'20-'21シーズン UEFAチャンピオンズリーグ準々々決勝1stレグ(ラツィオvsバイエルン | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


いよいよチャンピオンズリーグも
決勝トーナメントに突入。
そして試合もWOWOWで放送されるていうことも
手伝って更にバイエルンの試合が観られる
のでありがたみを感じます。
そんな決勝トーナメント(ベスト16)は、
スタディオ・オリンピコにてイタリアの
ラツィオと対戦し、4-1で快勝しましたアップ
※試合は現地時間で2/23(火)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■タンギー・ニアンズ
■アレクサンダー・ニューベル
■トーマス・ミュラー
■ドウグラス・コスタ(右足中足骨骨折)
■セルジュ・ニャブリ(左大腿部筋損傷)
■バンジャマン・パヴァール(新型コロナ感染)
■コランタン・トリッソ(左大腿部腱損傷)


さて、試合の方ですが、
CWC後の国内リーグ2試合で低調な出来に終わって
しまったバイエルン。
そんな状態で、やや不安を抱えたまま
チャンピオンズリーグに突入することになって
しまった感がありますが、
見方を変えれば、チャンピオンズリーグで
対戦する相手は国内リーグのようにいつも対戦
している訳ではなく、
そんなに研究し尽されている訳ではないていう
こともプラスに働くのだと思います。
あくまでここ2試合の国内リーグが低調だった
ていうだけで、欧州王者であるバイエルンを
ラツィオが恐れ過ぎずに臨めるか…ということも
試合の焦点の1つになるのではないかと思います。


そんな立ち上がりは、バイエルンがアウェイでも
ボールキープ率を高め、ラツィオにボールを奪取
されたとしてもハイプレスで更に奪い返し、
ラツィオ陣内でプレーする時間が続きます。
そんな前半9分、バイエルンが右サイド後方の
ズーレから縦パスがサネへ入れられると、
サネの落としをキミヒが収められず、一旦は
ラツィオにボールを奪われますが、
ムサッキオがバックパスを送るのを読んでいた
レバンドフスキがパスカットに成功すると、
ブロックに飛び出したレイナをかわして
左足で無人のゴールに流し込み、バイエルンが
1-0と先制します。


ミスから失点を喫してしまった為か、
直後のラツィオはやや前がかりになりながらも
ラッツァーリとマルシッチの両WBのスピードを
生かしたサイドアタックからバイエルン陣内へ
侵入してきます。
ただ、そこからのクロスには既にバイエルン
ゴール前はバイエルンの守備ブロックが
固めていた為に決定的なクロスにはなりません。
前半23分にもラツィオが中盤でバイエルンから
インターセプトすると、ホアキン・コレアが
インモービレとのワンツーからドリブルで
持ち上がり、ズーレとアラバを引きつけつつ、
最後は左でフリーのルイス・アルベルトに渡し、
ルイス・アルベルトがシュートを放ちますが、
ここはノイアーの正面となりノーゴール。


ラツィオの攻撃をしのいだバイエルン。
前半24分、左サイドでのビルドアップから、
デイヴィスがミリンコビッチ=サビッチを抜いて
スペースに飛び出ると、向かってきたラツィオ
DFをかわして中のゴレツカへパス。
そしてゴレツカも相手DF3人に囲まれながら
右足アウトサイドで更に中のムシアラへパス。
フリーで受けたムシアラはトラップからシュートを
打ちやすい位置へボールを動かし右足シュート。
これがゴール左下隅に突き刺さり、
バイエルンが2-0とリードを広げ、ムシアラは
クラブ史上UCLでの最年少得点記録を更新します。


前半も終盤になると、やや落ち着いたかに見えますが、
バイエルンがラツィオGKレイナのミスパスをバイタルで
カットすると、スキを突いて最後はレバンドフスキが
フリーでシュートする場面がありましたが
ここはレイナ自らがシュートを足でブロック。
一矢報いたいラツィオもバイエルンのハイラインの
裏を突いての反撃を試みますが、バイエルンDFライン
裏へ抜け出したインモービレはオフサイドトラップに
引っかかってチャンスとはなりません。


そして前半42分、バイエルンがラツィオの攻撃を防ぎ
前方へ大きくクリアしたボールをラツィオDFに
拾われますが、中盤でルーカスとパトリックが
ボールの処理を手間取っている隙にコマンに奪取されると、
コマンが快足を生かして一気に左サイド深くまで侵攻し、
対峙したアチェルビをキレのある切り返しで
振り切ると左足でシュート。
これはレイナにブロックされたものの、
こぼれ球に詰めていたフリーのサネが押し込んで
バイエルンが前半だけで決定的な3点目を奪います。
そんなこんなで前半はバイエルンリードで終了。
後半へ続く…。


後半に入ってもバイエルンが前半の流れそのままに
ラツィオ守備陣に襲い掛かります。
後半2分、ラツィオがバイエルン陣内でCKのチャンスを
得ますが、これを奪われると左サイドでボールを
持ったコマンから、既に中央から左サイドに斜めに
全力ダッシュしていたサネへパスが渡ります。
パトリックがサネについてマークしますが、
サネが左右の切り返しでパトリックをかわすと
ゴール前へクロスを送ります。
同時にデイヴィスが上がってきていましたが。
前に入って追ってきていたアチェルビがブロックを
試みてスライディングします。
しかし触れたボールがそのままゴールインしてしまい、
アチェルビのOGによりバイエルンが4-0とダメを押す
得点を加えます。


自らのミスが絡んだ失点を犯しながらも、
モチベーションを失っていないラツィオも後半4分、
バイエルン陣内左サイドでボールをキープすると、
既にバイエルンDF陣はブロックを作っている
状況でしたが、ルイス・アルベルトが足技で守備網を
突破するとズーレとボアテングの間に割って入って
フリーで待っていたホアキン・コレアへ縦パス。
パスを受けたホアキン・コレアがドリブルで持ち込み、
右足を振り抜くとグラウンダーのシュートが
横っ飛びノイアーの手を掠めてゴールインします。
4-1とラツィオが反撃に転じます。


ラツィオは後半8分にもバイエルンの攻撃をしのぐと
自陣からカウンター気味にルイス・アルベルトが
前への縦パスを送り、左サイドで受けた
ホアキン・コレアがカットインして中央へ切れ込むと
一旦インモービレへ預けたパスを再び受けると
右足でファーを狙ったシュートを放ちます。
ここは横っ飛びノイアーがパンチで弾いてブロック
しますが、序盤は立ち上がりに試合として
決定的な失点を負ったラツィオがやや優勢に
進めているように見えます。


バイエルンはゴレツカに代えてハビ・マルティネスを
投入して流れを変えようと試みますが、
ラツィオは後半18分にも自陣での速攻からバイエルンの
陣形が整う前に手数を少なくしてパスで前へ運び、
中盤左サイドでルイス・アルベルトから
ミリンコビッチ=サビッチへつなぐとワンタッチで
前へのパスを送り、これをボアテングと競りながら
受けたインモービレがそのままシュートへつなげます。
これはノイアーの守備範囲でキャッチングできましたが
ラツィオはまだ試合を諦めていません。


ただ、やはり点差が大きいこともあるのかバイエルンは
ペースダウンしたとしても取り乱すことはなく、
ラツィオボールになっても相手に自陣ゴール前でフリーで
シュートを許す場面は少なく、また極端にラインを
高く設定する必要もなくじっくりパスをつないで
ラツィオに試合を支配させず時間だけが経過していきます。


そんなこんなでバイエルンがアウェイゴールで3点差をつけ
決して油断してはいけないが大きなアドバンテージを
得て2ndレグに臨めることになりそうです。


サッカーゴール

▼バイエルン

前半9分:レバンドフスキ
前半24分:ムシアラ
前半42分:サネ
後半2分:アチェルビ(OG)

▼ラツィオ

後半4分:ホアキン・コレア


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:ズーレ、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、ゴレツカ(→ハビ・マルティネス)
OMF:サネ(→サール)、ムシアラ(→チュポ=モティング)、コマン(→リュカ・エルナンデス)
FW:レバンドフスキ

監督:ハンジ・フリック

○ラツィオ

GK:レイナ
DF:パトリック(→フート)、アチェルビ、ムサッキオ(→ルリッチ)
CMF:ルーカス(→エスカランテ)
OMF:ラッツァーリ、ミリンコビッチ=サビッチ(→カタルディ)、ルイス・アルベルト(→アクパ=アクプロ)、マルシッチ
FW:インモービレ、ホアキン・コレア

監督:シモーネ・インザーギ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)