'22-'23シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第8節(バイエルンvsレバークーゼン) | Day Dream Believer

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人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)


Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


代表ウィークによる中断期間を経て再開した
ドイツ/ブンデスリーガ。そんな今節は
アリアンツ・アレーナにレバークーゼン(B04)を
迎えて対戦し、バイエルンが下位に沈むバイヤーを
4-0で破って5試合ぶりに勝利しましたアップ
※試合は現地時間9/30(金)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■キングスレー・コマン
■ブナ・サール
■リュカ・エルナンデス


さて試合の方ですが、
オクトーバーフェスト期間中ということで、
バイエルンは特製ユニを纏い、現在下位に低迷する
本来は難敵であるはずのレバークーゼンを迎え撃ちます。
そのバイエルンは前半3分、自陣でのビルドアップから
ラインを押し上げつつ右サイドに展開するとタッチライン際に
開いたムシアラから一旦後方のパヴァールに返して前向きに
パスが出せる状況にするとボールはキミヒを経由して
再びムシアラに向けられて送られます。
ここでムシアラが巧みなボディコントロールでマーカーの
バッカーと入れ替わると裏へ抜け出しゴール前へクロスを送ります。
ここに上がってきたザネがクロスを受けるとワントラップから
利き足ではない右足でシュートを放つと誰かに当たるも
レバークーゼンの守備陣形が整う前に仕留めて
ゴールネットを揺らし、開始早々バイエルンが1-0と先制。


バイエルンは自陣からの組み立ての際、レバークーゼンの前線の
プレスによりキミヒへのコースが絶たれる為、一旦サイドに振って
相手のプレスをかわすか、最終ラインからのロングフィードから
局面打開を試みる状況であるようです。
そんな前半17分、ウパメカノからの前線へのロングフィードに
飛び出したムシアラが頭で落とすと後方にいたミュラーから再び
ムシアラにボールが返ると、ターのマークを受けながらの状況
でしたがムシアラは右足を振り抜きます。
ボールはブロックを試みたフラデツキの手を弾いてゴールに収まり、
バイエルンが2-0とリードを広げます。


バイエルンの攻撃は、長短のパスを織り交ぜて相手の反応を
惑わせるような組み立てがあれば、ザネやムシアラがいる時には
独力突破で相手守備陣を引きつけて味方がフリーになれる
状況を作り出す等ヴァリエーションがある為、ハマれば大きな
武器になると思います。
また、フォロワーさん指摘のようにドイツ代表でも組み立ての際は
一旦後方のフリーな選手にパスを返してそこから前向きなパスを
出すというパターンが幾つか見られるようです。
対するレバークーゼンは、タレントには恵まれているものの
結果がなかなか出ず苦労している状況であるようですが、
決定力のあるFWシックの後ろにはディアビ、フリンポン、そして
チェルシーから移籍してきたハドソン=オドイのように
スピードのある攻撃陣がおり、彼らの特徴を生かした攻撃で
バイエルンに立ち向かいますがここまで決定的な場面は
迎えられていません。


そんな前半39分、
バイエルンはレバークーゼン陣内右サイドでハイプレスから
相手のビルドアップをカットするとムシアラがドリブルで
持ち上がり、守備陣の手薄な中央部へクロスを送ります。
これを受けたマネがトラップからシュートコースを見出すと
左足を振り抜き、ボールはブロックに入ったアンドリッヒの
足に当たって若干コースが変わるもゴール右隅に収まり、
バイエルンが前半だけで3点をリードします。


そんなこんなで前半はバイエルンがレバークーゼンを
リードして終了します。
後半へ続く…。


さて後半。
レバークーゼンは開始早々左SBバッカーに代えてインカピエを、
そして前線でフリンポンに代えてアランギスを投入して
中盤の層を厚くしてバイエルンの攻撃をできるだけ高い位置で
阻止したい狙いがあるのでしょうか…まぁ何にしても現在の
悪い状況を打開したい狙いがあるのでしょう。
しかし、それでもあまり動じない…というか前半に比べて
あまり変化が見られないレバークーゼンに対してバイエルンは
後半10分、今季の特徴であるあまり左右に広く開かずにビルドアップ
するスタイルから、右HSに開いたザネが後方からパスを受け、
内側に絞ったスペースにパヴァールが上がってPA前まで上がると
フリーのマネへパスを送り、相手DF2に前を塞がれながらも
マネが巧みにタイミングをずらしてシュートを放ちます。
しかし、ここはGKフラデツキに止められバイエルンは無得点。
ただ、バイエルンは後方の選手が前線の選手を追い越して
決定的な場面でフリーでパスを受けるシーンがあり、
得点のにほひがプンプンします。


バイエルンはこのこぼれ球を拾うとPA外ながらフリーで
上がってきたデ・リフトがパスを受けるとロングレンジながら
強烈な右足シュートを放つとこれが枠ととらえますが、
ここもフラデツキがジャンピングセーヴでバイエルンに得点を
与えません。
しかし、この攻撃で得たCKから一旦はレバークーゼンにボールを
弾かれるものの、PA外ながらパスを受けたムシアラが中央部を
繊細なボールタッチでドリブルするとあれよあれよとPAに侵入。
レバークーゼンDFに止められるものの、こぼれ球をフリーの
マネが拾うと左足を振り抜き、ボールはゴールに収まりますが、
この前のプレーでコスヌがデ・リフトを交錯したことが
後にVARにデ・リフトのファウルと判定され、バイエルンの
得点とはなりませんでした。


後半開始直後に交代策を講じたレバークーゼンでしたが、
更にシックに代えてアズムンを、ハドソン=オドイに代えて
アドリを投入し再び流れを引き寄せようとカードを切ります。
そのレバークーゼンは後半19分、自陣ゴール前からの
ロングボールで一気に前に運ぶと右サイドでスピードのある
ディアビが持ち上がるとバイエルンが自陣ゴール前を
固める前にアーリークロスを放り込み、これに走りながら
アドリが合わせますが、ここは守護神ノイアーが正面で
ブロックしますがレバークーゼンはこの試合最初の決定機を迎え
バイエルンに追いすがろうとしてきます。
それに対してバイエルンはマネに代えてニャブリを、
そしてザビツァーに代えてゴレツカを投入します。
ただ、レバークーゼンの中盤強化の影響の為にバイエルンの
攻撃に停滞感が出てきたからか、バイエルンはザネに代えて
チュポ=モティングを投入し試合を決めにかかります。


そして後半39分、ビハインドを背負いながらも3点差を
保ってきたレバークーゼンにミスが生じます。
バックパスを受けたフラデツキが切り返しの際に滑ってしまい、
ボールを離してしまうと詰めていたミュラーが素早く
左足を振り抜き倒れながらシュートを放つとボールは無人の
ゴールに収まり、バイエルンが4-0と試合を決定づけます。


そんなこんなで低調なレバークーゼン相手ではありましたが
国内リーグ5試合未勝利を免れたバイエルン。
今後同じような相手ばかりではないことは当然なので、
強い相手にも今日のような戦い方できて勝てれば…という
ところです。
そしてレバークーゼン…今週行われる第9節を前に
セオアネ監督が遂に解任され、後任には元バイエルンの
シャビ・アロンソが就任するというビッグニュースが
舞い込んできました。ある意味楽しみ!


戦績:4勝3分1敗(勝ち点:15)
得点:23、失点:6
順位:3位


サッカーゴール

▼バイエルン

前半3分:ザネ
前半17分:ムシアラ
前半39分:マネ
後半39分:ミュラー

▼レバークーゼン

ゴールなし


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ウパメカノ(→マズラウィ)、デ・リフト、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、ザビツァー(→ゴレツカ)
OMF:ムシアラ(→フラーフェンベルフ)、ザネ(→チュポ=モティング)
FW:ミュラー、マネ(→ニャブリ)

イエローカード:

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

○レバークーゼン

GK:フラデツキ
DF:コスヌ、ター、タプソバ、バッカー(→インカピエ)
CMF:アンドリッヒ、デミルバイ
OMF:フリンポン(→アランギス)、ハドソン=オドイ(→アドリ)、ディアビ(→フロジェク)
FW:シック(→アズムン)

監督:ジェラルド・セオアネ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)