UEFAネーションズリーグ2022/2023 第1節(イタリアvsドイツ) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表


欧州サッカーリーグがオフシーズンである
この時期、今度は各国代表チームが
UEFAネーションズリーグを戦う為
再集結しています。
そしてW杯でスペインや日本と同組になった
ドイツは今大会でもイタリアやイングランドと
同組になり…力が試される立場だと思います。
そんなUNL第1節はいきなりイタリアとの
対戦となりました。
試合は1-1のドローで終了しています。
※試合は現地時間6/4(土)に開催されました。


さて試合の方ですが…
3ヶ月ぶりの代表戦にはなるものの…ドイツの
中盤は伝統的に分厚い選手層を持つバイエルンの
選手達が中心になって構成されており、
立ち上がりはドイツが連携良く試合のイニシアチヴを
握り比較的ボール支配率を高め、自陣内で守る
イタリアからインターセプトされても反撃を
喰らう前に中盤でカットしてしまってラインを
高く保ってイタリアゴールを狙うという姿勢が
見て取れます。


対するイタリアは、EURO2020王者でありながら、
今年の3月にカタールW杯予選プレーオフで
敗退してしまったこともあるのか、
あまり見たことも聞いたこともない若い選手が
スタメンでプレーしているようです。
そんなイタリアはグイグイ押し込んでくるドイツに
対して中盤まで押し上げられると自陣に引いて
ドイツの攻撃をしのぎ、ボールを奪ったらドイツの
DFラインの後方に広がるスペース目掛けて
前線のスカマッカを走らせカウンターを狙うという
姿勢のようです。


中盤になるとピッチが滑りやすいのか…
ドイツの自陣でのビルドアップでニャブリ?が
スリップしたところからイタリアが反撃に移り、
逆にドイツを自陣ゴール前に押し込む場面が
少しずつ増えてきて試合の流れが変わって
きたかと思いましたが、そこはドイツがイタリアに
決定的なシュートを打たせず、逆にボールを
奪い返すことで落ち着きを取り戻し、
再びパス&ムーヴを繰り返して自分達のペースに
持ち込みます。
前半26分にはやや攻撃偏重の右サイドで
この試合イタリアのDFライン裏を常に狙う
ニャブリやミュラーと連携してポジションを
変えながらズーレからパスを受けた大外の
ヘンリヒスがワンタッチで裏へスルーパスを
送ったところ、これに合わせて
飛び出したヴェルナーが中央へ折り返し、
PA内フリーで待っていたミュラーがシュートを
放ちますが、巧みにシュートコース上に移った
フロレンツィがブロックします。


終盤になってイタリアがドイツのプレスを
かわして攻撃に移る場面が増えてきましたが、
ドイツがボールを奪い返してカウンターに
移行すると前半38分、ゴレツカのドリブルと
それに合わせてミュラーとサネが上がり、
イタリアゴールを襲いますが戻ってきた
イタリアDF陣に阻まれ、最後はニャブリが
フリーでシュートを放つもののクロスバーの
上を超えてしまい、チャンスを生かせません。


そんなこんなで前半は攻撃的にプレーする
ドイツに対しイタリアが巧みな守備でドイツの
攻撃を防ぎ、ドイツも高い位置からのプレスで
イタリアに多くのチャンスを作らせず…
両国ともに得点チャンスはあったものの結果的に
ゴールは生まれずスコアレスで終了。
後半へ続く…。


そして後半。
お互いにメンバーチェンジはないまま臨んできた
立ち上がりから前半に比べるとオープンにお互いの
ゴール前での攻防の場面が増えてきた感があり、
しかし守備の頑張りからいまだ得点は生まれず…
そうして序盤は過ぎていきますが、
状況打開の為、ドイツが先に選手交代に動きます。
サネに代えてやはりバイエルンのムシアラ、
そしてヘンリヒスに代えて元々中盤のホフマンが
投入されます。


中盤になると、イタリアはケーラーへのタックルの
際?に負傷して数分はプレーできたんですが、
その後やはりプレー続行不可能となってしまった
ポリターノに代わってニョントが入ります。
ニョントていう選手…上背はないですがガタイが良く
ケーラーとのマッチアップでも全く競り負けず
ある意味では厄介な選手ですね。
更にドイツはゴレツカに代えてギュンドアン、
そしてミュラーに代えてハヴァーツを投入します。


しかしこの直後の後半25分、
ドイツ陣内左サイドでスローインを得たイタリアは
中央のフロレンツィを経由して右サイドで待つ
ニョントへパス。
ニョントがドリブルでケーラーのマークをかわして
ゴール前へクロスを送るとフリーのペレグリーニが
シュートを決めてイタリアが先制します。


過去、公式戦でなかなかイタリアに勝ててないドイツ。
この試合もやはり…とは一瞬思ったその2分後、
イタリア陣内へ攻め入ると中央部でキミヒからの
縦パスにワンツーでヴェルナーが前へ出すとそこに
飛び出してきたのはハヴァーツ。
相手DFと競り合いながらボールをキープすると、
右サイドからフォローに入ったホフマンが
ゴール前にクロスを送ります。
これがアチェルビとヴェルナーに当たって
こぼれたところに飛び込んできたキミヒが右足で
押し込んでドイツがすぐさま1-1の同点に追いつきます。


失点直後に同点に追いついたことでドイツに勢いが
生まれ、一瞬はイタリアゴールを脅かすシーンがあり、
試合終了間際までハイプレスを繰り返し勝ち越しを
試みますが、イタリアもドイツもお互いにゴールは
生まれずドローに終わりました。
まぁ、ドイツにはイタリアと次はホームで戦える
アドバンテージがあります?から、
そこでイタリア戦90分での勝利があるとイイと
思います。


★リーグAグループ3順位

1位:ハンガリー(勝ち点:3/勝敗:1勝/得失点差:1)
2位:ドイツ(勝ち点:1/勝敗:1分/得失点差:0)
2位:イタリア(勝ち点:1/勝敗:1分/得失点差:0)
4位:イングランド(勝ち点:0/勝敗:1敗/得失点差:-1)


サッカーゴール

▼ドイツ

後半27分:キミヒ

▼イタリア

後半25分:ペレグリーニ


■出場メンバー

◯ドイツ

GK:ノイアー
DF:ヘンリヒス(→ホフマン)、リュディガー、ズーレ、ケーラー
CMF:キミヒ、ゴレツカ(→ギュンドアン)
OMF:ニャブリ(→ラウム)、ミュラー(→ハヴァーツ)、サネ(→ムシアラ)
FW:ヴェルナー

監督:ハンジ・フリック

○イタリア

GK:ドンナルマ
DF:フロレンツィ、アチェルビ、バストーニ、ビラーギ(→ディ・マルコ)
MF:フラッテージ(→リッチ)、クリスタンテ、トナーリ(→ポベガ)
FW:ポリターノ(→ニョント)、スカマッカ(→カンチェリエニ)、ペレグリーニ

監督:ロベルト・マンチーニ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)