'20-'21シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第2節(ホッフェンハイムvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はプレゼロ・アレーナにて
ホッフェンハイム(TSG)と対戦。
バイエルンは過密日程によるコンディションの
不調があったのか、これまでのようなエッジの
効いた攻撃が見られず、試合は結果的に
ホッフェンハイムに1-4と負けてしまいましたダウン
※試合は現地時間で9/27(日)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■タンギ・ニアンズ


さて試合の方ですが、
バイエルンはこの試合の前、9月25日にセヴィージャとの
UEFAスーペルカップを戦ったばかりで、一部メンバーの
疲労を考量したであろう関係でゴレツカや
レバンドフスキ等がベンチからのスタートとなり、
いつもとはちと違うスタメンで臨むことになります。
一方、ホッフェンハイムは昨季バイエルンⅡを優勝に
導いた、セバスチャン・ヘーネス(ウリの甥)を
新監督に迎え、彼にとってはある意味古巣対決となります。


ただ、バイエルンはメンバーが違ってもコンセプトに
変わりはなく、ハイラインのシステムをコンパクトに保ち、
基本的に相手よりボールキープしつつ相手の守備ブロックの
ギャップを突きながら最終ラインからパスをつなぎ、
レバンドフスキに代わってスタメンCFを務めた
ズィークゼーを含めた前線の選手がフィニッシュに
絡めるようゲームを組み立てます。
対するホッフェンハイムは守備時5バックにて自陣に引いて
バイエルンの厚みのある攻撃を数的不利にならぬよう努め、
インターセプトしたらすぐさまバイエルンのDFラインの
裏を狙ったカウンターに転じられるような準備を
整えています。


そして、ゲームは立ち上がりの15分を過ぎた辺りから
セットプレーを皮切りに動きます。
前半16分、ホッフェンハイムが左サイドでCKのチャンスを
得ると、ビチャクチッチがニアサイドで競り合いから
流したように打ったヘディングシュートがファーサイド側の
ネットを襲うと、デイヴィスが頭に当てて防ごうと
試みるもボールはゴールに入り、ホッフェンハイムが0-1と
先制します。


更には前半24分、バイエルンのDFラインのミスを突いて
ホッフェンハイムが追加点を取ります。
GKバウマンから大きく前方に出されたボールをバイエルンの
DFラインとホッフェンハイムの2トップが競り合いますが、
クラマリッチからパヴァールがボールを奪い返した…と
思ったらそのボールが裏のスペースに流れると、
これをダブールが見逃さす、単独での飛び出しに成功すると
そのまま持ち上がり、ノイアーの飛び出しに冷静に対応して
放ったループシュートがゴールネットを揺らし、
ホッフェンハイムが0-2とリードを広げます。


セットプレーは仕方ないにしても、ミスからの失点とは
珍しいバイエルンのプレーですが、ようやく反撃に転じます。
前半36分、右サイドでパヴァールとのパス交換から
サネが軽やかな切り返し等駆使してボールをキープして
相手の守備陣を引き付けると左サイドでフリーの
ニャブリへ大きく展開します。
ニャブリのトラップが遅れ、デイヴィスがサポートに入って
しかし潰されてしまうも、最後はミュラーが拾って
後方でフリーのキミヒへパスを返します。
キミヒがペナルティアーク付近からゴール右上隅を狙って
蹴ったボールはクロスバーに擦れるように当たって
ゴールに入り、バイエルンが1-2と1点を返します。


そんなこんなで前半はバイエルンが珍しくビハインドで終了。
ただ、リードされたものの少しは差を縮められたまでは
良かったですが…後半へ続く…。


後半に入り、バイエルンが優位に立つような試合の
流れの変化を期待しましたが、少なくとも序盤は
そのような傾向は期待できず…。
後半7分にアラバからのパスを受けたデイヴィスが左サイドを
駆け上がってファイナルサードまで侵入すると、
内側へいたミュラーへ折り返し、ミュラーからワンタッチで
裏へスルーパスを送ると既に飛び出していたズィークゼーが
再びワンタッチでゴール前へラストパスを送って最後は
(枠外でしたが)サネがシュートを放った流れは連動性が
あり得点の可能性を感じさせるプレーでした。
ただ、ホッフェンハイムのプレスのかけ方が巧みなのか、
バイエルンの攻撃で裏への飛び出しに合わせてキミヒが
スルーパスを送る…ていう場面があまり見られない…
ように感じます。


それでも"今が追い上げのチャンス"と読んだバイエルンは、
ズィークゼーに代わってレバンドフスキを、
右SBパヴァールに代わってゴレツカを投入します。
これによりキミヒが中盤から右SBに移動します。
しかし、これに合わせたのか、ホッフェンハイムも
バウムガルトナーに代わってガチノビッチ、ガイガーに
代わってベブーを投入し、ダブールを1トップにして
クラマリッチとベブーの2シャドーと前線を変形させ、
お互いにシステムにエッセンスを加えます。


ただ、バイエルンは交代策に打って試合の流れの変化を
期待したものの、それを結果に結びつけることができず、
逆にバイエルンのプレスを掻い潜ったホッフェンハイムが
バイエルンゴールを襲う場面が、前半と変わらず観られます。
それが結果に現れたのが後半32分、GKバウマンの
ゴールキックから右サイドでデイヴィスに競り勝った
カデラベクからダブールが右サイドのベブーに流し、
ベブーからゴール前に折り返されると、これを受けた
ニアサイドのクラマリッチにキミヒが背後に
付いていましたが、クラマリッチがトラップして
ボールをスペースに出すとこれを右足ボレーで
ファーサイドのネットを揺らし、ホッフェンハイムが
バイエルンの追い上げムードを打ち消す3点目を
追加します。


更には後半A/T、バイエルンの攻撃をしのいだ
ホッフェンハイムが自陣から手早く前にボールを出すと、
前線でパスを受けたベブーがキミヒ、アラバのチェックを
かわしPA内に侵入したところでノイアーがタックルに
入りますが、これがベブーを倒したとして
ホッフェンハイムにPKが与えられます。
これをクラマリッチがゴール左上隅に決め、スコアは
1-4となりました。


そんなこんなでバイエルンはリーガでは久々の敗戦。
確か去年の12月のBMG戦以来の敗戦だったと思います。
でも、過密日程でコンディションの問題があったかも
しれないが、長い歴史の中の1敗と思えば次は
頑張れるかな…ていう印象です。


戦績:1勝0分1敗(勝ち点:3)
得点:9、失点:4
順位:6位(暫定)


サッカーゴール

▼バイエルン

前半36分:キミヒ

▼ホッフェンハイム

前半16分:ビチャクチッチ
前半24分:ダブール
後半32分:クラマリッチ
後半45(+2)分:クラマリッチ(PK)


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:パヴァール(→ゴレツカ)、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、トリッソ(→ムシアラ)
OMF:ニャブリ、ミュラー、サネ(→コマン)
FW:ズィークゼー(→レバンドフスキ)

監督:ハンジ・フリック

○ホッフェンハイム

GK:バウマン
DF:アクポグマ、ポシュ、フォクト、ビチャクチッチ(→スコウ)、カデラベク
MF:バウムガルトナー(→ガチノビッチ)、サマセク、ガイガー(→ベブー)
FW:ダブール(→グリリッチュ)、クラマリッチ

監督:セバスチャン・ヘーネス


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)