すでにご案内しておりましたとおり、今日は2023年度最後の土曜津山キッズ将棋教室の日でした。
ただ、この時期になってもまだ寒暖の差が激しく、インフルエンザBが流行しており欠席する子もいたりして11人の受講者となりました。講師陣は4人、事務受付担当2人、付添1人の合計18人の参加でした。
年度末の教室だから特別なことをしたわけでないのですが、こども2~3人にこの1年間で将棋がうまくなったと実感しましたか?と質問を投げかけると強くなれたかな・・・と答える子もいれば、昇級はしたけどそんなに強くなったという実感はないという子もいた。
そこで今朝はT君に将棋テキストの「強くなるための方法」10項目についてリードしてもらいました。10項目のうちこれまでできていないと思ったことを1つでも自分の負担にならない程度でよいので実践してみてほしいと伝えました。
1⃣自分より少し強い人と指す。
2⃣やさしい詰将棋をたくさん解く。
3⃣玉をかこって指す
4⃣攻め・受けの手筋を勉強する
5⃣三手先を読んで指す
6⃣~・・・
続いてミニ講座。
こちらの方は3組に分かれました。
9級、10級の子供2人には相互対局を・・・そしてマルチャン先生に横で観てもらい感想戦に入ってもらうようにしました。
11級~25級までの子はカズキ先生とS先生による大盤による詰将棋の演習をおこないました。
26級~30級の子は不定玉の入門編詰将棋を大盤で解説していきました。
10時を少し過ぎて全員、昇級戦にはいりました。
今日は講師陣もたくさん指導を行いました。
不定玉が今朝思ったことはわりと早指しが多いということです。
早見えするのは良いのですが果たして本当に盤面全体を見て指しているかどうかということです。そのためマッタをしたり、成れないところで成ってしまい相手に指摘されて負けになる人もいたり、相手玉を詰めようとせず、つい関係ないところの駒を取ることに夢中になって負けてしまう子がいたりしたので、私が気づいた時にはそのことを伝えました。
残念ながら本日の午前中は星のつぶし合いが多かったようで昇級者はいませんでした。
カズキ先生の指導対局
S先生の指導対局 マルチャン先生の指導対局
不定玉の指導対局
11時30分まで午前の部は行い、終わりの会をしました。
今朝は最後に昇級した人に認定状の授与式を行いました。
そして最後にご褒美のチョコレートをプレゼントして解散としました。
今日来てくれたお友達も残念ながら今日来れなかったお友達も新年度の4月6日(土)の土曜津山キッズ将棋教室で会いましょう!