'21-'22シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第25節(バイエルンvsレバークーゼン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はアリアンツ・アレーナにて
難敵レバークーゼン(B04)との対戦となりました。
バイエルンは先制するものの、その後追いつかれ
勝ち越すことができず、試合は1-1のドローに
終わりました。
※試合は現地時間3/5(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■アルフォンソ・デイヴィス(心筋炎)
■レオン・ゴレツカ(膝蓋腱のケガ)
■マヌエル・ノイアー(右ヒザ半月板手術)
■コランタン・トリッソ(左足ハムストリングのケガ)
■リュカ・エルナンデス(出場停止)


今節でもいまだに止まらないロシアの
ウクライナに対する侵攻に反対する意思を
示す為、両チームの主将(ミュラーとフラデツキ)が
ウクライナ国旗色の主将マークを腕に巻いて
試合に臨むことになります。


さて試合の方ですが…
上位対決らしくキックオフから両チームともに
中盤で激しくボールを奪い合う展開から始まり、
立ち上がりはそれがしばらく続く流れとなります。
バイエルンのビルドアップに対して
レバークーゼンは前3枚のディアビ、ヴィルツ、
アドリがコンパクトに位置取ってハイプレスを
仕掛けつなぎを阻もうとして、併せてキミヒを
マークしてバイエルンに円滑にパスを繋がせまいと
してきます。
その為バイエルンにとっては一旦サイドを経由して
ボールを前に運ぶしかないことになりますが、
レバークーゼンは中央部もガッツリ固めてくる為
決定的なクロスも上げられない状態で、
前半15分辺りにはこぼれ球をパヴァールが
ダイレクトに右足でとらえますが、ボールは
クロスバーの上を越えていってしまいます。


しかし前半18分、バイエルンが左サイドでCKの
チャンスを得るとボールは味方につながらず、
タプソバ?ター?が蹴り返そうとするもミスとなり
浮き球状態となってレバークーゼン守備陣が何とか
頭でクリアを試みますがそれでもヒットしなかった
ところにフリーのズーレの足元に転がった為、
ズーレが強烈な右足をお見舞いしゴール。
決して押せ押せ状態ではなかったと思われる
バイエルンが1-0と先制します。


ここから試合はバイエルンがよりボールを支配して
レバークーゼンは両WBのフリンポンとバッカーが
最終ラインまで引いて5バック状態でバイエルンを
迎え撃つ構図となり、バイエルンもハイプレスが
冴え渡り、バイエルンペースで試合は進行して
いきますが、レバークーゼンもバイエルンの攻撃を
しのぐと前線のスピードを生かしたカウンターを
発動してバイエルンゴールを脅かしますが、
パヴァール等バイエルンのDFラインも素早く帰陣して
相手に決定的なシュートを打たせまいと
ハードワークして防ぎます。


しかし前半37分、レバークーゼンがバイエルン陣内
右サイドでコマンのファウルによりFKを得ると、
デミルバイが蹴ったボールはGKウルライヒと
バイエルンのDFラインの間めがけて飛び、
そこにレバークーゼンの選手はいませんでしたが
ボールを弾こうとしたミュラーが足を出して
ボールに触れたものの、そのままゴールネットを
揺らしてしまい、珍しいミュラーのOGにより
レバークーゼンが1-1の同点に追いつきます。
…おそらくミュラーがボールを見送れば後ろで
待っていたウルライヒがセーヴしていたと思われる
状況であったと思いますが…単純に声の掛け合いの
問題だったように思います。


ここから試合の流れが変わったように、
レバークーゼンがバイエルン陣内へ頻繁に攻め入る
時間が長くなり、バイエルンのパスミス等もあって
バイエルンがレバークーゼンに危険なシーンを
生み出されるプレーが幾つかありましたが、
特に決定的だったのは前半45分、
レバークーゼンが右サイドでヴィルツとのワンツーに
対してバイエルンDFラインの裏へ抜け出た
フリンポンがゴール前まで上がると中央へ折り返し、
これにフリーのアランギスが右足で合わせ
ボールは枠をとらえますが、ここはウルライヒが
ブロックして何とか無失点でしのぎます。


そんなこんなで前半は同点で終了。
後半へ続く…。


さて後半。
序盤はレバークーゼンの前線3枚がバイエルンの
両SBの裏のスペースを突いてCBを釣り出し、
そしてCBが抜けたことで空いてしまった中央を
突いてバイエルンゴールを伺うかたちで
流れを掴みますが、バイエルンもスピードのある
ウパメカノとズーレを中心に頑張って対応して
事なきを得ます。


中盤に入ると流れが悪いと感じたバイエルンは
ミュラーに代えてザビツァー、そしてサネを
リチャーズに代えて投入し、
布陣を3-2-4-1に代えてリズムを掴みに伺います。
その直後の後半17分に代わったばかりのサネが
左サイドでポジションを下げてパスワークに絡み、
更にザビツァーが左HSで裏へ抜けてムシアラからの
スルーパスを受けるとGKフラデツキと1vs1に。
左足でシュートを放つもフラデツキにあっさり
ブロックされてしまいます。


バイエルンは比較的レバークーゼンを押し込みつつ
試合を進めてはいますが、それでもレバークーゼンが
自陣ゴール前のスペースをガッツリ埋めて対応して
くる為、バイエルンも打開策が打てず試合は
拮抗してしまいますが、ここでバイエルンは
終盤にさしかかり、ニャブリに代えて
チュポ=モティングを投入して状況の打開を
図りたいところですが、この日チャンスの少ない
レバンドフスキにラストパスが渡ることがある
ものの、シュートは決定的なものではなく
試合の流れを変えるには至らない状況です。


レバークーゼンも試合終了間際に前線2枚を
一気に交代させて勝ち越しを狙いましたが
結果的にスコアはこのまま動かず試合終了。
リーガ前半戦ではアウェイでバイエルンの
圧勝でしたが、今節はレバークーゼンが
難敵ぶりを発揮し両者痛み分け。
しかし、バイエルンにとってはこの勝ち点1が
今後大きく響く可能性もあるだけに、
ここは良しとするしかないと思います。

それでも次の戦いはチャンピオンズリーグで

勝ち上がる為には試合で勝つしかない

ザルツブルク戦になりますが、

普段ドイツ/ブンデスリーガで戦っている相手

ていう訳ではないので、

また違った見方で臨んでもイイのかなと思います。



戦績:19勝2分4敗(勝ち点:59)
得点:76、失点:27
順位:首位


ゴール

▼バイエルン

前半18分:ズーレ

▼レバークーゼン

前半37分:ミュラー(OG)


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ウルライヒ
DF:パヴァール、ウパメカノ、ズーレ、リチャーズ(→サネ)
CMF:キミヒ、ムシアラ
OMF:コマン(→サール)、ミュラー(→ザビツァー)、ニャブリ(→チュポ=モティング)
FW:レバンドフスキ

※イエローカード:コマン(累積1枚目)

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

○レバークーゼン

GK:フラデツキ
DF:タプソバ、ター、インカピエ
MF:フリンポン、アランギス、デミルバイ、バッカー(→コスヌ)
FW:アドリ(→パラシオス)、ヴィルツ(→アラリオ)、ディアビ(→アズムン)

監督:ジェラルド・セオアネ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)