'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第30節(レバークーゼンvsバイエルン) | Day Dream Believer

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人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)

 

Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


今節は、バイ・アレーナにて
難敵レバークーゼン(B04)との対戦。
リーガ前半戦では敗れていましたが、
今節は再び先制を許すも、4-2と逆転で
レバークーゼンを破り首位を堅持しましたアップ
※試合は現地時間で6/6(土)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ニクラス・ズーレ
■コランタン・トリッソ
■フィリペ・コウチーニョ

 

 

さて試合の方ですが、
バイエルンは基本的にハイラインを敷いて、
攻撃時は細かくパスをつなぎながら攻め入り、
守備時は相手に高い位置から数人で連動的に
プレッシャーをかけに行くスタイルですが、
これに似た戦いをするレバークーゼン。
相手がバイエルンとはいへ、決して怖がらず、
引いた戦いではなく前への意識が強いです。
立ち上がりはお互いにハイプレスから相手の
パスミスを誘発させ、ボールを奪うも逆に
奪い返され…と中盤で激しく主導権を争います。

 


そんな前半10分、
レバークーゼンがバイエルン陣内でスローインを
得ると、ボアテングが一旦は跳ね返すものの、
アラリオとの競り合いで倒れてしまい、
更にその跳ね返りのボールをフリーであった
バウムガルトリンガーが拾うと、
裏抜けを狙って動き出していたアラリオにスルーパス。
オフサイドはなくノイアーと1vs1になった
アラリオがゴールを決め、レバークーゼンが先制。
バイエルンはリーガ前半戦での対戦時同様、
先制を許してしまいます。

 


先制したからといってもまだ序盤である為、
バイエルンがボールを持ってもレバークーゼンは引き続き
アグレッシヴに、コースを切ったりボールホルダーへの
プレッシャーをかけたりしてバイエルンに簡単に
自由を与えてはくれません。
しかし、そこがバイエルンにとってレバークーゼンDF陣の
付け入るスキであり、長短のパスを織り交ぜながら
相手の守備を崩すことができるバイエルンの怖いところです。
決定的なシュートまでは行きつかないものの、
着実に同点ゴールを期待させる攻撃が続きます。

 


そして前半27分、中盤真ん中でゴレツカがディアビから
インターセプトに成功すると、左サイドで既に前方にできた
広大なスペースへ走り込んでいたコマンにスルーパス。
これを受けた快足のコマンがゴール前へ持ち込み、
GKフラデツキと1vs1になると、コースを防ぐフラデツキに対し
コマンは冷静に巻いたシュートで右隅へゴールを決め、
1-1とバイエルンが同点に追いつきます。

 


更には前半42分、レバークーゼンのCKを跳ね返しバイエルンが
カウンターを発動。それでも帰陣が早く陣形を立て直した
レバークーゼンに対しバイエルンは一旦右サイド後方の
パヴァールに戻しそこからコマン→ミュラーとワンタッチで
つないでゴレツカに渡します。
ゴレツカが中央まで持ち上がってペナルティアーク付近から
左足で放ったシュートはフラデツキの伸ばした手を掠め、
ゴールに突き刺さり、バイエルンが2-1と逆転に成功します。

 


立て続けの前半45分、バイエルンはビルドアップ時に
キミヒがレバークーゼンのハイラインの裏を突く縦パスを
スペースへ出すと相手のブロックの外からの
飛び出しに成功した右サイドのニャブリが
フラデツキの頭上を越えるループシュートを放つと
これがゴールとなり、3-1と引き離しにかかります。
ニャブリはこの直前にフラデツキとの1vs1でシュートを
ストップされていたので仕返ししたかたちになります。

 


そんなこんなで前半は先制されるも逆転に成功した
バイエルンリードで終了します。
後半へ続く…。

 


後半に入るとレバークーゼンは一気に3枚替えにて
フレッシュな選手を入れて同点目指しバイエルンに
向かってきます。
その為、立ち上がりは前半と同様にレバークーゼンが
ボールをキープしている時間が長く、それに対して
バイエルンがレバークーゼンのビルドアップに
ハイプレスを仕掛けていく場面も観られます。

 


レバークーゼンもバイエルンと同じような
プレースタイルではあるように見えますが、
守備時相手にプレスを仕掛けてボールを
インターセプトする巧さ、そして引いた時の
ラインコントロール、攻撃時にビルドアップで
相手のプレスをかわしてフリーな状況で
シュートまで持っていける巧さは
バイエルンの方が一枚上のような感じがします。

 


そんな後半21分、レバークーゼン陣内でニャブリが
パスカットしたボールを一旦後方のキミヒに渡して
裏抜けすると、キミヒからのスルーパスをワンタッチで
ゴール前に折り返そうとするも跳ね返されます。
しかし、これを大外で拾ったミュラーが再びゴール前へ
クロスを送ると、ゴレツカとコマンのマークについていた
ドラゴビッチとベンダーの間からレバンドフスキが
スッと出てきて豪快にヘディングシュートを叩き込んで
バイエルンが4-1と試合を決定的なものとします。

 


これによりバイエルンは終盤、交代策に出て…
その結果交代で入った選手達が上手くフィット
できないことも手伝ってか、
プレーがややペースダウンすると、
諦めないレバークーゼンは後半44分、左サイドの
ディアビが起点になると、パウリーニョがパス&ムーヴで
中央でポストになったフォラントへパス。
フォラントがタメを作って、走り込んできたパウリーニョへ
再び返すと今度は右サイドでフリーのヴィルツへ渡します。
ヴィルツがリュカとチアゴのマークに遭いながらも
上手く切り返して持ち替えて左足で巻いたシュートで
ゴールを決め、4-2とすがってきます。

 


それでもある程度余裕を持ったリードを保っていた
バイエルンが余裕で逃げ切り、また一歩優勝へ
前進しました。

 


戦績:22勝4分4敗(勝ち点:70)
得点:90、失点:30
順位:首位

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半27分:コマン

前半42分:ゴレツカ
前半45分:ニャブリ
後半21分:レバンドフスキ

 

▼レバークーゼン

 

前半10分:アラリオ
後半44分:ヴィルツ

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス(→リュカ・エルナンデス)
CMF:キミヒ、ゴレツカ(→ハビ・マルティネス)
OMF:コマン(→ペリシッチ)、ミュラー、ニャブリ(→チアゴ・アルカンタラ)
FW:レバンドフスキ

 

監督:ハンジ・フリック

 

○レバークーゼン

 

GK:フラデツキ
DF:ドラゴビッチ、スヴェン・ベンダー、タプソバ
MF:アミリ(→デミルバイ)、バウムガルトリンガー(→パウリーニョ)、アランギス、ベイリー(→ウェンデル)
FW:ベララビ(→ヴィルツ)、アラリオ(→フォラント)、ディアビ

 

監督:ペーター・ボシュ

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)