'21-'22シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第23節(バイエルンvsグロイター・フュルト) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はアリアンツ・アレーナにて
昇格組のグロイター・フュルト(SGF)
との対戦となりました。
試合はバイエルンがフュルトに先制を許すも
4-1と最終的に逆転して連敗を阻止しましたアップ
※試合は現地時間2/20(日)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■アルフォンソ・デイヴィス(心筋炎)
■レオン・ゴレツカ(膝蓋腱のケガ)
■マヌエル・ノイアー(右ヒザ半月板手術)
■キングスレー・コマン(脹脛痛)


さて試合の方ですが、
前節ボーフム戦、そしてUCLザルツブルク戦と
公式戦2試合だけとはいへ勝利から
遠ざかっているバイエルン。
今節は左SBとしてリチャーズを最終ラインに
組み込んだ4バックで臨んでいるようです。
また、ザルツブルク戦で身体を痛めた
ニャブリについてはベンチスタート、そして
コマンについては大事を取ってか欠場と
なっている為、右SHにはザビツァーが
配されています。
新型コロナの規制緩和がされてまた観客の数が
増えたホームスタジアムでの試合だし、
相手も下位チームであることもあり、イイ結果が
欲しいところ。


そんな立ち上がりはバイエルンがボール保持率を
高めて巧みにポジションを変えながらパスを回して
フュルトを自陣に押し込んでゴールを目指すていう
構図になりますが、フュルトもゴール前はガッチリ
固めており、バイエルンもシュートチャンスは
迎えるものの相手のがっつりスペースを
埋めてくる中決定的なチャンスは迎えられて
おりません。


そんなフュルトはバイエルンに対して自陣で
ボールを奪ったら手早く縦にボールを運んで
カウンターから反撃を試みる展開になりますが
前半11分、フュルトが自陣ゴール前でバイエルン
からボールを奪って右サイドに展開すると、
ルウェリングに対峙したリュカがバックパスを
試みるもおそらくレウェリングのチャージに遭い、
半端なバックパスになったところを奪われ、
ボールがこぼれた位置も微妙だった為にウルライヒは
思い切って飛び出せず…ゴール前に留まり
レウェリングと1vs1の状況になってしまいましたが、
ウルライヒがこのシュートを足でストップし
バイエルンは絶体絶命のピンチを免れます。


ただ、このプレーの影響もあるのか、
この後のフュルトは自信をつけたようなプレーで
バイエルンに対してアグレッシヴにプレスをかけ、
しばらく試合は拮抗した様子を見せます。
そんな前半20分過ぎ、バイエルンは中盤でチャージを
受けたトリッソが左足ハムストリングを痛めてしまい、
ニャブリとの交代を余儀なくされます。


ただ、終盤に入ってもフュルトの自陣ゴール前での
守備は人が揃っておりバイエルンにとって自由な
スペースは空いておらず決定的な場面を作れず
均衡は破れません。
そして、前半41分に多少の誤審?と思しき
ハプニング的なことが起きながらもフュルトが
自陣ゴール前からカウンターを発動して前線に
ロングボールを送ると、パスを受けたレウェリングが
右サイドから内側へドリブルで持ち上がり、
ニールセンへの壁パスに3人目の動きでフルゴタが
受け取るとバイエルン陣内PA手前でリチャーズが
フルゴタを倒してしまいフュルトにFKが
与えられます。
これをフルゴタ自身が蹴ると、壁になっていた
ザビツァーの足に当たって軌道が変わると
ボールはウルライヒから離れていき、そのまま
ゴール左隅へ収まり、フュルトが0-1と先制します。


そんなこんなで前半はバイエルン再びビハインドを
負って終了。
後半へ続く…。


そして後半に入り、バイエルンは変化をつける為、
リチャーズに代えてチュポ=モティングを投入。
デイヴィス欠場以降、比較的結果を出している
3-2-4-1システムに変更になります。
これが奏功したのか開始直後、前線でニャブリが
右サイドから中央へダイアゴナルに裏へ飛び出すと、
そこにウパメカノが浮き球のスルーパスを送ります。
これを拾ったニャブリがエンドラインギリギリの
ところでゴール前へ折り返します。
これをチュポ=モティングがヒザに当てるも
ボールはファーサイド側へ流れますが、ここに
飛び込んできたレバンドフスキが左足で押し込んで
バイエルンが1-1の同点に追いつきます。


単純に前線のコマが増えただけなのか?
までは分かりませんが、相手のDFラインに対して
両サイドについて大外、HS、そして中央と5レーン
全てのスペースを埋めて巧みにフュルトの4バックの
間に位置取るプレーで攻撃の強度が増した
バイエルンは後半16分、崩しのスイッチがONした
状態でパヴァールから右サイド大外でパスを受けた
ミュラーがゴール前にクロスを送ると、
既にゴール前にはニャブリ、チュポ、レバンドフスキの
3人が待っていましたがその対応に気を取られたか、
ボールはグリースベックの足に当たってゴールに
収まり、ここでバイエルンが2-1とようやく
試合をひっくり返します。


ただ、これだけではフュルトの戦意を殺ぐところまでは
いっていないようで、バイエルン陣内でプレーしている
間は強度の高いプレーでバイエルンゴールに
襲い掛かり危険なシュートの場面もありましたが、
結果的にポストに弾かれる等バイエルンにとっては
事なきを得ています。


そして前半とは反対に試合の主導権を奪い返した
バイエルンは後半37分、左サイドからのCKを得ると
キッカーのキミヒがゴール前に上げたボールは
ファーポスト側に流れますが、ズーレが再び中央へ
折り返すとこれにレバンドフスキが頭で合わせると
ボールはゴールへ収まりバイエルンが3-1と
フュルトを引き離します。


更にバイエルンは後半A/T、
自陣での組み立てから最終ラインで左→右へと
パスを回した後、またもニャブリが右サイドで
相手DFラインのCBとSBの間を取って飛び出すと、
これにパヴァールがスルーパスを送って
ニャブリが右サイドを突破します。
そしてゴール前にクロスを送ったところ、
飛び込んできたチュポ=モティングが相手DFと
競り合いながらゴールへ押し込み、4-1。


前半はかなり苦労したバイエルンでしたが、
後半になって再びいつものように相手を圧倒する
試合展開を見せたゲームになりました。


戦績:18勝1分4敗(勝ち点:55)
得点:74、失点:26
順位:首位


サッカーゴール

▼バイエルン

後半1分:レバンドフスキ
後半16分:グリースベック(OG)
後半37分:レバンドフスキ
後半45(+1)分:チュポ=モティング

▼グロイター・フュルト

前半42分:フルゴタ(FK)


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ウルライヒ
DF:パヴァール、ウパメカノ、リュカ・エルナンデス(→ズーレ)、リチャーズ(→チュポ=モティング)
CMF:キミヒ、トリッソ(→ニャブリ)
OMF:ザビツァー(→マルク・ロカ)、ミュラー、サネ(→ヴァナー)
FW:レバンドフスキ

※イエローカード:レバンドフスキ(通算2枚目)、キミヒ(通算1枚目)

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

○グロイター・フュルト

GK:リンデ
DF:マイアーへーファー、グリースベック、フィールヘーフェル、イッター
CMF:シーグイン(→ユリアン・グリーン)、クリスチャンセン、ティルマン
OMF:ドゥジャク(→ニールセン)
FW:レウェリング(→バウアー)、フルゴタ(→プルル)

監督:シュテファン・ライトル


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)