Guten Tag!!!
我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。
今節より舞台は決勝トーナメント1回戦へ。
そんな今節はアンフィールドにて
イングランドのリバプール(LFC)との対戦となりました。
両者決して前がかりにならず、しかし徹底した
リスク管理で臨んだ試合は0-0のスコアレスドロー
に終わりました。
※試合は現地時間で2/19(火)に開催されました。
バイエルンの欠場者は以下の通りです。
■コランタン・トリッソ
■アリエン・ロッベン
■レオン・ゴレツカ
■トーマス・ミュラー(サスペンション)
さて試合の方ですが、
国内リーグの相手とは格が違うと思われる
相手と当たることになってしまったバイエルン。
いつもと同じアプローチで相手ゴールを目指す
スタイルで臨んでいるようですが、
リバプールのプレスは前線の3人からして激しく、
バイエルンは最終ラインですら楽にパスを
回させてくれず、最終的にノイアーが大きく
前方に出さざるを得ない状況です。
リバプールはクロップから教わったであろう
ゲーゲンプレッシングを上手く体現してきます。
これで、序盤はポゼッションのバイエルンに対し
奪ったリバプールが素早く対処するという
構図になります。
最初に仕掛けたのはリバプール。
中盤ハーフウェー付近からヘンダーソンが
裏へのロングパスを1本送ると、ズーレと
アラバに挟まれながらサラーがしぶとく
左足に当てます。威力のないシュートは
ノイアーがガッチリ抑えます。
対するバイエルンは、オーガナイザー:チアゴの
長短織り交ぜた展開力を頼りに相手ゴールへ
迫ろうと試みます。
中盤左にいたチアゴから右のニャブリへ
サイドチェンジのロングパスが送られると、
ニャブリの独力突破からクロスが上げられると、
既にゴール前を固めていたリバプールは
クリアボールがアリソンに当たって最終的に
セーヴするかたちになります。
中盤以降は、バイエルンも前線からしっかりした
プレッシングでリバプールの攻撃の芽を摘み、
後方もそれに合わせて連動した守備で対応します。
それでもリバプールは、前の3人…マネのスピードと
当たりに強いサラーと縦横無尽に動き回る
フィルミーノのポジショニングが絡んだ攻撃で
決定的でなくとも最終的にシュートで終わるとこに
こわさを感じさせます。
中盤で激しくボールを奪い合い、シュートもそれ
相応に撃ち合った前半はお互いスコアレスに終わります。
後半へ続く…。
後半に入っても前半に引き続き、お互いいつもの
攻撃をしようと試みるも、お互いがタイトな守備で
それをさせないていう展開が続きます。
バイエルンは、リバプールよりボールを支配しながら
得意のサイドアタック…特にキミヒやアラバが
攻撃に絡む場面が…いつもに比べたらあまり観られません。
その為、コマンやニャブリがボールを持っても
独力での突破を試みるしか手段がなく、
攻撃に厚みを持たせることができません。
ただ、その分リバプールの両サイド…
サラー/アーノルドとマネ/ロバートソンが絡んだ攻撃に
対し、上手くスペースを閉じて対応していると思います。
試合終盤にはリバプールにプレスを掻い潜られ、
左サイドのロバートソンからのゴール前へのクロスに
マネがニアサイド側で頭で合わせられ、
おそらく枠に入りそうなところをノイアーがセーヴ。
試合を通してできる限り、守備に重きを置かざるを
得なかったと思われるバイエルン。試合時間残り約10分で
コマンと交代で入ったリベリーの見せ場がなかったことも
やむなしとは思いますが、見方を変えればリスクを
管理して戦っていたと思いますし、
相手のホームで臆することなく戦えたのは
気持ちの面での成長が大きいかなと思います。
2ndレグでは、サスペンションでミュラーに加え、
この日イエローを1枚受けたキミヒも出場できなくなりますが、
今日のようなメンタルで試合に臨めばきっと大丈夫
だと思います。
ゴール
▼バイエルン
ゴールなし
▼リバプール
ゴールなし
■出場メンバー
◯バイエルン
GK:ノイアー
DF:キミヒ、ズーレ、フンメルス、アラバ
CMF:ハビ・マルティネス、チアゴ・アルカンタラ
OMF:ニャブリ(→ラフィーニャ)、ハメス・ロドリゲス(→レナト・サンチェス)、コマン(→リベリー)
FW:レバンドフスキ
監督:ニコ・コバチ
○リバプール
GK:アリソン・ベッカー
DF:アレクサンダー・アーノルド、マティプ、ファビーニョ、ロバートソン
MF:ワイナルダム、ヘンダーソン、ナビ・ケイタ(→ミルナー)
FW:サラー、フィルミーノ(→オリギ)、マネ
監督:ユルゲン・クロップ
では、Tschuess!!!(V)o\o(V)