Guten Tag!!!
我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン
今節はプレゼロ・アレーナにて
ホッフェンハイム(TSG)と対戦。
リーガ後半戦の開幕試合は前半戦同様、
バイエルンがアウェーでもホッフェンハイムを
3-1でくだして結果的には幸先の良い
スタートになったと思います
※試合は現地時間で1/18(金)に開催されました。
バイエルンの欠場者は以下の通りです。
■コランタン・トリッソ
■アリエン・ロッベン
■フランク・リベリー
さて試合の方ですが、
ウィンターブレイク中のドーハキャンプで
充実したトレーニングができたであろうと
思われるバイエルン。
5+3のブロックを作り、2トップがパスコースを
塞ぎにくるホッフェンハイムの守備に対し、
チアゴの散らしを起点に中⇔外と揺さぶりをかけて
じっくりと相手のプレスを剥がそうと試みるのが
バイエルンのビルドアップになります。
前線では初期配置が右のミュラーが逆サイドまで動き
バイタルエリアでレバンドフスキ、ゴレツカと
ポジションが被ることなく、決定的ではないものの
シュートまでつなぐところまでは上手くいきます。
ホッフェンハイムの攻撃は、バイエルンの
ビルドアップを阻むとすぐさまボールを縦に運び
カウンターへ移行する狙いだと思われますが、
ここまではバイエルンの中盤より後方の
プレスバックが上手くストップをかけられており、
一進一退の攻防が続く展開になります。
そして、前半34分に試合が動きます。
ホッフェンハイムのビルドアップ…バウマンが
前線に送ったロングボールをハーフウェー付近で
フンメルスがキャッチすると、そこから手早く
ゴレツカ、ハビマルを経由して左に開いたコマンへ展開。
フリーのコマンがゴール前へクロスを送ると、同じく
フリーで待っていたレバンドフスキがヘディング。
しかし、これはバウマンがナイスセーヴで弾きます。
しかし更に、ホールで詰めていたフリーのゴレツカが
際どい角度からでしたが左足で押し込み、
バイエルンが1-0と先制します。
更に前半A/T、ホッフェンハイムの得たCKからの
こぼれ球を防いだミュラーを起点にバイエルンが
自陣ゴール前からのロングカウンターを発動。
コマンからアラバへボールが渡されると、
アラバはアーリークロスを送ります。
これに走り込んできゴレツカがスライディングで
合わせながらシュート。
ボールは飛び出してきたバウマンの逆を突いて
ゴール左隅をとらえて気持ちよく2点目を追加して
前半は終了。後半へ続く…。
後半立ち上がりは両チームともにゴール前での
攻防を凌いでカウンターを発し合う時間が続き、
見ごたえのある展開となります。
特にバイエルンは攻撃に反して頼りなかった
守備が前半戦とは見違えるほど献身的で、
ノイアーの反応も全盛期に戻ったような鋭さでした。
そして、フォクトに代えてグリリッチュを、
デミルバイに代えてガイガーを入れてシステムを
変更したホッフェンハイムが試合を動かします。
後半14分、アラバのFKをバウマンが防ぎ、更には
CKのピンチも防いだホッフェンハイムが前半の
仕返しとばかりにロングカウンターを発動。
バイエルンの守備陣形が整う前に
ジョエリントンからビッテンコートへ、
そして最後はシュルツがゴールを決めて
ホッフェンハイムが2-1と詰め寄ります。
その後は4バックにシステム変更した
ホッフェンハイムが息を吹き返したかのように
バイエルンのDFライン裏への抜け出しや
積極的なハイプレスでバイエルンの
ビルドアップを潰し、試合を優位に進めます。
それでも、試合巧者バイエルンが上手く
試合を締めくくるアクションを起こします。
後半42分、自陣左サイドでニャブリが相手の
プレスをかわし、J・ロッドを経由して右のキミヒへ。
キミヒから再び、中でフリーのJ・ロッドへ渡ると
今度は再び右サイドへ。裏へ抜け出たミュラーが
ダイレクトで中へ折り返したボールに
レバンドフスキが右足で合わせて3-1。
これで勝負あり。
決して相手を圧倒しての勝利ではありませんでしたが、
結果を出しつつ、少しずつ、内容の方の成長も
今後見られたらイイなと思います。
戦績:12勝3分3敗(勝ち点39)
得点:39/失点:19
順位:2位
ゴール
▼バイエルン
前半34分:ゴレツカ
前半45(+1)分:ゴレツカ
後半42分:レバンドフスキ
▼ホッフェンハイム
後半14分:シュルツ
■出場メンバー
◯バイエルン
GK:ノイアー
DF:キミヒ、ズーレ、フンメルス、アラバ
CMF:ハビ・マルティネス(→ボアテング)、チアゴ・アルカンタラ(→ハメス・ロドリゲス)
OMF:ミュラー、ゴレツカ、コマン(→ニャブリ)
FW:レバンドフスキ
監督:ニコ・コバチ
○ホッフェンハイム
GK:バウマン
DF:ポシュ、フォクト(→グリリッチュ)、ヒュプナー
MF:カデラベク、ビッテンコート、デミルバイ(→ガイガー)、クラマリッチ、シュルツ
FW:ジョエリントン(→アダム・サライ)、ベルフォディル
監督:ユリアン・ナーゲルスマン
では、Tschuess!!!(V)o\o(V)