'20-'21シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第29節(ボルフスブルクvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はフォルクスワーゲン・アレーナにて
ボルフスブルク(WOB)と対戦、引き続き
エースのレバンドフスキを欠く試合でしたが
3-2と何とかボルフスブルクをくだしましたアップ
※試合は現地時間で4/17(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■ドウグラス・コスタ(右足中足骨骨折)
■コランタン・トリッソ(左大腿部腱損傷)
■ロベルト・レバンドフスキ(右ヒザ側副靭帯損傷)
■セルジュ・ニャブリ(新型コロナ陽性)
■ニクラス・ズーレ
■レオン・ゴレツカ
■マルク・ロカ


さて試合の方ですが、
この試合の4日前、チャンピオンズリーグ
準々決勝でPSGと戦って試合には1-0で
勝ったものの、AG差で敗退してしまい、
今季のタイトルレースは国内リーグしかなくなって
しまったバイエルン。
気持ちを入れ替えて臨みたい一戦ではありますが、
サスペンションから戻ってきたデイヴィス以外は
負傷欠場者がいまだ多く、メンバーのやり繰りに
苦労しており、今節もアラバが中盤に配置ていう
始まりでありました。


そしてボルフスブルクは、この時点でリーグ3位と
なっており、チャンピオンズリーグ出場権獲得に
向けてバイエルン相手とはいへ、
積極的に高い位置からプレスをかけてバイエルンの
攻撃の芽を摘んできます。
そしてインターセプトに成功したら、バイエルンの
守備陣形が整う前に速攻に移る格好です。
前半5分にはバイエルン陣内左サイドで
ヴェホーストがインターセプトすると、こぼれ球を
拾ったフィリップが右サイドから中央にかけて
ダイアゴナルに裏へ飛び出したバクへスルーパスを
送り、これを受けたバクがフリーでシュートを
放った場面は結果的に枠外となりましたが
決定的な状況でした。


しかし、そこは試合巧者であるバイエルン。
結果で以て相手に地力の差を見せつけます。
前半15分、バイエルンはビルドアップから前線で
元々ホールのミュラーが右サイドに開き、
元々右サイドのサネが中央にポジションを移して
パスを捌きつつサイドチェンジをして左サイドを
上がってきたデイヴィスにパスが渡ると、
ドリブルでPAに侵入し、相手DFに止められるも
こぼれ球を拾ったムシアラが巧みなダブルタッチで
相手のチェックをかわしてシュートスペースを
見出すと右足を振り抜き、ボールはGKカステールスに
当たってゴールネットを揺らします。
ムシアラの2試合連続ゴールでバイエルンが
1-0と先制します。


この直後、ボルフスブルクの反撃に遭い
防戦一方となったバイエルンですが、
自陣でボールを奪い返してデイヴィスの
ドリブルによるカウンターに転じると
試合は開始直後にあったような中盤でのボールの
奪い合いではなく比較的オープンな状況で
それぞれの陣内深くへの侵攻が見られます。


そして前半24分、バイエルンが先制時のように
右から左へのサイドチェンジにより相手陣内
左サイドでパスを受けたムシアラがキープすると
やや内側をオーバーラップして裏へ飛び出した
アラバへパスが渡ります。
パスを受けたアラバがゴール前へ折り返した
ボールをキャッチしようとしたカステールスが
なんとファンブルしてしまい、
こぼれ球に反応したチュポ=モティングが
これを右足で押し込んでバイエルンが2-0と
ラッキーなかたちで追加点を挙げます。


前半35分にはボルフスブルクが反撃に転じます。
ボルフスブルクの攻撃をしのいだバイエルンが
自陣右サイドからの組み立てを試みたものの、
パヴァールからパスを受けたミュラーに対して
ヴェホーストがプレスに行っていた効果もあって
ミュラーがサネに出そうとしたパスを
シュラーガーがカットするとそこから一気に
ゴール前に持ち上がり、左サイドをフリーで
上がってきたヴェホーストに預けると
これをヴェホーストがダイレクトに右足で合わせ、
ボールはグラウンダーながらカーヴを描き、
ノイアーの手も届かずゴールインします。
ボルフスブルクが2-1と詰め寄ります。


しかし、1点差とされたバイエルンですが
すぐさまボルフスブルクを引き離します。
前半37分、ボルフス陣内右サイドにて
スローインからサネ→パヴァールと渡り、
大外を裏抜けしたミュラーへパスが渡ると、
ミュラーがゴール前へクロスを送ります。
これをムシアラがジャンプ一発ヘディング
シュートを放つと、ボールは山なりになりながら
ゴールへパサァと収まり、
バイエルンが3-1と再び相手を突き放します。
ムシアラはこれでドッペルパック。


そんなこんなで前半はバイエルンリードで終了。
後半へ続く…。


後半に入ると、しばらくは中盤での奪い合いが
展開されますが、後半9分に右サイドのバクが
バイエルンDF陣の裏へ飛び出して
バイエルン陣内に侵入します。
しかし、ここはリュカが執拗なマーキングによって
相手の攻撃をディレイさせることができますが、
バクから中央のゲルハルトを経由して左HSへ
開いたヴェホーストを経由してボールが左サイドへ
流れると、ヴェホーストがゴール前まで来ない為
油断した?バイエルンDF陣のスキを突いて
オタビオがゴール前にクロスを送ると、
フリーで飛び出してきたフィリップがダイレクトに
合わせてゴールネットを揺らします。
ボルフスブルクが3-2として再びバイエルンに
1点差と詰め寄ります。


これで勢いづいたボルフスブルクは、
バイエルンのお株を奪うハイプレスで
FCBのビルドアップをFCB陣内で摘み取り、
インターセプトに成功すると速攻へつなげ
それがバイエルンにとっては危険な状況へと
繋がってしまいます。
それが発生したのは後半21分、バイエルンの
ゴールキックからのプレー再開でしたが
ボアテングのロングフィードがセンターサークル
手前で奪われてしまうと、バイエルンのDFライン
裏へ飛び出したヴェホーストに対して
シュラーガーからスルーパスが送られると、
ヴェホーストがダイレクトに左足でシュートを
放ちますが、ここはノイアーがブロックして
バイエルンはピンチを免れます。


ボルフスブルクの押しの強い攻撃に対し、
バイエルンは左サイドのデイヴィスのスピード、
そしてデイヴィスとアラバのコンビネーションを
利用したロングカウンターで対応しますが、
結果が出ないこと、そしてムシアラがこれらの
プレーに絡んでいない?ことからムシアラに
代えてコマンを投入します。


それでもバイエルンは試合の流れを
取り戻すことはできず、
終盤はお互いに自陣ゴール前での攻防を
繰り広げるも、シュートが枠内に収まらず
スコアは動かないまま試合は終了。
それよりも、試合終了後の会見でフリック監督が
クラブとの足並みを揃えず、今季限りでの退団を
希望していると表明したことの方が
よりショッキングではありましたけど…。


戦績:21勝5分3敗(勝ち点:68)
得点:83、失点:38
順位:首位


サッカーゴール

▼バイエルン

前半15分:ムシアラ
前半24分:チュポ=モティング
前半37分:ムシアラ

▼ボルフスブルク

前半35分:ヴェホースト
後半9分:フィリップ


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ボアテング、リュカ・エルナンデス(→ニアンズ)、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、アラバ
OMF:サネ(→ハビ・マルティネス)、ミュラー、ムシアラ(→コマン)
FW:チュポ=モティング

監督:ハンジ・フリック

○ボルフスブルク

GK:カステールス
DF:ムバブ、ラクロワ、ブルックス、オタビオ
CMF:シュラーガー、ゲルハルト
OMF:バク(→ブレカロ)、フィリップ(→ビアレク)、ビクトル(→ルシヨン)
FW:ヴェホースト

監督:オリバー・グラスナー


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)