2022年カタールW杯欧州予選第6節(アイスランド代表vsドイツ代表) | Day Dream Believer

Day Dream Believer

人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)


Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表


ドイツ代表が所属するグループJ第6節は
アレーナ・シュツットガルトにて
アイスランド代表との対戦となりました。
かつて初出場のEURO2016でベスト8進出と
大会を湧かせたアイスランド相手でしたが
4-0と快勝して首位をガッチリキープアップ
※試合は現地時間9/8(水)に開催されました。


さて試合の方ですが…
バイエルンの時と同様、ドイツはビルドアップの際
両SBが高い位置を取り、中盤もしくは両SBの誰か1人が
降りてきて一時的に3CB状態となって
中央かサイドへパスを散らします。
中央の場合は降りてきたゴレツカにパスを出して、
主な配給役のキミヒを一旦フリーにしておいて、
再びキミヒに戻して前線へパスを供給する
きっかけを作ります。
また、ロングフィードの精度が高いCBのズーレから
直接前線へパスが送られるパターンもあり、
ボールポゼッションを高めつつ、相手を自陣に
押し込むのがドイツのスタイルです。


そんな前半6分、ズーレのバイタルエリアへの
ロングパスに上がっていたキミヒがポストに
なって、左からフリーで上がってきたサネに
落としのパスを送ると、サネはダイレクトに
ゴール前へ低空クロスを送ります。
これに合わせたのは右サイドから上がってきた
ニャブリ。ダイレクトに右足でゴールに
流し込みゴール。
一旦はオフサイドと判定されましたが、
VARにより得点が認められ、ドイツが先制します。


ドイツの戦い方としては、ボールキープして
相手を押し込むことがメインですが、
できるだけ縦への意識が強いパス回しが
特徴的です。相手のプレスに苦しみ横パスや
後ろへ返すこともありますが、
前線の選手が降りてきてサポートに入ったり、
味方のロングパスに期待して裏へ抜け出す
フリーランを選手もいる為、パスの選択肢が
なくなることはないと思います。


ただ、攻撃の際にラインを高く設定している為、
相手にボールを奪われると最終ライン裏へ
抜けられ速攻を喰らうこともしばしばありますが、
全員の守備意識が高く、俊敏なプレスバックで
相手のカウンターを潰すことができることも
強みの1つだと思います。
ただ、もちろん全てをフィールドプレーヤーだけで
解決できる訳ではない為、そこは守護神ノイアーが
まさに最後の砦としてシュートをブロックして
くれます。


そんな前半24分、ドイツがアイスランドの
ファウルにより右サイドのPA手前でFKのチャンス。
キミヒが蹴った真っすぐなボールはファーサイド
側へ飛んでいったと思ったら、そこで待っていた
のはリュディガー。
ジャンピングヘッドでシュートをうつと、
ボールはゴール右隅へ突き刺さり、ドイツが2-0と
アイスランドを引き離します。


前半の終盤、アイスランドがフィジカルの強さを
いかしたプレッシングでドイツのビルドアップを
阻み、速攻を繰り出してきた為、
ドイツに得点は生まれませんでしたが、逆に
相手に得点を許すこともなく前半は終了。
後半へ続く…。


後半も前半同様、ドイツが主導権を握って
アイスランドは決して積極的にプレスにはいかず、
やや引いた位置で守備ブロックを形成します。
ドイツにプレスをかわされて裏へ抜けられるのを
おそれている為でしょう。
しかし、そんなアイスランドに一大チャンスが
訪れます。
後半4分、テンポ良く2タッチ以内でのパス交換
によりドイツのプレスをかわし、
自陣左サイドから対角線方向に攻撃を展開すると
ドイツ陣内に侵入してからは右サイドへ。
グズムンドソンが左足で強烈なキックを
ゴールへ蹴ると、ボールは横っ飛びノイアーの
手を掠め、左ポストへ直撃。
跳ね返ったボールをグドムンドソンが押し込み、
アイスランドが1点返したと思いきや、
グドムンドソンのオフサイドと判定され無得点。
ドイツ的にはピンチを脱します。


このプレーでアイスランドに流れを持っていかれた
と思われたドイツでしたが後半10分、
自陣左サイドでアイスランドのスローインを
カットしてヴェルナーを起点としたカウンターを
仕掛けると相手のDF陣と3vs1の関係になり、
左サイドを駆け上がったヴェルナーは同じく
中央をフリーで上がってきた、ニャブリに代わって
入ったハヴァーツへパス。
GKと1vs1になったハヴァーツでしたが、
左足で放ったシュートは枠の外へ飛んでしまいます。


しかし後半11分、ドイツが再びアイスランドゴールへ
襲い掛かります。中盤でハヴァーツのスルーパスに
反応したヴェルナーが飛び出すと、
このパスは飛び出したGKに弾かれますが、
こぼれ球を拾ったゴレツカが再度押し上げPAまで
侵入すると、左HSを飛び出したサネへスルーパス。
サネがこれをダイレクトに左足で強烈に蹴り込むと
ボールはゴールに突き刺さります。
序盤押し込まれたドイツが逆に3-0とアイスランドを
引き離します。


更に後半18分、ドイツは右サイドで得たCKを、
キミヒがゴール前へ蹴り上げますが、
相手に当たってこぼれたボールをギュンドアンが
拾って再びゴール前へクロスを送ると、
これも相手DFに当たりますが、こぼれ球がゴレツカの
足元に転がり、相手GKにとっては視点が悪かったものの
ゴレツカが強烈な右足シュートを叩き込みましたが、
どうやらこの時ムシアラ?がオフサイドポジションに
いたようで、無得点に終わってしまったようです。


時折、アイスランドに自陣まで押し込まれるも
鋭いカウンターを発動して劣勢を跳ね返す等
勢いを失わないドイツは諦めず4点目を目指して
戦います。
そして後半44分、アイスランド陣内PA手前で
キミヒの縦パスをムシアラが流して右HSの
ハヴァーツへ流すと、ハヴァーツから中央の
ヴェルナーへすぐさま折り返し、
ヴェルナーがシュート。
これはGKがブロックしてボールは左のポストを
叩きますが、その後ボールは自然に流れて
ゴールに入り、内容不明ですがVARによって
判定まで時間がかかったものの
ゴールが認められ、ドイツが4-0とします。


そんなこんなで試合はフリック体制3試合目の
ドイツが勝利。
決して強豪相手ではなかったかもですが、
今後に期待をしていい結果になったと思います。


★グループJ順位

1位:ドイツ(勝ち点:15/勝敗:5勝1敗)
2位:アルメニア(勝ち点:11/勝敗:3勝2分1敗)
3位:ルーマニア(勝ち点:10/勝敗:3勝1分2敗)
4位:北マケドニア(勝ち点:9/勝敗:2勝3分1敗)
5位:アイスランド(勝ち点:4/勝敗:1勝1分4敗)
6位:リヒテンシュタイン(勝ち点:1/勝敗:1分5敗)


サッカーゴール

▼ドイツ

前半6分:ニャブリ
前半24分:リュディガー
後半11分:サネ
後半45(+1)分:ヴェルナー

▼アイスランド

ゴールなし


■出場メンバー

◯ドイツ

GK:ノイアー
DF:ホフマン(→クロスターマン)、ズーレ(→ゴーゼンス)、リュディガー、ケーラー
CMF:キミヒ、ゴレツカ(→ヴィルツ)
OMF:ニャブリ(→ハヴァーツ)、ギュンドアン、サネ(→ムシアラ)
FW:ヴェルナー

監督:ハンジ・フリック

○アイスランド

GK:ハルドーソン
DF:サエバルソン、ビャルナソン、フヨルソン、スクーラソン
MF:ビャルナソン、パルソン(→バルドゥルソン)、ヨハンネソン(→シグルドソン)
FW:グズムンドソン(→ソルステインソン)、グドムンドソン(→グドヨンセン)、ヘルガソン

監督:アルナル・ヴィザルソン


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)