'20-'21シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第4節(ビーレフェルトvsバイエルン) | Day Dream Believer

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人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)


Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節は代表ウィーク明け後でありますが
シュコ・アレーナにて日本代表道安律
擁するアルミニア・ビーレフェルト(DSC)と対戦。
試合はバイエルンが4-1とビーレフェルトに
勝って3節に続き連勝としていますアップ
※試合は現地時間で10/17(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■タンギ・クアシ
■レロイ・サネ
■ヨシュア・キミヒ(奥さんの出産立会)


さて試合の方ですが、過密日程を使える限りの
メンバーを駆使してやり繰りしているバイエルン。
昇格組のビーレフェルトに対してある程度主力での
スタメンが組めたこともあり、立ち上がりから
ボール支配で圧倒すると、基本的にビーレフェルトを
自陣に押し込み、最終ラインのアラバやズーレからの
正確なロングフィードや両ワイドのニャブリやコマンの
仕掛け、からの両SBであるリュカやパヴァールの
サポートを利用しての相手陣内深くを抉ってのクロスetc
多彩な攻撃で試合を優位に進めます。


そんな前半8分、バイエルンが後方からの組み立てから、
最終ラインのズーレから深さを生む為下りてきた
レバンドフスキに縦パスが入れられると、DFラインが
引っ張られた隙に飛び出したミュラーへレヴィからの
パスが渡るとミュラーが相手GKオルテガと1vs1となります。
ここでミュラーが選択したのは(おそらく)コマンへの
パスだったと思いますが、これが相手DFに当たって
再びミュラーの足元へ転がると、あとはミュラーが
ゴールへ押し込むだけでした。
若干ラッキーなかたちでバイエルンが1-0と先制します。


続く前半26分、相手陣内左サイドゴレツカとコマンで
プレスをかけ、コマンが奪い返したところフリーの
ゴレツカが一気にボールを持ち上がり、相手陣内深くまで
駆け上がりゴール前へクロスを送るとこれを受けたのは
レバンドフスキ。
パスを受け取るとすぐにはシュートモーションに移らず
やや相手の寄せるタイミングを遅らせた後
右足を振り抜くとボールは飛んだGKオルテガの手も届かず
ゴールネットを揺らし、バイエルンが2-0とリードを
広げます。
レバンドフスキ…この試合の前の代表ウィークで
ポーランド代表として出場した試合?で足首を痛めたていう
話がありましたが、ある程度回復していたていうこと
なのか…いやはや大したもんです。


レバンドフスキは前半28分にも左サイドから上げられた
クロスに対してフリーでヘディングシュートを
放ちますが、これはGKオルテガが横っ飛びパンチングで
ボールを弾き返します。
その後もバイエルンは、ビーレフェルトが敷く4-4-2の
守備ブロックに対して両サイドを幅広く使って相手の
プレッシャーのあまりかからない場所を突きつつ、
両サイドのSBとSHがライン際とHSを使い分け、
上手いこと5レーン分のスペースを埋めながら、
外にマークが向いたと思ったら今度は中へ戻して
相手ゴールに近づくていう…ボールを支配しながら
ビーレフェルトに攻撃の機会を与えないようにしつつ
攻撃を仕掛けます。


そんな前半A/T、ビーレフェルトのが自陣内で
デメディナがボールをキープするも、
レバンドフスキがプレスをかけると自陣から大きく
前に蹴り出すしかなく、そのクリアボールをリュカが
頭で再びビーレフェルト陣内へ弾き返すと
陣形の整っていないビーレフェルト守備陣の空き
スペースを結ってゴレツカからミュラーへパスが渡ると
ペナルティアーク付近でミュラーが相手守備者を3人
ひきつけ、PA内でフリーのレバンドフスキへパス。
レバンドフスキは右足でシュートを放つと、
ボールは正面から向かってきたピーパーの内股に当たって
コースが変わり、飛んで防ごうとしたオルテガの手に
当たりましたがそのままゴールへ吸い込まれ、
バイエルンが終了間際に3-0として前半終了。
後半へ続く…。


後半に入ってもバイエルンペースで試合は続くようです。
システムをコンパクトに保ったまま、最終ラインの
ズーレとアラバがビーレフェルト陣内まで侵入し
相手を自陣に押し込みながら相手ゴールを目指します。


そんな後半6分、バイエルンのビルドアップから、
ズーレが右サイドに開いていたレバンドフスキに
パスを送ると、レバンドフスキが中の状況を見ながら
GKとDFの間に出したクロスに対して、
DFとDFの間をダイアゴナルに裏抜けしたミュラーが
ニアサイドでチョコンと合わせてゴールを決めます。
これでミュラーとレバンドフスキが仲良く
ドッペルパックを達成して4-0と試合をほぼほぼ
決めた状況になります。


対するビーレフェルトは今季PSVから移籍してきた
道安が結果は出ないながらも存在感を見せつけ、
右サイドから積極的にシュートを放ったり、
逆サイドのゲバウアーの裏への飛び出しに合わせて
スルーパスを出したりとバイエルンの守備の
綻びを上手く突きながら反撃のきっかけを掴もうと
試みます。


そんな後半14分、自陣ペナルティアーク手前で
バイエルンに押し込まれながらもインターセプトして
大きく前に出したボールをクロスが受けると、
後方に残っていたアラバとパヴァールのマークを
受けながら、右サイドをフリーで駆け上がってきた
道安へとパス。
そして、道安がマッチアップしたパヴァールの
股を抜くように右足でシュートを放つと
ここでこの試合初めてノイアーのセーヴを掻い潜り
ボールはゴールネットを揺らし、
ビーレフェルトが4-1と王者に一矢報います。


試合の残り時間を考慮すると、試合はまだ終わらない
可能性がある為、バイエルンはゴレツカに代えて
ハビ・マルティネスとニャブリに代えてコスタの
2枚替え、ビーレフェルトはクンツェに代わって
シップロックとゲバウアーに代えてヤボの2枚替えにて
再び試合がアクティヴな方向へとかじ取りを変えます。
3シーズンぶりにバイエルンへの復帰となるコスタは
今年30歳ですが、結果にはつながらなかったものの、
低い重心でスピードに乗ったドリブルと
左足で放つ強烈なキック力は健在で
相手DFの気を引くには十分なプレーぶりでしたし、
何より注目すべきだったのは、トリッソが自陣
ゴール前で一発レッドをくらった後のビーレフェルト
のFKでバイエルンの選手達が作った壁の後ろで
コスタが何故か寝っ転がっていたことでしょうww
グラウンダーのFKを蹴った時の対策では
あったんだろうと思いますが…。


そんなこんなで試合はバイエルンが昇格組の
ビーレフェルトに対して実力の差を見せつけました。


戦績:3勝0分1敗(勝ち点:9)
得点:17、失点:8
順位:2位


サッカーゴール

▼バイエルン

前半8分:ミュラー
前半26分:レバンドフスキ
前半45(+1)分:レバンドフスキ
後半6分:ミュラー

▼ビーレフェルト

後半14分:道安


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ズーレ、アラバ、リュカ・エルナンデス(→アルフォンソ・デイヴィス)
CMF:トリッソ、ゴレツカ(→ハビ・マルティネス)
OMF:ニャブリ(→ドウグラス・コスタ)、ミュラー、コマン(→ムシアラ)
FW:レバンドフスキ(→チュポ・モティング)

※後半30分、クロスへのファウルによりトリッソが一発レッドで退場。

監督:ハンジ・フリック

○ビーレフェルト

GK:オルテガ
DF:デメディナ(→ベーレント)、ピーパー、ファン・デル・ホールン、ルコキ
CMF:クンツェ(→シップロック)、プリートル
OMF:道安(→ゾイファート)、ハーテル(→エドムンドソン)、ゲバウアー(→ヤボ)
FW:クロス

監督:ウーヴェ・ノイハウス


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)