今朝の玉置の森ラジオ📻は?
HMオールドスクール!
Queensrÿche
のPart2をお送りいたします。
バンド名は、現在は「クイーンズライク」と呼ばれていますが、私が大ファンだった80年代は「クイーンズライチ」と呼ばれていました(;'∀')
彼らを初めて知ったのは、結構古くて、デビューミニアルバム「Queensrÿche」で、1982年ですから、14歳ごろですね。ちょうどロックに目覚めたころで、彼らが大評判だったんです。TVでデビューPV「Queen of the Reich」が、あのSF映画「スターウォーズ」のオープニングみたいな作りのPVで話題になっていたんですよ(;'∀')
そのPVはSF、近未来的内容だったのですが、PVの中身よりは、Voのジェフ・テイトの圧倒的歌唱力が印象に残りました。
その個性的な音楽性は、一般的には受け入れられなくて、後の成功を考えると、信じられないくらい売れませんでした。
3rdアルバム「オペレーション:マインドクライム」がコンセプト・アルバムとして約1時間の超大作なのですが、音楽性を普遍的なHMの楽曲に近づけた事、尚且つドラマティックな楽曲、内容と展開により、難解且つ癖のあるという印象を大きく逸脱することなく、世間一般的に受け入れられることに成功、後に100万枚を売り上げ、プラチナ・ディスクになり、4thアルバム「エンパイア」によって、より分かりやすく、普遍的なHRサウンドとなり、大ブレイクを果たし、300万枚を売り上げました。
彼らのLiveは3回観ています。やはり89年の公演と91年の「オペレーション:マインドクライム」アルバム完全再現が強烈に印象に残っています。
知的で、難解で、ドラマティックな彼らの楽曲をお楽しみくださいませ!
№10 Breaking The Silence
(Operation: Mindcrime)
№9 Suite Sister Mary
(Operation: Mindcrime)
№8 Take Hold of the Flame (The Warning)
№7 Speak
(Operation: Mindcrime)
№6 Operation: Mindcrime
(Operation: Mindcrime)
№5 Walk In The Shadows
(Rage For Order)
№4 Revolution Calling
(Operation: Mindcrime)
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ベスト3発表の前に、惜しくもベスト20位入りしなかった1曲をご紹介したいと思います。
その曲は、彼ら最大のヒット曲である
Silent Lucidity
であります。
ビルボードシングル総合チャートで第9位まで上昇したバラード楽曲でありますが、個人的には彼らにバラードは求めていないですし、なんとなくピンク・フロイドっぽいし、当時はHM&HRバンドのバラードが大流行していましたのでので、ちょっとねぇ、と当時思っちゃいましてね(;´∀`)
いい曲ですし、アコースティックな名曲だとは思いますので、どうぞお楽しみくださいませ。
Silent Lucidity(Empire)
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№3 Gonna Get Close To You(Rage For Order)
怪しさ満載の楽曲で、彼らの楽曲の中でも、異色の1曲。それもそのはずで、この曲は、DALBELLOという女性シンガーの楽曲のカヴァー曲であります。
しかし、そこはクイーンズライチ&ジェフ・テイト。オリジナルの怪しさを踏襲しながらも、よりHM感をアップさせ、見事にクイーンズライチの楽曲として成立しています。
DALBELLO - Gonna Get Close To You
オリジナルも素晴らしいですが、この曲をカヴァーしようと決めた感性は凄いなぁ(;^ω^)
№2 Queen Of The Reich
(Queensrÿche)
典型的なHMの疾走チューンでありますが、神憑り的なジェフ・テイトの歌唱力と相まって、凄まじい楽曲となっております。
また、このPVは映画「スター・ウォーズ」のオープニングを模倣しており、デビュー・ミニアルバムからの楽曲のPVとしては、破格の予算を投じて制作され、話題になりました。
Liveヴァージョンです。これまた凄まじい歌唱力!ドライブ感半端ない!
№1 Eyes Of A Stranger
(Operation: Mindcrime)
大傑作アルバム「オペレーション:マインドクライム」のラストを飾る、超絶ドラマティックなHMの金字塔!特にLiveヴァージョンは、長い1時間の超大作の最後を飾る、劇的なヴァージョンであります!
最後に、歴史的、HM&HR史上最高のコンセプト・アルバムと言われている、超絶名作「Operation: Mindcrime 」をご紹介して終わりたいと思います。
主人公のニッキーは、精神病院で目を覚まし、自分が政府転覆のために雇われた殺し屋だったことを朧気に思い出し、その中でこれまでの出来事がフラッシュバックしてきます。
堕落した神父の元で、修道女と偽り、働く10代の娼婦、メアリー。そのメアリーはニッキーを誘惑、ドラッグにて中毒症状を起こさせ、政府転覆を図るドクターXの命令で、政治家や宗教家の暗殺をニッキーに迫ります。
ドクターXはニッキーに対してメアリーの殺害を命じるが、メアリーを愛していたニッキーは拒絶しましたが、ニッキーはロザリオに吊るされたメアリーの遺体を発見。打ちひしがれたニッキーは精神的に壊れてしまい、メアリーらを殺した罪で逮捕されてしまい、精神病院に送り込まれ、冒頭に戻ります。
誰がメアリーを殺害したのか、ニッキーとドクターXにどんな未来が待っているのかを敢えて明らかにせず、物語はフィナーレを迎えます。
小ネタとして、主人公のニッキーは、あのモトリー・クルーのリーダーである、ニッキー・シックスをモデルにしたのではないか?と言われており、この当時のニッキー・シックスは、深刻なドラッグ中毒者であり、あの世に逝きかけた事もあるくらいでした。
ドラッグ中毒者の主人公と同じ名前だったことで、ニッキー・シックスは大激怒!彼らの最大の大ヒットアルバムである「DR.FEELGOOD」の冒頭「T.n T. (Terror' n Tinseltown)」にて、「オペレーション:マインドクライム」の冒頭シーンをパクって仕返ししたそうな(;^_^A
( ´艸`)( ´艸`)( ´艸`)