第33期美作アマ竜王戦三番勝負の結果(2024/03/20) | 岡山県将棋情報

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美作アマ竜王戦は美作アマ名人戦と並ぶ美作地区将棋界のタイトル戦。

毎年2月に挑戦者決定大会を行い、A級優勝者がその挑戦者となる。

今年は森田啓大四段が挑戦権を獲得された。森田四段は昨年の支部団体対抗戦で津山支部を西日本大会準優勝に導いた一人でこの人がいなければこの時の津山支部の功績はなかったかもしれない。

一方の現竜王の川口剛五段は美作地区将棋界屈指の実績を持つ強豪で現在本タイトルを2期連続保持しており、このシリーズでタイトル防衛すれば3期連続獲得で美作永世竜王の称号を得る。

こうした背景があるため、いずれが勝利するか観戦子としても楽しみなシリーズとなった。

対局会場は津山キッズ将棋教室本部(津山市高野本郷)

開始時間は9時05分、振駒の結果、先手が川口竜王、後手森田挑戦者となった。

観戦に小林前支部長、市本前副支部長、森川幹事長、記録・西崎副支部長が見守る中のスタートとなった。

局面は森田さんが積極的に動き、川口さんが右玉に構えこれをじっくり受けて森田さんの攻めを余そうとしたが中盤で川口さんが玉の移動方向の判断を誤り、森田さんが中段で川口玉を仕留めてまず1勝。

続く第2局は11時10分から先手後手を入替えてスタート。

2局目も1局目と同じような展開となり川口さんの右玉の玉頭をうまく攻めて飛車を捕獲した森田さんが1局目に続いて制勝し2連勝で幕を閉じた。

森田さん、美作の将棋タイトル戦初優勝おめでとうございます

川口さん、また夏の美作アマ名人戦で復活をしてください。

 

本シリーズの棋譜は筆者が気が向いたら掲載していきます(笑)