Guten Tag!!!
我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。
UEFAチャンピオンズリーグ準々々決勝、
パリ・サンジェルマン(PSG)との2ndレグは
アリアンツ・アレーナにて対戦、
試合はバイエルンが2-0で勝って2試合合計
3-0としてPSGを破り準々決勝進出を決めました
※試合は現地時間3/8(水)に開催されました。
バイエルンの欠場者は以下の通りです。
■マヌエル・ノイアー
■リュカ・エルナンデス
■バンジャマン・パヴァール(サスペンション)
さて、試合の方ですが、
たった1点ではあるものの、優位に立つバイエルン。
前節では途中出場であったが今節ではスタートから
出場しているエムバペに警戒しつつ、
序盤は割と緩めにボールを回しているイメージです。
ただ、スタート時はキミヒとほぼほぼ同列だった
ゴレツカが時折前線への飛び出しを見せることで
バイエルンは崩しのスイッチが入るのかもしれません。
一方、逆にビハインドを負っているPSGですが、
ネイマールを負傷で欠いてしまっているものの、
メッシとエムバペは健在であり、立ち上がりは
バイエルンにボールを持たせている感はあるも
中盤に突入以降は機を見てメッシのキープ力と
エムバペのスピードを生かして早い時間に同点に
追いつきたい…そんな狙いがあるように見受けられます。
バイエルンも序盤にゴレツカのシュートがありましたが、
前半25分、PSGも中盤左サイドでルイス?のスルーパスに
合わせて裏抜けしたヌーノ・メンデスがスペースで
パスを受けると中央で上がるメッシへクロスを送ります。
ただ、ウパメカノやデ・リフト、デイヴィス等バイエルン
DF陣もついてきていた為、ガッチリブロックにより
メッシにフリーでシュートを打たせることはありませんでした。
終盤に入ると気づけばPSGの方が比較的ポゼッションも高く、
シュート数もバイエルンを上回っている状況となりますが、
パス回しのスキルではバイエルンに少し分があるのか、
バイエルンがPSGの1stプレスをかわすとPSGのラインは
自陣へと下がり守備ブロックを形成してバイエルンの
攻撃に備えますが、そこで全体のラインを押し上げてくる
バイエルンは前半32分、左サイドでパスを受けたデイヴィスが
ムシアラへパスを送るとそのムシアラは巧みなターンで
マーカーのダニーロ・ペレイラをかわすと少ないステップから
左足でシュートを放ちますが、ここはGKドンナルマが
ブロックしてバイエルン先制とはなりませんでした。
そんな中PSGはこの直前の国内リーグ?で負傷していた
マルキーニョスがやはり同じ負傷箇所を痛めてプレー
続行不可能となった為、ムキエレと交代となります。
※ムキエレて…かつてライプツィヒにいたムキエレ?
ここまでエムバペとメッシに決定的な仕事をさせず
耐えに耐えていたバイエルンDF陣ではありますが
前半38分、自陣バイタルエリアといふのにつないで
クリアを試みるも守護神ゾマーのところにハキミが
徹底マークにつくとそこをヴィティーニャに奪われ、
強烈なシュートではなかったものの無人のゴールに
流されそうになってしまいますが、ここに前節
シュツットガルト戦で英雄となったデ・リフトが
またもラインギリギリでクリアしてチームのピンチを
救います。
そんなこんなでお互いにフルタイムではないように
見えましたが、高い集中力を保って攻防を繰り広げた
前半はスコアレスで終了します。
後半へ続く…。
後半に入ると、前半途中で入ったムキエレ…
実は彼も故障を抱えていたということで、そのムキエレに
代わって17歳のビチャーブが投入されます。
前半とは打って変わって後半開始からはお互いに相手の
陣内へ攻め入るケースが増えている感があり、
それでもゴールは割らせないという風に映ってましたが
後半5分、バイエルンは中盤左サイドでムシアラが個人技から
PSGのマークをかわしてスペースをドリブルで持ち上がると
裏抜けを試みたチュポ=モティングへパスを送ります。
PA内へ侵入したチュポ=モティングに対してPSGは
ダニーロ・ペレイラとビチャーブがダブルでチャージに入り、
これがファウルではないかと…なりましたが音沙汰無し。
その1分後、バイエルンは右サイドから左サイドへ展開すると
デイヴィスがPSGのDF陣をひきつけ、HSでフリーのムシアラへ
パスを送るとそのムシアラからゴール前へクロスが送られます。
これにチュポ=モティングが頭で触れたボールがゴールへ
吸い込まれ、バイエルン先制かと思われましたが
チュポ=モティングのヘディングの後のミュラーのポジションが
オフサイドということがVARで判明しノーゴールとなります。
メッシとエムバペのカウンターの脅威はありながらも
押し気味に試合を進めるバイエルンは後半16分、
前半のバイエルンの守備と似たような展開ではありましたが
PSGが自陣バイタルエリア左サイドで細かく繋いではいたものの
プレースピードが遅く、ビチャーブからヴェッラッティに
パスが渡った時にミュラーとゴレツカがプレスで襲い掛かり
インターセプトに成功するとゴレツカから逆サイドでフリー
だったチュポ=モティングにパスを送るとチュポが右足で
ゴールへ流し込み、1-0とバイエルンが先制し2試合合計
2-0として更に試合を優位に進められることになります。
これを受けて反撃に移るPSGの攻撃をCKに逃げたバイエルンは
後半20分にセルヒオ・ラモスが頭一つ抜け出て強烈な
ヘディングシュートを放つも守護神ゾマーが片手一本で弾き出して
またも失点のピンチを免れます。
この後バイエルンはチュポ=モティングに代えてザネを投入します。
また、PSGはファビアン・ルイスに代えてザイール・エメリが
投入されます。
そして試合は2試合合計2-0でバイエルンリードのまま終盤に
突入します。
ベンチに効果的な結果の臨める選手が控えるバイエルンに対し
PSGは(特に攻撃陣に)そのよぅな選手がいない為、
変わらず高い集中力を以てメッシとエムバペを抑えている
バイエルンDF陣。
ただ、PSGはヴィティーニャに代わってエキティケを、
そしてヌーノ・メンデスに代えて古巣対決となるベルナトを
投入し5枚の交代カードを全て使用します。
最終ラインのセルヒオ・ラモスを前線に上げて攻撃する
PSGですがバイエルンの守備陣はフィニッシャーに対して
徹底してマークして決定的なシュートを打たせません。
そして後半44分、自陣右サイドでキミヒが戻りながらでは
ありましたがヴェッラッティからインターセプトすると、
ミュラーに代わって入ったカンセロがドリブルから
カウンターを発動すると、最後はコマンに代わって入った
ニャブリが裏でパスを受けてファーストタッチでゴールを
決めてしまいます。これで2試合合計3-0となりバイエルンの
リードは逆に決定的となります。
5分設けられた後半A/Tにはザネのドリブルからムシアラに
代わって入ったマネがシュートを放ちますが、
これはオフサイドとなりノーゴール。
しかしながらリスクを冒した攻撃と堅実な守備でPSGを
破ったバイエルンが次ラウンドに進出。
そして準々決勝の相手はあのマンチェスター・シティに決定。
ゴール
▼バイエルン
後半16分:チュポ=モティング
後半44分:ニャブリ
▼パリ・サンジェルマン
ゴールなし
■出場メンバー
◯バイエルン
GK:ゾマー
DF:スタニシッチ、ウパメカノ、デ・リフト
CMF:キミヒ、ゴレツカ
OMF:コマン(→ニャブリ)、ミュラー(→カンセロ)、ムシアラ(→マネ)、アルフォンソ・デイヴィス
FW:チュポ=モティング(→ザネ)
監督:ユリアン・ナーゲルスマン
○パリ・サンジェルマン
GK:ドンナルマ
DF:マルキーニョス(→ムキエレ→ビチャーブ)、セルヒオ・ラモス、ダニーロ・ペレイラ
MF:ハキミ、ヴィティーニャ(→エキティケ)、ヴェッラッティ、ファビアン・ルイス(→ザイール・エメリ)、ヌーノ・メンデス(→ベルナト)
FW:メッシ、エムバペ
監督:クリストフ・ガルティエ
では、Tschuess!!!(V)o\o(V)