'20-'21シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第6節(ケルンvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はラインエネルギー・シュタディオンにて
ケルン(KOE)と対戦。
ロシアから帰国したばかりで大変な上に、
相手の粘り強さに若干押され気味のバイエルン
でしたが、試合は2-1の結果に終わり、
巧みに逃げ切ってリーガ4連勝としましたアップ
※試合は現地時間で10/31(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■タンギ・クアシ
■コランタン・トリッソ(サスペンション)
■アルフォンソ・デイヴィス(右足首靭帯損傷)
■ロベルト・レバンドフスキ(休養)
■レオン・ゴレツカ


さて試合の方ですが、
主力の負傷や体調不良、それに温存で若干の
スタメン変更があったバイエルン。
基本的にボールを支配して前線の選手が
ポジションを変えながら、パスを空きスペースへ
出してビルドアップを試みますが、
ケルンがバイエルンからインターセプト
すると手数を少なくしてボールを前に運ぶ為、
バイエルンはケルンの自陣への侵攻を許して
しまうかたちとなってしまいます。
前半3分にはケルンの右SBであるボルフの
飛び出しにDFラインが対応できず最終ラインを
突破されかけましたが、ボルフのトラップが
大きかった為、ズーレがこれを奪ってクリア
することで事なきを得ました。


やや押され気味で不安な立ち上がりとなった
バイエルンですが、意外なところから先制の
絶好のチャンスを得ます。
前半12分、バイエルンのビルドアップ、
ハビ・マルティネスからパヴァールへのパスに対し
パヴァールがワンタッチで中へ入れると、
ミュラーとポジションを入れ替えたサネが
パスを受け、ドリブル持ち上がるとゴール前へ
クロスを送ります。これをPA内左サイドでニャブリが
頭で返したボールに対しブロックに入ったボルフが
ハンドを犯したということでバイエルンに
PKが与えられます。
これをミュラーが落ち着いてゴール右下隅へ決め、
バイエルンが1-0と先制します。


逆に先制を許したホームのケルンですが、
気持ち的に怯むことなくバイエルンに対して
アグレッシヴにプレーします。
バイエルンにボールを保持されながらも、
自陣でしっかり4-4-2の守備ブロックを形成して
中盤とDFラインのスペースをガッチリ埋めて、
バイエルンのボール回しを上手く停滞させ
簡単に縦パスを入れさせないようにして、
ボールを奪うとバイエルンのハイラインの
裏を突いて一気に反攻に移ろうと試みます。


しかし、またもバイエルンが押され気味な状況から
前半A/T、自陣ゴール前でボールをキープされて
状況でしたがキミヒのタックルからインターセプト
するとそこからカウンターを発動します。
右サイドを駆け上がるニャブリにパスが渡ると
ニャブリがアングルを変えてゴール前まで持ち上がり、
右サイドにポジションを変えたミュラーの飛び出しに
ケルンDFのマークの的を外したことも手伝って
一瞬フリーになったニャブリが左足を振り抜き、
ボールはゴールネット揺らしバイエルンが終了間際に
2-0として前半は終了。
後半へ続く…。


後半に入っても試合はバイエルン優勢で立ち上がります。
相手のプレッシャーの弱いところからで、ちとレンジが
あってもキミヒの正確なロングパスが前線のミュラーに
収まるとミュラーは頭で左サイドへ流し、これを受けた
サールがキープして再びキミヒへ返す間に
ミュラーが中央から左サイドのスペースを埋めて
幅を取ってマーカーを外したと思ったらそこから中へ
クロスを送り、これにニャブリが頭で合わせて
フィニッシュへのつなげ方が流動的です。
このニャブリのヘディングはホルンにセーヴされて
しまいましたが…。


ケルン陣内まで攻め込んだ結果、最終的にケルンから
インターセプトされても、その前にプレスバックへの
適切な間合いが取れている為、前から後ろまで
労を惜しまない、連動性のあるハイプレスで
上手いこと相手の反撃の芽を摘むことができています。


試合も中盤に入ると、やや停滞気味になってきた為、
お互い一気に2~3枚選手を交代させて局面打開を
図ろうとします。
バイエルンはサネに代えてドウグラス・コスタを、
チュポ・モティングに代えてズィークゼーを投入。


ただ、バイエルンとしては3点目を取れなかったことで
試合も終盤になるとケルンが可能性を信じて
バイエルンに負けじと前への意識を高めて
インテンシティを強めてきます。
そんな後半37分、ケルンがハーフウェー付近で
バイエルンからインターセプトしてからの速攻で
左サイドへボールを運ぶとヤコプスがゴール前へ
クロスを送ります。
ゴール前で待っていたドレクスラーが足で
後方へ返したボールをティールマンがダイレクトに
右足でグラウンダーのシュートを放つと、
これがドレクスラーの足に当たって起動が変わり、
ボールはゴールネットを揺らします。
しかし、この直前にボアテングがラインを
上げていたことから、一旦はオフサイドかと
思われたシーンでしたがズーレが残っていたと
判断され、ケルンのゴール判定となり、
2-1とケルンが詰め寄る結果となりました。


しかし、残り10分を切ってより見ごたえのある
試合になったと思いましたが、
ケルンが勢いづいた時間は既に遅く、バイエルンが
前半同様巧みにボールをキープしてやり過ごして勝利。
首位ライプツィヒが敗れた為、この時点で
リーガ首位に躍り出ました。


戦績:5勝0分1敗(勝ち点:15)
得点:24、失点:9
順位:首位


サッカーゴール

▼バイエルン

前半13分:ミュラー(PK)
前半45(+1)分:ニャブリ

▼ケルン

後半37分:ドレクスラー


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ズーレ、ボアテング、サール
CMF:ハビ・マルティネス(→アラバ)、キミヒ
OMF:サネ(→ドウグラス・コスタ)、ミュラー、ニャブリ(→マルク・ロカ)
FW:チュポ・モティング(→ズィークゼー)

監督:ハンジ・フリック

○ケルン

GK:T・ホルン
DF:ボルフ、ボルナウ、チヒョス、J・ホルン(→カッターバッハ)
CMF:スヒリ(→ドレクスラー)、エズジャン
OMF:リムニオス(→ティールマン)、ドゥダ、ヤコプス
FW:アンデション(→アロコダレ)

監督:マルクス・ギスドル


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)