫
Ⅽ級は午後0時に予定通り終了いたしました。その様子などは以下のとおり。
奇数の参加者だったため不戦勝者には指導対局を森川がおこないました。
あいにくカメラの調子が悪く、C級の表彰式の様子が写っていませんでした<m(__)m>
≪C級の結果≫参加者15人 敬称略
優勝:シモノ ハジメ(津山・弥生小4年)
準優勝:ミヤガワ ジンスケ(岡山)
第三位:オカ アサヒ(津山・高倉小4年)
【B級の様子と結果】=10人
≪B級の様子≫
SDカードに不具合があり、映像データがあまり保存されていなかったようです。
≪B級の結果≫参加者10人 敬称略
優勝:ツガワ ユウゴ(津山・北陵中2年)
準優勝:アンドウ ユウシン(美咲・旭学園7年)
第三位:シモヤマ ユウセイ(津山・津山高校1年)
今回はこのクラスは中学生が上位を占めました。
【A級の様子と結果】=21人
≪A級の様子≫
≪A級の結果≫参加者21人 敬称略
優勝:ホンダ クニヒロ(津山・下高倉東)
準優勝:ツチヤマ シオリ(美咲・旭学園5年生)
第三位:コバヤシ タクミ(備前)
次回の第189期津山王将戦は5月19日にこの津山市中央公民館大会議室で行いますので
またご参加いただけますようお願いいたします。
昨日に続いて本日は2024年度最初の日曜津山キッズ将棋教室の日でした。
日曜津山キッズ将棋教室は津山市中央公民館大会議室でとても広い会場です。
そのようなことから日曜教室は朝9時~12時まで受講者の入替をすることもなく入門・初心者から有段者まで同時に行っています。
本日の受講者は30人(うち17人が中学生以上)、講師陣は5人、受付事務担当者4人で総勢39人でした。小学生以下の参加者数が少ないのが気になっています。小学生で将棋を習いたい子どもさんがいましたら是非ご連絡をください。
さて、冒頭、いつものように不定玉から開会の挨拶をおこない、続いて3月末までに昇級した人に認定状授与をおこないました。
マナー講座は普段通り行いました。本日のリーダーはO部くんでした。
この後、ミニ講座タイム。
今日は4班に分けて行いました。
1級以上有段者は相互対局でスタート。
1級~準初段の人はBリーグ、初段~初段半の人はAリーグ、どちらにも属さない人は講師陣と対局を進めてもらいました。
2級~9級の人は大盤によるプロ棋士の棋譜鑑賞をしてもらいました。本日は竜王戦予選から高田五段×井上九段の一戦でした。
10級~25級の人はカズキ先生の大盤による6枚落ち講座を行いました。
26級~30級の人はマルチャン先生の1手詰め将棋などの演習をおこないました。
10時頃には子供たちのお待ちかねの全員昇級戦へ移行しました。
その様子などどうぞ
本日の昇級者は・・・次のお二人です。
Tリュウカ11級→10級へ(9勝3敗規定による)
Sユウダイ25級→24級へ(6連勝規定による)
おめでとうございます。
本日は11時50分に終わりの会をおこないました。
来週4/14の津山王将戦への誘導と5/12の文部科学大臣杯小中学校団体戦(締め切り5/6)のチーム編成を急ぐように伝えて解散。心ばかりのお菓子を今日もプレゼントして終わりました。
最後は大勢の方に机の移動や後片付けをお手伝いいただき大変助かりました。謹んで感謝申し上げます。
春休みも間もなく終わり。津山の鶴山公園ではさくら祭りでほぼ満開となりました。
津山キッズ将棋教室も2024年度のスタートの日となりました。会場となっている西苫田公民館の庭にも春の草花が植えられて出迎えてくれました。
ところが、朝会場となる部屋に来てとても残念なことに遭遇しました。
いつもお世話になっている公民館の和室の障子に大きな穴が開いたままでした。
確かに形あるものはいずれは壊れたり破れたりするものですが、利用者は善管注意義務があります。少なくとも管理人に届け出をし補修するべきですね。公民館には右下のような張り紙がされています。
さらにいつも目にするテーブルに油性マジックの先で叩いた痕がありました。
どこの利用団体にせよ、これをだまって放置して帰るようなことは許されるはずもありません。
公民館施設は自分の家と思ってみんなで大事に使っていきたいものです。
このことは今朝、管理人の方に報告させていただきました。管理人さんに聞くところによると今朝これらの部屋は鍵もかかっていなかったそうです。(通常は一日の最後に使用した団体さんが各部屋に施錠して帰ることになっています)
前置きはこれくらいにして・・・
今朝の初級、初心者向け教室には14人の受講者、講師陣4人、事務受付担当1人、合計19人となりました。
冒頭、年度初めの挨拶をおこない早々にマナー講座→将棋の勉強法座学です。
続いて2班(初級クラスと初心クラス)に分かれてミニ講座。
初級クラスはカズキ先生とS水先生で詰将棋の演習で肩慣らし。
初心者クラスは不定玉が担当、せっかくの教材テキストを自宅で開いたことがないということだったのでそ、その障害となっている譜面の読み方をわかってもらわないといけません。
まず、テキストを読めるように譜面の駒の位置の表し方を説明。例えば☗7六歩はどこでしょう?といった具合です。そのうえで簡単な1手詰を符号を言ってもらって解く練習をしました。
10時頃にはミニ講座も終了。講師陣もはいって昇級戦を行いました。
今朝の初級・初心者向け土曜キッズ将棋教室は11時30分に終了。
最後に挨拶をして最後に最後まで頑張った子どもたちに心ばかりのお菓子(チョコレート)を配って終わりました。
今朝、昇級を手にした人は次の3人でした。おめでとうございました!
Aケイト20級→19級へ(9勝3敗規定による)
Uコウセイ25級→24級へ(9勝3敗規定による)
Kチヒロ27級→26級へ(9勝3敗規定による)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
約1時間の休憩時間を入れて、中級~有段者クラスと入替を行います。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
そして12時30分から午後の部に入りました。
午後の受講者数は15人。講師はマルチャン先生が午前中で帰ってしまい3人。そして受付事務担当1人で午後も総勢19人でした。
午後も不定玉の年度初めの挨拶からはじまり、4/14の第188期津山王将戦参加の呼びかけと5/12の小中学校団体戦のチーム編成を急ぐように、と。
この後は前回までに昇級した人に認定状の授与式を経てミニ講座へ。
今日のミニ講座は参加者全員に受けてもらいました。
というのも、先月行われた美作竜王戦三番勝負の棋譜鑑賞を行ったからです。結果はすでにでているものの、その内容たるや双方の駆け引きが興味深く教室生の勉強になると思ったからです。
よって約30分かけて棋譜鑑賞を行いました。
およそ、1時20分頃から昇級戦(相互対局)に全員突入。そこかしこで盤上に火花で盛り上がっています。
というのも、このクラスでは現在Aリーグ=初段半・初段の人を対象に実施、Bリーグ=準初段・1級の人を対象に実施。いずれのリーグ戦も総当たり三番勝負のロングラン方式でリーグ1位が昇級(1ランクUP)となるからです。津山キッズ将棋教室では1級から1つでも上がるのにはかなりの苦労が必要でそれを緩和救済措置としたのがこのリーグ戦だからです。
終わりの会を2時55分ごろに行い、連絡事項を行い、最後にお菓子を配布し
3時前には終了、片付けも同時に行い撤収しました。
明日は日曜津山キッズ将棋教室の日です!明日もがんばります!
新年度になりましたのでとり急ぎ四半期の津山キッズ将棋教室の予定をお知らせいたします
教室会員の皆様には案内済ですが、ここでは最近来られていない教室会員の方や教室を体験(=無料)してみたいと思っている方もいるかと思いますのでご参考になさってください。
土曜教室・日曜教室の体験希望の方は開始時間の5分前に会場にお越しください。教室の詳細についてご説明させていただきますのでよろしくお願いします。
土曜津山キッズ将棋教室
会場:津山市立西苫田公民館 和室他/津山市小原67-1
【4月】6日・20日の2回
【5月】18日・25日の2回
【6月】15日・29日の2回
以上の各日で下記時間帯におこないます。
①朝9時~11時30分が主に入門者・初心者・初級者を対象に実施。
②昼12時30分~3時が主に中級者・上級者・有段者を対象に実施。
日曜津山キッズ将棋教室
会場:津山市立中央公民館 大会議室/津山市大谷600
【4月】7日・21日・28日の3回
【5月】なし(地元の将棋大会や小中学生を対象とした大会が目白押しのため)
【6月】2日・23日・30日の3回
いずれの日にちも下記時間帯で全クラスを同じ時間帯で実施。
朝9時~12時まで3時間実施
火曜夜の津山キッズ将棋教室
会場:津山キッズ将棋教室本部/高野本郷1264-7
こども・女性を対象に毎週火曜夜6時30分~8時30分の時間帯におこないます。
事前に必ずお電話ください。詳細等は090-9635-4773/将棋指導員 森川
完全予約制/平日の日中将棋教室
会場:津山キッズ将棋教室本部/高野本郷1264-7
学校の放課後時間に入門・初心者のこどもさんにわかりやすくマンツーマン指導します
事前に必ずお電話ください。講師の都合でできない日時もありますのでご了承ください
御予約・詳細については090-9635-4773/将棋指導員 森川
文部科学大臣杯
第20回小・中学校将棋団体戦・岡山県代表選考会のお知らせ
1.日 時 令和6年5月12日(日) 9時~13時(9時受付、9時30分開始)
2.会 場 倉敷市芸文館別館・202会議室
3.参 加 費 1,500円/チーム(当日集めます)
4.参加資格 同一の小学校・中学校に在学する児童・生徒3名で編成されたチーム
5.競技方法 3人1チームの団体戦(同一小学校、中学校の生徒でチーム編成する事)
優勝チーム(小学校、中学校)は7月に大阪で開催の西日本大会に出場
6.対局方法 参加チーム数により当日発表します(申込時の選手の順番は変更不可)
当日、体調不良で参加できない選手が出た場合、代わりの選手を認めます。
ただし、そのチームが西日本大会に進んだ場合、代打で出た選手がそのまま
代表選手の一員となるとのことです。(体調不良で休んだ選手の復活は認めない)
このことはあくまで救済規定であり、詳しくは下記9の問い合わせ先まで。
7.申 込 4月から申込受付開始しますので下記アドレスにメールで申込願います。 yoshiakiooishi7@gmail.com(大石)
*小中学校名、代表者氏名(連絡先)、選手氏名(3人)を記入
8.申込締切 令和6年5月6日(月)
9.問合わせ 岡山県支部連合会 大石 (電話 090-1688-0294)
10.そ の 他 午後から代表チームには有森八段の指導対局を予定しています
午後の教室は12時30分から。
こちらの方は春休みに入ったことや高校受験も終わったこともあって13人の受講者が集まってくれました。講師陣は朝からロングランで3人が担当(マルチャン先生は午前中のみ)
事務受付担当に3人で19人が参加。
このクラスでは前回から5月末にかけてAリーグ(初段・初段半)とBリーグ(準初段・1級)の総当たり戦(3番勝負)を行い優勝者が1階級上がります。準優勝者は次点でもう1回次点を取ることで1階級UPすることにしています。詳細は敢えてここでは書きませんがこのランクでは昇級条件が厳しいため、この措置で教室を盛り上げようというものです。
最初に強くなるために・・・の読み合わせから。
ここはS山君にリードしてもらいうました。ありがとう!
さて本日のミニ講座には全員参加してもらいました。
じつは某アマ棋戦の頂上決戦の棋譜鑑賞を行いました。
これはみんな真剣に聴講していて、かなり盛り上がったのでやってよかったと思います。また新年度にも同じようなことをやってみたいと思います。
後半は、昇級戦(相互対局)を中心に行いました。
みんな堪能したことでしょう。
午後の部で昇級者がでました!
A ユウシン5級→4級へ(6連勝規定による)
おめでとうございます!今後の昇級規定は今以上に厳しくなりますのでがんばってください。
終わりの会では忘れ物に注意することと4/14の津山王将戦への参加を呼び掛けて終わりました。
最後に参加された全員にチョコレートを配って本日の頑張りのご褒美としました。
新年度もよろしく!
すでにご案内しておりましたとおり、今日は2023年度最後の土曜津山キッズ将棋教室の日でした。
ただ、この時期になってもまだ寒暖の差が激しく、インフルエンザBが流行しており欠席する子もいたりして11人の受講者となりました。講師陣は4人、事務受付担当2人、付添1人の合計18人の参加でした。
年度末の教室だから特別なことをしたわけでないのですが、こども2~3人にこの1年間で将棋がうまくなったと実感しましたか?と質問を投げかけると強くなれたかな・・・と答える子もいれば、昇級はしたけどそんなに強くなったという実感はないという子もいた。
そこで今朝はT君に将棋テキストの「強くなるための方法」10項目についてリードしてもらいました。10項目のうちこれまでできていないと思ったことを1つでも自分の負担にならない程度でよいので実践してみてほしいと伝えました。
1⃣自分より少し強い人と指す。
2⃣やさしい詰将棋をたくさん解く。
3⃣玉をかこって指す
4⃣攻め・受けの手筋を勉強する
5⃣三手先を読んで指す
6⃣~・・・
続いてミニ講座。
こちらの方は3組に分かれました。
9級、10級の子供2人には相互対局を・・・そしてマルチャン先生に横で観てもらい感想戦に入ってもらうようにしました。
11級~25級までの子はカズキ先生とS先生による大盤による詰将棋の演習をおこないました。
26級~30級の子は不定玉の入門編詰将棋を大盤で解説していきました。
10時を少し過ぎて全員、昇級戦にはいりました。
今日は講師陣もたくさん指導を行いました。
不定玉が今朝思ったことはわりと早指しが多いということです。
早見えするのは良いのですが果たして本当に盤面全体を見て指しているかどうかということです。そのためマッタをしたり、成れないところで成ってしまい相手に指摘されて負けになる人もいたり、相手玉を詰めようとせず、つい関係ないところの駒を取ることに夢中になって負けてしまう子がいたりしたので、私が気づいた時にはそのことを伝えました。
残念ながら本日の午前中は星のつぶし合いが多かったようで昇級者はいませんでした。
カズキ先生の指導対局
S先生の指導対局 マルチャン先生の指導対局
不定玉の指導対局
11時30分まで午前の部は行い、終わりの会をしました。
今朝は最後に昇級した人に認定状の授与式を行いました。
そして最後にご褒美のチョコレートをプレゼントして解散としました。
今日来てくれたお友達も残念ながら今日来れなかったお友達も新年度の4月6日(土)の土曜津山キッズ将棋教室で会いましょう!
美作アマ竜王戦は美作アマ名人戦と並ぶ美作地区将棋界のタイトル戦。
毎年2月に挑戦者決定大会を行い、A級優勝者がその挑戦者となる。
今年は森田啓大四段が挑戦権を獲得された。森田四段は昨年の支部団体対抗戦で津山支部を西日本大会準優勝に導いた一人でこの人がいなければこの時の津山支部の功績はなかったかもしれない。
一方の現竜王の川口剛五段は美作地区将棋界屈指の実績を持つ強豪で現在本タイトルを2期連続保持しており、このシリーズでタイトル防衛すれば3期連続獲得で美作永世竜王の称号を得る。
こうした背景があるため、いずれが勝利するか観戦子としても楽しみなシリーズとなった。
対局会場は津山キッズ将棋教室本部(津山市高野本郷)
開始時間は9時05分、振駒の結果、先手が川口竜王、後手森田挑戦者となった。
観戦に小林前支部長、市本前副支部長、森川幹事長、記録・西崎副支部長が見守る中のスタートとなった。
局面は森田さんが積極的に動き、川口さんが右玉に構えこれをじっくり受けて森田さんの攻めを余そうとしたが中盤で川口さんが玉の移動方向の判断を誤り、森田さんが中段で川口玉を仕留めてまず1勝。
続く第2局は11時10分から先手後手を入替えてスタート。
2局目も1局目と同じような展開となり川口さんの右玉の玉頭をうまく攻めて飛車を捕獲した森田さんが1局目に続いて制勝し2連勝で幕を閉じた。
森田さん、美作の将棋タイトル戦初優勝おめでとうございます
川口さん、また夏の美作アマ名人戦で復活をしてください。
本シリーズの棋譜は筆者が気が向いたら掲載していきます(笑)