'20-'21シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第8節(バイエルンvsブレーメン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


代表ウィークを経て2週間ぶりの国内リーグ。
そんな今節はホーム、アリアンツ・アレーナに
ブレーメン(SVW)を迎えて対戦。
ブレーメンに先制を許すも同点に追いついた
バイエルンでしたがそこから勝ち越すことができず
1-1の引き分けに終わりました。
※試合は現地時間で11/21(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■アルフォンソ・デイヴィス(右足首靭帯損傷)
■ブナ・サール
■ニクラス・ズーレ(コンディション不良?)
■コランタン・トリッソ(筋肉の問題?)
■ヨシュア・キミヒ(右ヒザ十字靭帯損傷)


さて試合の方ですが、
ゴレツカ、ニャブリ、サネ等主力を一部温存して
試合に臨むバイエルン。
代表ウィーク帰りの若手のムシアラがいきなり
スタメンで前めの位置ではありますがやや内側、
ハビ・マルティネスのシングルボランチでどこまで
イケるか…ということも気になりますが、
立ち上がりはバイエルンが実績でもここ10年以上
負けていないこともあって、バイエルン主導にて
ゲームは展開していきます。
対するブレーメンは、試合前発表とは異なり
実際は3バックにして中央部分を人で固め、
バイエルンのフリースペースを埋めて、ボールを
奪ったらすぐさまカウンターにつなげようていう
狙いが見て取れます。


そんなバイエルンに前節同様アクシデント発生!
前半12分、敵陣からのロングボールを処理しようと
ジャンプしたリュカ。同じくこれを拾おうと
試みたゲブレ・セラシエがピッチに足を取られ
スリップしてしまったところ、着地しようとした
リュカがゲブレ・セラシエと接触してバランスを崩し
腰から地面に落下してしまいます。
その後数分間プレーを続けたリュカでしたが、
やはり痛みを堪えられないようで、最終的に
ゴレツカとの交代を強いられてしまいます。


そのリュカが腰を痛め思うようにプレーできない中
ブレーメンがビッグチャンスを迎えます。
前半16分、ブレーメンがビルドアップにて一旦
パヴレンカに戻したボールを、再びパヴレンカが
左サイド前方へ大きく出したボールに対し、
マーカーのパヴァールより先にボールに触れた
ラシツァがワンタッチでタッチライン際の
アウグスティンソンに預けると、入れ替わりで
外に移ったラシツァが再びパスを受け取ると、
バイエルン陣内深くまでボールを持ち上がり、
ゴール前へクロスを送ります。
これをサージェントが負傷したリュカの不十分な
マークによりフリースペースがあった為、
クロスにダイレクトで合わせます。
しかし、これは守護神ノイアーが右足でクリア。
更に、こぼれ球に対してアウグスティンソンが
右足でシュートを放つもまたもノイアーが横っ飛び
右手でボールを弾き出します。
バイエルンがノイアーのおかげで絶体絶命のピンチを
脱します。


ここまで予想外にブレーメンがアグレッシヴに、
前への意識の高いプレーをしてきていますが、
前半24分には自陣内でバイエルンのパスをカットすると
左サイドをドリブルで駆け上がったラシツァが
ゴール前にクロスを送り、逆サイドをフリーで
上がってきたビッテンコートが
右足で合わせますがこれは枠外となります。


前半終盤になって落ち着きを取り戻したバイエルンの
ビルドアップではありますが、ブレーメン陣内で
パス回しができてきても如何せん中央部を固く閉じられて
いる為、その外側でボールを回すしかない状況が続きます。
サイドチェンジを兼ねて対角線方向に縦パスを送って、
更にウィンガーが相手の最終ライン裏に抜け出して
パスを送ってクロスにつなげる崩しを試みますが、
簡単にはゴール前でフリーにさせてくれず、
結果的に前半バイエルンの枠内シュートはゼロでした。


そんな前半A/T、ブレーメンがバイエルン陣内右サイドで
スローインを得ると、これを受けたサージェントに対し
ハビ・マルティネスがチャージに向かいますが、
サージェントはバランスを崩さずドリブル続行。
PA内までボールを持ち運ぶとゴール前へ
マイナスのクロスを送ります。
これにフリーで合わせたのはM・エッゲシュタイン。
ダイレクトに左足アウトサイドで放ったシュートは
横っ飛びノイアーの手も届かずゴールネットを揺らします。
前半は意外にもブレーメンリードで終了。
後半へ続く…。


後半に入り、バイエルンとしてはまず同点に
追いつきたい…というところではありましたが、
先にチャンスを掴んだのはブレーメン。
後半2分、自陣内でバイエルンからインターセプトすると
中盤でパスを受けたサージェントが左サイドでフリーで
抜け出そうとしていたラシツァへパス。
ハーフウェーラインがそのままオフサイドライン的な
状況でしたが、パヴァールが1人分下がっている状態
であった為、ラシツァにフリーで飛び出されてしまいます。
そのままドリブルでゴール前まで持ち上がるラシツァ。
逆サイドから追いかけてブロックを試みるボアテング。
ラシツァとノイアーが1vs1になる非常に厳しい
場面でしたがラシツァがすぐにシュートを打てなかった為
ボアテングが間に合いました。
結局シュートは外れてバイエルンはピンチを免れます。
しかし、マーカーがついておらず、裏を取られるていうのは
バイエルンらしくない守備だと思います。


後半立ち上がりのブレーメンの攻撃をしのいだバイエルンは
そこから落ち着きを取り戻し、最終ラインまでもがブレーメン
陣内まで侵入しパスを回してブレーメン守備陣の崩しを
試みます。
そして後半17分、バイエルンがブレーメン陣内
ファイナルサードでパスを回し一旦は弾き返されるも
やり直しでボアテングにボールが戻ると、
ボアテングが右サイドへ対角線のパスを送り、
パヴァールがパスを受けると、後方のHSから上がってきた
フリーのゴレツカへパスします。
ゴレツカがワントラップからゴール前へクロスを送ると、
ファーサイド側の一番外でフリーで待っていたコマンが
ヘディング一発でゴールネットを揺らします。
バイエルンがようやく1-1の同点に追いつきます。


ここで一気に勝ち越したいバイエルンは、
コマンに代えてニャブリ、コスタに代えてサネ、
ムシアラに代えてチュポ=モティングと攻撃的な
メンバーを一括投入してきます。


相変わらずブレーメン守備陣は中央部を固めてきており、
バイエルンにとってそこでボールを潤滑させるのは
容易なことではありませんが、
サネが右タッチライン際でパスを受けるとそこから
カットインしてゴール前へ楔のパスを入れると
それをレバンドフスキが壁となって裏へのパスを送るも
飛び出そうとしてミュラーとは合わず…。


バイエルンは終盤、ブレーメンを自陣へ押し込みますが
ブレーメンもブロックはしっかり作ってバイエルンから
ボールを奪うとすぐさまカウンターへ移行します。
後半38分にはブレーメンの反撃から、ハーフウェー付近で
パスを受けたサージェントが独走し、後ろからボアテングが
追いつき、スライディングするもキックフェイントによって
かわされますが、ここで時間をつくったことでゴレツカが
帰ってきており、シュートブロックできた為事なきを得ます。
この後のCKをバイエルンがしのいでチャンスにつなげると、
アラバの裏への浮き球パスに反応した左サイドのサネが
抜け出し、ゴール前へラストパスを送るとそこに
上がってきたのはチュポ=モティングしかし、トプラクと
競り合いながら合わせたシュートは枠内には収まらず…。


ここまで両チーム1点ずつ取り合っていましたが、
たぶんチャンスの数を考えるともっと点が入っていても
おかしくなかったんじゃあないか…ていう展開で、
後半41分にもブレーメンのカウンターからサージェントが
抜け出しゴール前までドリブルで独走してノイアーと
1vs1の場面になりシュートを放ちますが、
ここでもノイアーが右手1本でボールを弾き、チームの
大ピンチを救います。


そんなこんなでこの後スコアが動くことはなく1-1で終了。
苦労した試合でしたが、勝ち点1獲得できただけ
マシていうところでしょうか?


戦績:6勝1分1敗(勝ち点:19)
得点:28、失点:12
順位:首位


サッカーゴール

▼バイエルン

後半17分:コマン

▼ブレーメン

前半45分:M・エッゲシュタイン


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ボアテング、アラバ、リュカ・エルナンデス(→ゴレツカ)
CMF:ハビ・マルティネス
OMF:コマン(→ニャブリ)、ミュラー、ムシアラ(→チュポ=モティング)、ドウグラス・コスタ(→サネ)
FW:レバンドフスキ

監督:ハンジ・フリック

○ブレーメン

GK:パヴレンカ
DF:グロス、トプラク、フリードル
MF:ゲブレ・セラシエ、M・エッゲシュタイン、メーヴァルト(→ムボン)、アウグスティンソン
ST:ラシツァ(→チョン)、ビッテンコート(→アグ)
FW:サージェント

監督:フロリアン・コーフェルト


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)