ワクワクする日本代表 | GKコーチ健太の日々挑戦!

GKコーチ健太の日々挑戦!

- 環太平洋大学サッカー部GKコーチのBlog

こんばんは。
昨夜は本当にサッカーで日本国中が熱くなった夜でした。僕も乾選手が得点をした時はガッツポーズを無意識にとってました。

そして途中から出てきた本田選手。
やはり彼は持っている。

もともと持っているものもあるかもしれませんが、やはり彼自身の並大抵ではない努力もこういったところで実るんでしょうね。^_^



また1失点目の川島選手の対応に対しても賛否両論あると思いますが、僕自身が感じる事は、このワールドカップという大舞台の中で、いろんな心理状況が働いたのではないかと考えます。

格上相手、そしてすごいパワーを持った選手がペナルティーエリアの中でフリーの状態で大きく振りかぶったときには、やはり大きく外へはじき出すことを想定していたのでしょう。

また南アフリカワールドカップの時のオランダのブレ弾がよぎる。ボールがどんどん進化している中、あの至近距離からのシュートはキャッチでは無く大きく弾くと言う心理も働いたのではないでしょうか。

やはりつかむのか弾くのかボールを見てから判断するということが求められますが、相手のシュートスピードの速さも想定に入れパンチングをイメージしていたのではないでしょうか。

またこのようなワールドクラスになると、セカンド、リバウンド意識は非常に高く常に弾くのであれば大きく弾かなければ常に他の選手が狙っていると言うこと。

シューターとの関係だけで考えるとパンチでよかったかもしれませんね。日本のトップGKでも張り詰めた中でのあのプレッシャーを感じながらのプレーの判断は難しいんだと思います。

その後はほとんど川島選手はがっちりとキャッチングをしていましたね。日本のゴールキーパーの代表として出場している以上は、引き続き頑張っていただきたいと思いますし、東口選手、中村選手も必ずチャンスが来ると信じて頑張ってほしいと思います。^_^

今年の日本代表は、何かが違う。
1番に感じたのは落ち着き。そして判断。
そして失点してもぶれないメンタリティー。

日本では味わえないことを世界で経験すると各国へ出て行って活躍している選手たち。

最初はこのようなトップレベルで日本人がなかなか通用する部分は見えなかった年が何年もありましたが、今年の日本代表見ていると海外へどんどん出ていく、そして経験を積むと言う考えが、間違っていなかった。と言うふうに感じさせられる部分がたくさんありました。海外の早いプレッシャーやボールスピードそういった部分を経験しそれがスタンダードになっている日本代表の選手たちは世界で通用すると言うことを証明してくれたと思います。

そしてプレイの質が非常に高い。
もともとの技術があるのはわかりますが、あの大舞台の中での心理状況ではやはりパスがズレたりミスがたくさん起こる大会が多かったのですが、彼らの経験値は高く、ショートパスミドルパスも全て的確にきちんと味方につながっていました。

そして自分よりはるかに大きな相手に立ち向かい体をぶつけていくあの闘争心は世界でプレイをするからでこそ出せる部分だと思いました。負けたくないという気持ち。そして日本人特有の一致団結。チームワークだと思います。🇯🇵

次のポーランド戦も日本人らしさを生かした戦術で、勝利をつかんでもらいたいと思います。

頑張れ!ニッポン!