'22-'23シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第25節(レバークーゼンvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はバイ・アレーナにて
元バイエルン選手であるシャビ・アロンソ監督率いる
レバークーゼン(B04)と対戦しました。
試合は1-2でレバークーゼンに逆転負けを
喰らってしまい、連勝ストップとなりましたダウン
※試合は現地時間3/19(日)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■マヌエル・ノイアー
■リュカ・エルナンデス
■チュポ=モティング


さて、試合の方ですが、
シーズン序盤の失速を途中で就任した
シャビ・アロンソ監督によりリーガ中位まで
順位を上げてきた難敵レバークーゼン。
ホームの地の利を生かしてバイエルン相手と言へど
在籍経験のあるシャビ・アロンソのコーチングの下
勇気を持ってアグレッシヴに全体のラインを上げて
バイエルンに立ち向かってきます。
それもある為かバイエルンはレバークーゼンが
ボールを持つと引き籠る訳ではないがまずは
ブロックを作ってレバークーゼンの攻撃に備えます。
ただ、最終ラインの裏にスペースができる
バイエルンのブロックのスキを突いて
レバークーゼンがディアビやアドリのスピードを
生かしてバイエルンのDFライン裏のスペースへ
抜けての崩しを試みる等、試合序盤はレバークーゼン
ペースで試合が進んでいるようです。


やや劣勢感のあるバイエルンでしたが前半22分、
自陣でボールを保持しながらラインを上げて
レバークーゼン陣内へ侵攻すると右サイドに開いて
パスを受けたミュラーがドリブルで中央へ切れ込みつつ
相手DFを引きつけるとHSでフリーだったザネへ預けます。
ザネから再び右サイド大外でフリーのカンセロへ渡すと
ゴール前へクロスが送られます。
これを受けたゴレツカにはシュートスペースが
ありませんでしたが後方から上がってきたフリーの
キミヒへクロスを送るとキミヒはダイレクトに右足で
合わせたシュートがゴールに収まり、押され気味だった
バイエルンが1-0と先制します。


先制して試合の流れを手繰り寄せたかのように思えた
バイエルンですが、前半とはいへレバークーゼンの
積極果敢なプレスは衰えを知らず、
バイエルンの各選手達がポジションをロールしながら
ボールを左右に振ってレバークーゼンの守備陣を
惑わしながらボールを進めるも相手ゴール前で危険な
シーンを演出することが簡単にゃあいきません。


対するレバークーゼンの方が決定的でなくとも
シュートの数ではバイエルンを上回っていると思へる位、
積極性で勝っており、当然ながらバイエルン的には
たったの1点だけのリードでは安心できない状況です。
ただ、前半終盤になってもレバークーゼンの運動量は
減ることはなく、一進一退の攻防を繰り広げるも
前半はスコアが動かず、スタッツとしてはポゼッション、
シュート数両方でレバークーゼンに上回られた
バイエルンがリードして終了します。
後半へ続く…。


後半に入るとバイエルンはミュラーに代えてムシアラ、
カンセロに代えてコマン、そしてマネに代えてニャブリを
投入します。
おそらく前半レバークーゼンに試合のペースを
握られてしまったから…ということでしょう。
ただ、レバークーゼンは変わらずアグレッシヴにプレスを
かけ続け、バイエルンのパスミスを誘うと後半3分には
バイエルン陣内ゴール前で飛び出したディアビが
守護神ゾマーと1vs1に…なりそうな状況でしたが、
間一髪でゾマーのクリアの方が先となりました。


ヒヤッとさせられたバイエルンDF陣ですが、
今度はヒヤッとどころでは済まなくなります。
後半9分、レバークーゼンが自陣PA内ででバイエルンから
インターセプトすると、カットしたパラシオスが
デミルバイとのワンツーでプレスをかわすと
ドリブルでバイエルン陣内を独走し、逆サイドをフリーで
上がってきたヴィルツに縦パスを送ります。
そのヴィルツからバイエルン陣内PAへ侵入を試みた
アドリがパスを受けるもPA内でパヴァールに倒され…
ファウルかと思いきや、アドリのシミュレーションを取られ、
アドリはイエローカードを受けます。
しかし、VAR検証の結果アドリがパヴァールに踵を踏まれて
倒れたことが分かり、逆にアドリのイエローカードは
キャンセルとなり、更にレバークーゼンにPKが
与えられます。
これをパラシオスが冷静に守護神ゾマーの飛んだ方向とは
逆のゴール左にしずめ、1-1とレバークーゼンが同点に
追いつきます。
この直後、バイエルンはパヴァールに代えてスタニシッチを
投入します。


中盤以降はそれぞれがそれぞれの陣地まで攻め入ることは
あるものの、決定機を生み出すまでには至らず、
どちらにも主導権は渡っていないように映りますが、
後半23分、レバークーゼン陣内でバイエルンがボールを
キープすると、中央でパスを受けたムシアラがドリブルで
中央突破を試みPA手前まで持ち上がると左HSにいた
ニャブリに一旦預けるとそのまま裏抜けしたところで
ニャブリのスルーパスを受けると角度の厳しいところから
でしたが左足を振り抜きます。
しかし、これは残念ながら枠には収まらずバイエルンの
勝ち越し点とはなりません。


対するレバークーゼンは後半25分、
バイエルン陣内左サイドでバイエルンのパスワークを
カットすると、パスを受けたパラシオスから裏へ飛び出す
動きを始めていたアドリへスルーパスが送られると、
ほぼほぼPAのライン上という厳しい位置でしたが
アドリがウパメカノに倒された…と思いきや、
これもアドリのシミュレーションを取られ、アドリに
イエローカードが提示されますが、ここでも再びVARによる
審議にかけられた判定はウパメカノがPA内で犯した
ファウルと判定が覆り、再びレバークーゼンにPKが
与えられます。
このPKを再びパラシオスが蹴ったところ、ゾマーの飛んだ
方向は左で合っていましたが更に遠いところへ飛んだ
ボールはネットに収まり、1-2とレバークーゼンが
逆転します。


終盤に入るとバイエルンはゴレツカに代えてテルを投入。
そしてレバークーゼンはこの試合初めての交代策で
ヴィルツに代えてフロジェクを、そしてアドリに代えて
バッカーを投入します。
その直後の後半40分にバイエルンはレバークーゼンの
攻撃を自陣ゴール前でしのぐと速攻で縦パスを展開し
カウンターを発動。相手の守備ブロックの手薄な
タイミングを突いてザネが中央で受けて敵陣内中央を
ドリブルで持ち上がり、左に開いたニャブリに渡すと
ニャブリが対峙した相手DFを巧みにかわして
シュートを放ちますが、これはGKフラデツキにブロック
されてしまいます。


同点目指して引き気味にシフトしたレバークーゼンを
攻め立てたバイエルンでしたが、最後まで追いつけず…。
順位表でもドルトムントにかわされてしまい、
首位陥落してしまいました。
しかもバイエルンはこの後代表ウィーク期間中に
ユリアン・ナーゲルスマン監督を電撃解任。
もちろん、首位陥落したことだけが理由ではありません。
そして後任にはチェルシーやドルトムントを指揮した
トーマス・トゥヘルが就任することが決まりました。


戦績:15勝7分3敗(勝ち点:52)
得点:72、失点:27
順位:2位


サッカーゴール

▼バイエルン

前半22分:キミヒ

▼レバークーゼン

後半10分:パラシオス(PK)
後半28分:パラシオス(PK)


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ゾマー
DF:パヴァール(→スタニシッチ)、ウパメカノ、デ・リフト
CMF:キミヒ
OMF:カンセロ(→コマン)、ザネ、ゴレツカ(→マティス・テル)、アルフォンソ・デイヴィス
FW:ミュラー(→ムシアラ)、マネ(→ニャブリ)

イエローカード:デ・リフト(4枚目)、カンセロ(1枚目)、パヴァール(4枚目)、スタニシッチ(1枚目)、ウパメカノ(4枚目)

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

○レバークーゼン

GK:フラデツキ
DF:コスヌ、アンドリッヒ、タプソバ
MF:フリンポン(→フォス・メンサー)、パラシオス、デミルバイ、インカピエ
FW:ディアビ(→ター)、ヴィルツ(→フロジェク)、アドリ(→バッカー)

監督:シャビ・アロンソ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)