'20-'21シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第22節(フランクフルトvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はドイツ銀行スタジアムにて
日本人選手長谷部誠、鎌田大地擁する
フランクフルト(SGE)と対戦しました。
試合は1-2でフランクフルトに敗れ、
国内リーグでは7試合ぶりの敗戦となりましたダウン
※試合は現地時間で2/20(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■タンギー・ニアンズ
■アレクサンダー・ニューベル
■トーマス・ミュラー
■ドウグラス・コスタ(右足中足骨骨折)
■セルジュ・ニャブリ(左大腿部筋損傷)
■バンジャマン・パヴァール(新型コロナ感染)
■コランタン・トリッソ(左大腿部腱損傷)


さて試合の方ですが、
今節より新型コロナ感染により離脱していた
ゴレツカやハビ・マルティネスが復帰した
バイエルン。
今度はパヴァールが同じくコロナに感染し離脱、
更にはトリッソが最長で半年という長期離脱を
強いられてしまい、人のやり繰りに苦労する
時間が長い気がしますが、
相手はここ10試合を8勝2分という成績で
好調を維持しているフランクフルト。


序盤、線審の負傷(左足首負傷?)により
数分間試合が中断してしまい、
何か嫌な予感がする感じですが(最終的に線審は交代)、
前半12分、フランクフルトがFCB陣内右サイドで
スローインを得ると、スロワーのコスティッチから
ユネスに渡ると、サネとズーレがマークしていながら
ユネスから裏へ抜け出たコスティッチへ
再びパスが渡り、コスティッチがゴール前へ送った
クロスに対してフリーで上がってきた鎌田が右足で
合わせてゴール。
フランクフルトが0-1と先制し、逆にバイエルンは
2試合連続で相手に先行されてしまいます。
ちとポジションニングやプレスに関する
守備の散漫さは改善されていない模様。


試合も中盤に入ると、先発として復帰した
オーガナイザーのキミヒを起点にバイエルンが
落ち着いてボールをキープする時間が少し増えますが、
フランクフルトの守備ブロックが非常に組織的に
形成されており、バイエルンとしては前方に
有効なスペースを見出すことができず、
崩しのスイッチを入れるパスを送ることができません。
一旦両サイドのサネやコマンに渡して運ぶ手段も
持ち合わせているバイエルンですが、
あまり持ちすぎると相手のプレスにかかりやすくなり
反撃の糸口がつかめずにいます。


そんな前半31分、
フランクフルトが自陣左サイドでバイエルンから
インターセプトするとユネスを起点に右前方へ
大きくサイドチェンジすると、
ロングパスを受けたトゥーレがゴール前へクロスを
送ります。
これは一旦左へ流れてしまいますが、こぼれ球を
拾った鎌田から上がってきたユネスに渡ると、
PA角から中へ侵入したユネスが右足を振り抜き
強烈なシュートを放つと、ボールは再びノイアーを
破ってゴールネットを揺らしてフランクフルトが
0-2とバイエルンを引き離します。


2試合連続で相手に2点を先行されるという屈辱を
味わったバイエルン。
終盤になってキミヒがロングシュートを放ち、
これをトラップが防ぐもこぼれ球に詰めたコマンが
再びシュートを放ち(またもトラップがブロック)、
最後はレバンドフスキが反転からの左足シュートを
放つ等後半へつなぐ猛攻を見せますが
結果としては実りません。
前半終了間際には、右サイドのサネのドリブル突破から
ゴール前へマイナスのクロスを送り、それに対して
中央でフリーだったチュポ=モティングが
トリッキーに左足かかとで合わせますがこれも
枠外となり、バイエルンが迎えたチャンスはここまで。


前半は、線審が負傷交代した影響でA/Tが割と長めに
とられましたがこれ以降スコアは動かず
フランクフルトリードで終了。
後半へ続く…。


後半に入るとバイエルンは巻き返しを誓って
マルク・ロカに代えてゴレツカを投入。
バイエルンはフランクフルトの3-4-3システムの
WBの裏のスペースを狙ってサネやコマンにボールを
託して突破口を開こうと試みます。
特に左サイドについてはコマンだけじゃあなく
デイヴィスもフランクフルトにとっては警戒が
必要な選手となりますが、ここは2~3人で潰しに
かかってバイエルンは次につなげられません。


それならばと後半8分、
中盤左サイドでフランクフルトからインターセプト
したバイエルンは、左サイドでボールをキープ
していたデイヴィスが右サイドで待っていたサネへ
サイドチェンジのパスを送ります。
サネの仕掛けから2人を抜いて更にエンドライン際へ
侵攻すると、もぅ1回の切り返しからゴール前へ
クロスを送ります。
これに待っていたのはフリーのレバンドフスキ。
右足でチョコンと合わせてバイエルンが1-2として
フランクフルトに詰め寄ります。


これがバイエルンの追撃へのスイッチとなったか、
以降バイエルンが試合を支配する時間が長く続きます。
バイエルンは後半ゴレツカが入ってきましたが、
そのゴレツカが中盤でキミヒとの縦の関係を築き、
更にはビルドアップの際にチュポ=モティングが
下がってきても、空いたバイタルエリアにゴレツカが
入って中央ラインはしっかりさせるという安定さを
もたらしてくれています。


なおも終盤にコマンに代えてムシアラ、
チュポ=モティングに代えてリュカを投入し
攻勢を仕掛けるバイエルン。
フレッシュな選手がフランクフルト陣内の
バイタルエリアで活発に動き、フランクフルト
守備陣がそれの対応で手いっぱいな一方で
後方がフリーとなる為、ズーレのロングシュート等で
相手ゴールを襲う場面が見られます。


後半43分には、似たような展開からゴレツカが
一旦後方でフリーのリュカへ戻すと、
リュカはゴール前へのクロスを選択。
そしてそこに飛び込んできたのはムシアラでした。
巧みに相手DF2人の間に入ってヘディングシュートを
放つもボールはクロスバー上へ外れていきます。


後半になってから猛攻を見せたバイエルンでしたが、
最後まで同点に追いつくことはできず、
引き続き首位はキープしていますが、
下位クラブとの勝ち点差が縮まっています。


戦績:15勝4分3敗(勝ち点:49)
得点:62、失点:31
順位:首位


サッカーゴール

▼バイエルン

後半8分:レバンドフスキ

▼フランクフルト

前半12分:鎌田
前半31分:ユネス


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:ズーレ、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、マルク・ロカ(→ゴレツカ)
OMF:サネ(→ハビ・マルティネス)、チュポ=モティング(→リュカ・エルナンデス)、コマン(→ムシアラ)
FW:レバンドフスキ

監督:ハンジ・フリック

○フランクフルト

GK:トラップ
DF:トゥタ、ヒンターエッガー、エンディカ
MF:トゥーレ、ローデ(→イルザンカー)、長谷部、コスティッチ
FW:鎌田(→ツーバー)、ヨビッチ(→アッヘ)、ユネス(→バルコク)

監督:アドルフ・ヒュッター


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)