第72期美作アマ将棋名人挑戦者決定戦・一般将棋大会・子ども将棋大会が本日津山中央公民館大会議室において行われた。
異常気象などの諸事情があって結果的に本大会を楽しみにしていた人もいたのだが特に学生関係者の欠席者も多く、運営側としてもとても残念な思いもあった。
その一方でB級には徳島県や岡山の県南など遠方からも参加していただき感謝申し上げます。
B級、C級の優勝楯、結構大きい豪華な楯!!果たして誰が手にするのだろうか?!
参加者全員への参加賞はお茶またはジュース。これ結構持ち込むの重くて大変なのです。汗
開会式の様子、9時30分~
司会は日本将棋連盟津山支部 森川幹事長・将棋指導員
会議室入り口から・・。 津山朝日新聞社の福田専務編集長の激励挨拶
ルール説明、注意事項の説明も森川幹事長から やや前方から会場の様子などパチリ!
結果的に本日の参加人数は・・・当初予定から7名もの欠席者
有段者および希望者による名人挑戦者決定大会(A級)出席者=20名(2名欠席)
級位者対象の一般将棋大会(B級)出席者=12名(2名欠席)
10級以下の子ども将棋大会(C級)出席者=13名(3名欠席)と残念なことに近年の美作アマ名人戦では最も少ない参加者数となった。
冒頭、9時30分に大会主催者である津山朝日新聞社の福田専務様から激励の挨拶でスタート。
日本将棋連盟の川口支部長から本大会の72年に及ぶ歴史と継続してこれたことについて謝辞があり、同幹事長の森川から諸注意点と競技説明を行い対局に入りました。
対局が始まったばかりの朝の風景、ステージから撮影
<C級の様子と結果>
C級は午前中に5回戦を実施し12時までに表彰式も完了。
優勝したのは今年に入ってから津山キッズ将棋教室に通い始めた子で今日はなんと5戦全勝、そしてふと見ると上位3人はいずれも最近教室に入ったこどもたちではないか。
一方で、反則で勝敗がつくケースも多くせっかくの大会なのでもう少し落ち着いて指してほしかったところも・・・。
(敬称略)
優勝:安藤優芯(旭学園6年)
準優勝:高山颯太(河辺小4年)
第三位:八東樹吹(鶴山小2年)
<B級の様子と結果>
今回優勝した少年はB級では初優勝、念願の美作アマ名人戦での優勝に満面の笑みだった。
準優勝の上野さんは遠方からの久しぶりの参加で期すものがあったと思うが2回戦で不覚を取ったのが痛かった。
3位の悠太くんはこの1年でもっとも昇級してきた成長株、1回戦で上野さんに敗れるも気持ちを立て直して最後は僅差で上位入賞を果たす。今回、このクラスに本来参加しそうな中学生たちが美作総体が雨で順延となったことが影響して参加人数も少なかったが、そういった意味でこのチャンスを生かして小学生の活躍が目立ったようだ。
(敬称略)
優勝:南部朔太郎(勝間田小6年)
準優勝:上野祐輔(徳島県美馬市)
第三位:林田悠太(河辺小6年)
<名人挑戦者決定本戦トーナメント戦の様子と結果>
1回戦からのくじ引きによるトーナメント戦であり、いきなり事実上の決勝戦に近いブロックも。しかしくじ運なので仕方のないところ。
ベスト4はベテラン対若手の対決となり、1組は若手が、またもう1組はベテランが勝ち上がり
決勝戦は見ごたえのある終盤戦を迎えた。
そして最後は若手の橋本さんが鮮やかに川口玉を寄せ切っての勝利。盤側で見ていて切れ味抜群の終盤戦を楽しませてもらった。土山名人との三番勝負が今からとても楽しみ。
(敬称略)
優勝(名人挑戦権獲得者):橋本圭司三段(美作市)
優勝した橋本三段は7月30日(日)朝9時~、津山キッズ将棋教室本部(津山市高野本郷)で土山泰輝名人(高専1・四段)と三番勝負でタイトルを争うことになった。
会場は
第二位:川口剛五段(津山市)
第三位:清水大輝初段(津山市)高谷祥敬三段(真庭市)
<A級慰安戦(名人挑戦者決定戦敗者戦)の結果>
本戦トーナメントでドロップアウトした人の慰安戦だが、1、2回戦で負けた人がこちらで楽しめるような企画だ。
本戦トーナメント1回戦で今回優勝した橋本さんに負けたうっぷんを晴らすがごとく勝ちまくった本多さんが全勝優勝、蒼介くんも4-1とよく頑張りました。
(敬称略)
優勝:本多邦洋三段(津山市)
第二位:土山蒼介初段半(旭学園6年)
第三位:片田一輝三段(勝央町)
週明けの主催新聞(津山朝日新聞様)の記事が今から楽しみだ!
なお、本日の将棋大会で昇級された津山キッズは・・・
T シホ20級→19級へ(9勝3敗規定による)
A ユウシン22級→21級へ(9勝3敗規定による)
S ソウジロウ23級→22級へ(9勝3敗規定による)
以上3人の方が対象となりました。おめでとうございます!