'21-'22シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第1節(ボルシアMGvsバイエルン) | Day Dream Believer

Day Dream Believer

人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)


Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


新型コロナウィルス感染症の影響を受けながらも
何とかシーズンを乗り切り、EURO2020、
そして東京オリンピックを経て、
更にハンジ・フリック監督が退任し
RBLよりユリアン・ナーゲルスマン監督を迎え、
多少のメンバーチェンジを経験した
バイエルンの'21-'22シーズンが開幕しました。
今季も宜しくお願いします。


そんな開幕戦はボルシア・パークにて
ボルシアMG(BMG)と対戦しました。
相手に先制を許しながらも同点に追いつきましたが
その後両チームともにスコアは動かず、
1-1のドローで開幕戦を終えました。
※試合は現地時間で8/13(金)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■リュカ・エルナンデス
■コランタン・トリッソ
■バンジャマン・パヴァール

■マルク・ロカ


さて試合の方ですが、
この試合でのメングラの守備の狙いは明確で
あったように見えました。
キックオフからアウェイながらもバイエルンが
ボールをキープして試合の主導権を握ろうと
するもメングラは容赦なくハイプレスを仕掛け
バイエルンのビルドアップを阻むと、
特に中央部のコースを塞ぎサイドに追いやって
ボールをインターセプトしてショートカウンターに
つなげようという考えのようでした。
それがかたちとなったのが前半4分のメングラの
チャンスで、左サイドタッチライン際で
バイエルンからボールを奪って逆サイドの
ヘアマンに展開しましたが、これはヘアマンの
左足シュートが枠外へ逸れ、バイエルン的には
ピンチを免れます。


更には前半6分、自陣左サイドでバイエルンから
インターセプトに成功すると、ノイハウスが
ドリブルで持ち上がり、バイエルンのハイライン
裏へ抜け出したヘアマンへスルーパス。
これを受けたヘアマンはバイエルンゴール前まで
持ち上がり、ノイアーと1vs1シュートを放つ
こともできたと思われますが、逆サイドを
上がってきたシュティンドルへパス。
しかし、この間に追いつくことができた
バイエルンの新鋭DFスタニシッチがブロックに
成功し、ボールはゴール側に転がってしまい
ましたがノイアーが足で弾き返しました。


ただ、開幕戦ということでお互いフルスロットル
という訳にもいかないのでしょうけど、
バイエルンもメングラの自陣でのパスミスを
レバンドフスキがカットすると、裏へ飛び出した
ニャブリへスルーパスを送りますが、
このボールを何とニャブリは外してしまいます。
…その前にオフサイドでありましたが…。


序盤からお互いのゴール前での攻防が見られた
前半10分、試合が動きます。
バイエルンが自陣でのビルドアップから、
中央部は固められていた為、左サイドの
デイヴィスへ流しての上がりを試みたところ、
メングラが3人でかかってデイヴィスから奪います。
そこからショートカウンターを発動し、
前へ駆け上がったシュティンドルへ縦パスが
入ると、シュティンドルはスライディングしながら
左へ流してウパメカノのブロックをかわすと、
フリーで上がってきたプレアがパスを受け取り、
左足でバイエルンゴールを陥れます。
'21-'22シーズン初得点はメングラのプレアとなり、
0-1とバイエルンは早速ビハインドを負います。


それでも動じないバイエルンの攻撃陣は前半14分、
メングラが自陣から蹴り出したロングボールに対し、
ハーフウェーラインまで上がっていたウパメカノが
奪い返すと、メングラの陣形のスペースを突いて
パスをつないで前進します。
左サイドから中央に絞っていたニャブリもパス交換に
参加して、そのニャブリから相手のDFライン裏に
スルーパスが出されると、飛び出したゴレツカが
相手DFを引き連れつつ頭で後ろへ落とすと、
これにフリーのレバンドフスキが右足で合わせます。
しかし、決定的と思われたシュートはメングラの
守護神ゾマーにストップされてしまいます。


バイエルンにとってこの後数回に渡って同点の
チャンスをゾマーに阻まれてしまいますが前半42分、
度々の攻撃参加を見せ、開幕戦初スタメンの割には
比較的馴染んでいるスタニシッチのシュートから
右サイドでCKを得ると、キミヒがゴール前へ上げた
ボールにレバンドフスキがフリーで右足で合わせ、
これにはさすがのゾマーもブロックできずゴール。
バイエルンがようやく1-1の同点に追いつきます。
そんなこんなで前半は1-1のドローで終了。
後半へ続く…。


後半に入ると、前半にペースを取り戻した感のある
バイエルンが試合をやや優位に進め、
メングラ陣内でプレーする時間が長く、前半のように
安易にボールロストする場面は少なく、
パスカットされて最終ライン裏を突破されても
ノイアーの飛び出しに救われるetc守備面で多少は
修正できているのかなという印象です。
また、メングラGKゾマーの正面を捕えるばかりですが、
比較的シュートで終わる場面も増えているので
流れ的には悪くない流れであるように感じます。


しかし、如何せんゾマーを破ることが非常に困難です。
後半13分にはメングラ陣内右サイドでスローインから
混戦となるもニャブリが抜け出して左サイドから
ダイアゴナルに中央裏へ飛び出したデイヴィスへ
スルーパスを送りますが、デイヴィスも効き足ではない
右足でのシュートだったとはいへ、超至近距離からの
シュートをブロックしてしまいます。


更には後半15分、
バイエルンが自陣ゴール前からのビルドアップ
でしたがメングラのハイプレスをワンタッチパスで
掻い潜り左サイドのデイヴィスへ渡ると、
デイヴィスのドリブルから敵陣深く、PA内へ侵入し
ゴール前へ低空クロスを送り、フリーのレバンドフスキが
右足でダイレクトに合わせるもこれもゾマーが足で
弾き出してしまい、いつ出てもおかしくない
バイエルンの追加点がなかなか生まれません。


逆に流れの悪いメングラはプレアに代えてテュラム、
ヘアマンに代えてホフマンを送り込んで
状況の打開を試みます。
そして後半24分、メングラはバイエルン陣内右サイドで
ヴォルフがボールキープしていたスタニシッチから
インターセプトするとそこから一気にゴール前へ
ボールを流し、テュラムがポストとなって後方へ
パスを返すとフリーで上がってきたシュティンドルが
ダイレクトに右足で流し込みます。
これをブロックしようとしたゴレツカの股を抜く
グラウンダーのシュートでしたが、守護神ノイアーが
横っ飛び一発でボールを弾き出します。


この辺りから息を吹き返したメングラ…
特にウパメカノがテュラムの対応に手を焼く場面が
見られ、試合の行方は分からなくなってきます。
しかし、この後A/Tも含めお互い決定打を放つことが
できず、試合は終了。
PSMからナーゲルスマンのバイエルンは勝利がいまだ
ないようですが、まだリーグは始まったばかり…
完成度はこれから上がってくれるでしょう…きっと。


戦績:1分(勝ち点:1)
得点:1、失点:1


ゴール

▼バイエルン

前半42分:レバンドフスキ

▼ボルシアMG

前半10分:プレア


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:スタニシッチ(→サール)、ウパメカノ、ズーレ、デイヴィス
CMF:キミヒ、ゴレツカ
OMF:サネ(→コマン)、ミュラー(→チュポ=モティング)、ニャブリ(→ムシアラ)
FW:レバンドフスキ

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

○ボルシアMG

GK:ゾマー
DF:ライナー、ギンター、エルヴェディ、スカリー
CMF:クラマー、ノイハウス(→ベーネス)
OMF:ヘアマン(→ホフマン)、シュティンドル、ヴォルフ(→ベネッツ)
FW:プレア(→テュラム)

監督:アドルフ・ヒュッター


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)