'22-'23シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第14節(バイエルンvsブレーメン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はアリアンツ・アレーナにて
ブレーメン(SVW)を迎えて対戦、
試合は6-1でバイエルンが大勝し、
国内リーグ5連勝を飾っていますアップ
※試合は現地時間11/9(水)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■ブナ・サール
■トーマス・ミュラー
■アルフォンソ・デイヴィス


さて、試合の方ですが、
バイエルンは国内リーグではブレーメンに対して
もぅ15年近く負けがないような成績となっており、
ブレーメン的にはいい加減歴史を変えたいところで
バイエルンに対して高い位置からプレスをかけて
できるだけバイエルンに自陣に入られないように…
自陣ゴールからバイエルンを遠ざけるようなプレーで
試合は立ち上がりを迎えますが
前半6分、バイエルンはブレーメンのプレスを
ものともせず自陣ゴール前のビルドアップから、
右サイドでマズラウィが頭で前に流したボールを
ニャブリがグルエフと入れ替わりでボールをロスト
させると拾ったムシアラがスペースをドリブルで
持ち上がり、左サイドをフリーで上がってきたマネへ
パスするも、マネのシュートはブレーメンDF陣に
頭で弾かれてしまいます。
しかしPA内でこぼれ球を拾ったムシアラが右足で
フェイクを入れてからの左足シュートが決まり、
バイエルンが早速1-0と先制します。


立ち上がりの先制劇ではありましたが、
これだけでブレーメンの戦意を殺ぐとこまではできず…
反攻に転じたいブレーメンは前半10分、
引き続きバイエルンに対して高い位置からのプレスを
かけ続けるとバイエルン陣内右サイドでスローインを得ます。
ここからスロワーのヴァイザーとグロスとバークの3人で
パスを回してバイエルンDF陣をかく乱し、その隙にバークとの
ワンツーから密集地帯を抜け出したヴァイザーが中央へ
ドリブルで持ち上がると左サイドでフリーのユングに渡し、
これをユングが左足でノイアーとの1vs1を制してゴールに
押し込んでブレーメンが1-1の同点に追いつきます。


立ち上がりにお互いが1点ずつを挙げる、やや慌ただしさを
感じさせる試合は勝ち越しを狙いたいバイエルンが
ブレーメン陣内で縦への推進力を高めるスイッチを入れ、
トントンで一気にブレーメン陣内PAまで侵攻すると
ニャブリがピーパーに倒されたプレーは一旦スルーされる
ものの、後にVAR判定によりバイエルンのPKとなります。
しかしここはチュポ=モティングの蹴ったボールを
パヴレンカがセーヴに成功し、バイエルンの追加点とは
なりません。


この後、バイエルンはマネが負傷交代してしまいます。
後にカタールW杯欠場の原因となってしまう負傷です…。
マネに代わってはザネが交代出場となります。
マネとはややタイプの違うザネが入ってきても
自陣ではバイエルンに対し激しいプレスでスペースを
与えないブレーメン。
しかしバイエルンは前半22分、ブレーメン陣内左サイドで
チュポ=モティングが倒されFKを得ると、
ボールは一旦ブレーメンに弾き返されるものの、こぼれ球を
拾って一旦最終ラインに戻すとリュカの前線へのロングボールを
競り合い、そのこぼれ球をPA手前中央でフリーのゴレツカが
右足でシュートを放つもフリードルが頭でブロック。
しかし、このこぼれ球が左サイドでフリーのニャブリの
足元に転がるとニャブリが右足で逆サイドを狙いすまして
シュートを放つとこれがゴールとなり、バイエルンが
2-1と勝ち越しに成功します。


バイエルンは更に前半26分、
ブレーメン陣内での組み立てから、チュポ=モティングが
後方からのパスを流したところに飛び出したキミヒが
重ねて上がっていたフリーのゴレツカに送ります。
ゴレツカがパヴレンカの飛び出しをチップキックで
かわすとフリードルに寄せられながらも右足でゴールに
押し込み、3-1とブレーメンに地力の差を見せつけます。
バイエルンはブレーメンの守備陣を崩すのに
各選手がパスをつないでボールを動かすと同時にポジションを
ロールしながらブレーメンゴールにアプローチする為、
ブレーメン守備陣もバイエルンの選手をとらえきれません。


バイエルンは更に更に前半28分、
自陣からの組み立てではありましたが前後にジグザグの
パスを交換しながら相手のプレスを巧みにかわしつつ、
下りてきたチュポ=モティングを後方の選手が追い越す
かたちで飛び出しに成功するとチュポ=モティングの
パスを受けたザネが一気にブレーメン陣内を持ち上がり
ゴール前に到達すると、ザネの左を駆け上がっていた
フリーのニャブリへパス。
これをニャブリが左足で押し込んでバイエルンが4-1と
更にリードを広げます。


中盤から終盤にかけて10分以内で3点をもぎ取った
バイエルンに対し、まさに戦意を殺がれたブレーメンは
序盤に見せたようなプレスは見る影もなくなり、
前半終了間際には数少ないチャンスをモノにしなければと
ウパメカノがノイアーに送ったバックパスに合わせて
ドゥクシュが飛び込む等反撃を試みますが前半は
バイエルンリードで終了します。
後半へ続く…。


さて後半。
ブレーメンはCBのヴェリコビッチに代えてシュタルクを投入。
ケガなのか何なのかは分かりませんが、それでもバイエルンに
とってはあまり影響はなく、後半立ち上がりも縦に速い
サッカーを展開し、ブレーメンの守備ブロックをイイ意味で
誘導して自分達の有利になるようなポジションに押し込みます。
ブレーメンにボールを奪われても素早いプレスバックで
相手のパスコースを塞ぎ、更に相手ボールホルダーには
プレスをかけてボールを下げさせ、しかしそこには前線ながら
献身的に守備ができるチュポ=モティングが後方からの寄せで
ボールをインターセプトし、それに合わせて2列目の選手が
既に飛び出す動きを始めており、後半9分にはそのプレーより、
チュポからスルーパスを受けたザネがGKパヴレンカと1vs1となり、
浮かせたシュートを放つもボールはポストに弾かれ無得点。


バイエルンはこの後リュカに代えてザビツァー、
チュポ=モティングに代えてコマンを投入、
そしてブレーメンはグルエフに代えてステイを、
更にバークに代えてディンクチ、更に更にビッテンコートに
代えてシュミットを投入し、お互いに交代策により停滞した
流れを打開しようと試みます。
ザビツァーはリュカがいた左SBにそのまま入っているようです。


ただ、選手交代により中盤の顔ぶれがフレッシュになった
ブレーメンの守備ブロックはバイエルンのビルドアップの際、
中盤…特にキミヒを徹底マークし簡単にボールを繋がせません。
その為、バイエルンはザネやニャブリ、ムシアラ等が下りて
パスを受けにきてそこからボールと人が同時に動いて
ブレーメン守備陣をかく乱させて追加点を狙いますが、
相手もGKパヴレンカが最後の砦となりゴールを割らせません。
バイエルンはこの試合最後の交代カードとしてゴレツカに
代えてフラーフェンベルフを、そしてムシアラに代えて
マティス・テルを入れます。


前半終了時と同様4-1で迎えた試合終盤、
バイエルンは自陣ゴール前でブレーメンからインターセプトした
ボールを相手のハイプレスにより左右につないでかわすしか
なかったところ、左サイドでボールを持ったコマンが中央で
待つフリーのザネにパスを送ると左サイドに偏ったブレーメンの
ブロックを尻目に右HSをフリーで駆け上がるマズラウィにパス。
これをマズラウィがドリブルでブレーメン陣内まで持ち上がり、
大外からフリーで上がってきてPA内に侵入したニャブリにパスが
渡ります。
パスを受けたニャブリが密集地帯を巧みなステップでかわし
最後は右足アウトサイドでゴールへ押し込み、5-1とバイエルンが
よぅやく追加点ゲットでニャブリはこの試合ドライアーパック達成。


バイエルンは更に後半40分、
ブレーメンの攻撃を防いで自陣ゴール前からボールを弾き返すと
右HSでフリーでこぼれ球を拾ったテルがドリブルで抜け殻状態の
ブレーメン陣内まで持ち上がります。
バイタルエリアに到達する頃にはマーカーも戻っていましたが
左サイドでパスを要求するコマンを尻目にドリブルしながら
PA外ながらも強烈な左足のシュートを放つとGKパヴレンカの
ブロックを弾いてボールはゴールに収まり、
バイエルンが6-1としてダメを押します。


そんなこんなで試合はバイエルンがブレーメンに大勝。
地力の差を見せつけた格好となりました。


戦績:9勝4分1敗(勝ち点:31)
得点:47、失点:13
順位:首位


サッカーゴール

▼バイエルン

前半6分:ムシアラ
前半22分:ニャブリ
前半26分:ゴレツカ
前半28分:ニャブリ
後半37分:ニャブリ
後半40分:マティス・テル

▼ブレーメン

前半10分:ユング


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:マズラウィ、パヴァール、ウパメカノ、リュカ・エルナンデス(→ザビツァー)
CMF:キミヒ、ゴレツカ(→フラーフェンベルフ)
OMF:ニャブリ、ムシアラ(→マティス・テル)、マネ(→ザネ)
FW:チュポ=モティング(→コマン)

イエローカード:

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

○ブレーメン

GK:パヴレンカ
DF:ピーパー、ヴェリコビッチ(→シュタルク)、フリードル
MF:ヴァイザー、ビッテンコート(→シュミット)、グロス(→ラップ)、グルエフ(→ステイ)、ユング
FW:ドゥクシュ、バーク(→ディンクチ)

監督:オーレ・ヴェルナー


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)