'22-'23シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第19節(ボルフスブルクvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


そんな今節はフォルクスワーゲン・アレーナにて
元バイエルン監督ニコ・コバチ率いる
ボルフスブルク(WOB)と対戦しました。
試合は4-2でバイエルンが勝ち、リーガでは
今年に入って初勝利を挙げ、首位を堅持していますアップ
※試合は現地時間2/5(日)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■マヌエル・ノイアー
■リュカ・エルナンデス
■ヌサイル・マズラウィ
■サディオ・マネ
■ダヨ・ウパメカノ
■エリック・マキシム・チュポ=モティング


さて、試合の方ですが、
ポカールで今年初の初日が出たバイエルン。
リーガで3試合連続の鬱憤を晴らすようなサッカーが
見せられるかが個人的な焦点ではありますが、
立ち上がりは元バイエルン監督ニコ・コバチ率いる
ボルフスブルクのインテンシティが勝り、
しばらくバイエルンが自陣内で防戦に追われる
珍しい流れになります。


ただ、数分でボルフスブルクからボールを奪い返すと
前半9分、得意のボールキープから相手陣内でボールを
左右に振って巧みに相手のプレスをかわしつつ、
崩しのタイミングを伺っていたところ、左サイドで
パスを受けたコマンがPA手前左の角付近からゴール前に
飛び出しているミュラーめがけてクロスを送ると、
これはジャンプキックを試みたミュラーの足を掠め、
ただ、目の前に選手がいることでそちらにも集中しなきゃあ
いけなかったGKカステールスをスルーしてボールはネットに
収まり、バイエルンが1-0と先制します。


バイエルンは更に前半14分、
自陣でパヴァール、キミヒ、ザネの3人でパス交換に絡むと
相手のプレスをかわしたところで前のムシアラに渡すと
同時に前方のスペースへ飛び出したザネがムシアラとの
パス交換から中央部をドリブルで持ち上がり、
右サイドのカンセロへパスを送ります。
最終ラインの3人が下がりながら守備をするボルフスに対し、
カンセロを含めた4人がバイタルエリアまで上がるバイエルン。
数的優位を保ちつつ、カンセロがゴール前にクロスを
送りますが、それは中央ではなく左サイドからフリーで
飛び込んできたコマンでした。
カンセロからのクロスをコマンが右足でダイレクトヴォレーを
放つとボールはゴールに収まり、コマンのドッペルパックで
バイエルンが2-0とリーガでは今年に入って初のマルチゴールと
なります。


この試合のバイエルンは、ザネがフレキシブルな位置取りで
守備と攻撃への貢献が響いており、後方で相手のプレスが
甘いところで攻撃を潤滑するイイ仕事をしており、
前半19分には左サイドのデイヴィスへのパス供給から前線の
コマンにつなぎ、コマンのドリブルによってファウルを受けて
PA手前ながら好位置でFKを得ると、キミヒの蹴ったボールを
頭一つ抜け出たミュラーがヘディングで押し込むと3-0とし、
ボルフスブルクを引き離します。


ただ、前半だけで結構な点差となったのは事実なんですが、
終盤に入ってもホームチームのボルフスブルクの勢いが
衰えません。
前半30分、最終的に守護神ゾマーがブロックしたものの、
スバンベリのシュートがバイエルンゴールを襲う等、
バイエルンが圧倒的に試合の主導権を握っている訳ではなく、
ボルフスブルクもインテンシティではバイエルンに
負けず劣らずといったところなんだと思います。


そして前半44分のボルフスブルクの攻撃、
ラクロワに代わって入っていたカミンスキがバイエルン陣内
左サイドでパスを受けると中央部へカットインしつつ、
オタヴィオとのワンツーでPA内に侵入しフリーでリターンを
受けるとゾマーとの1vs1を制してゴールを決めます。
3-1とボルフスブルクが1点を返して前半は終了します。
後半へ続く…。


さて後半ですが、
前半同様、ボルフスブルクの攻勢に始まり、バイエルンは
守勢に回って耐えなきゃあいけない時間が続きます。
そんな後半9分、ボルフスブルクの自陣からの反撃を阻もうと
試みたキミヒがアーノルドを倒したとしてこの日2枚目の
警告を受けて退場となってしまいます。
※イエローが適切か?とも思いましたが…。


1人分数的不利となってしまったバイエルンですが、
ニャブリが準備していたのでおそらくキミヒの退場とは
関係なくコマンと交代で投入されます。
バイエルンは更にミュラーに代えてスタニシッチ、
そしてザネに代えてマティス・テルを投入します。
おそらく好守のバランスを取る為にやや後方に重心を
傾けた人選となったかと思います。
ただ、これでバイエルンが高い位置からのプレスを
仕掛けるのは困難ということにもなってきた為、
ポゼッションでもボルフスブルクが上回っており、
主導権はボルフスに取られてしまいます。
そしてボルフスブルクはヴィマーに代えてマルムシュを、
オタヴィオに代えてパレデスを投入します。


基本的に守勢に回って、相手からボールを奪ったら反撃に
移るしかないバイエルンですが後半28分、
自陣から大きくボールを前に出してボルフス陣内で巧みに
中央部にポジションを移したカンセロが収めると、
右サイドでパスを受けたムシアラがドリブルで空きスペースを
見つけつつボルフス陣内PA内へ侵入すると相手DFのチャージを
受けても倒れることなくゴール右下へシュートを放って
これがゴールとなり、4-1と数的不利のバイエルンが
ボルフスブルクを引き離します。


この後ボルフスブルクはヴィンに代えてL・ヌメチャを、
そしてアーノルドに代えてゲルハルトを投入します。
そんなボルフスブルクは後半35分、
バイエルン陣内へ侵攻するとボールを左右に振りつつ、
ゴール前にクロスを送るとこれを受けたL・ヌメチャが
シュートを試みるもデ・リフトが寄せてブロックに成功、
しかし、L・ヌメチャの側でフリーだったフリーの
スバンベリが右足を振り抜くと守護神ゾマーが片手で
ボールに触れるもゴールに収まり、4-2とボルフスブルクが
バイエルンに詰め寄ります。


ボルフスブルクは更に後半39分にもゴールを挙げましたが、
その前のプレーでバクがファウルを犯した?ことにより
無得点となり、このプレーで救われたバイエルンが
2点差を維持したまま試合を終えて、先の試合に勝って
暫定で首位に躍り出たウニオンをかわして再びリーガ首位に
返り咲いています。


戦績:11勝7分1敗(勝ち点:40)
得点:56、失点:18
順位:首位


サッカーゴール

▼バイエルン

前半9分:コマン
前半14分:コマン
前半19分:ミュラー
後半28分:ムシアラ

▼ボルフスブルク

前半44分:カミンスキ
後半35分:スバンベリ


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ゾマー
DF:カンセロ(→ブリント)、パヴァール、デ・リフト、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、ゴレツカ
OMF:ザネ(→マティス・テル)、ムシアラ(→ヴァナー)、コマン(→ニャブリ)
FW:ミュラー(→スタニシッチ)

イエローカード:キミヒ(4枚目)、ザネ(4枚目)、ゴレツカ(3枚目)、ヴァナー(1枚目)、テル(1枚目)
レッドカード:後半9分:キミヒ(2度目の警告)

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

○ボルフスブルク

GK:カステールス
DF:ラクロワ(→カミンスキ)、ボルナウ、ファン・デ・フェン
MF:バク、F・ヌメチャ、アーノルド(→ゲルハルト)、スバンベリ、オタヴィオ(→パレデス)
FW:ヴィマー(→マルムシュ)、ヴィン(→L・ヌメチャ)

監督:ニコ・コバチ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)