今朝の玉置の森ラジオ📻は?
LA METAL オールドスクール
RATT
をお送りいたします!
LA METALとは、日本独自の解釈なんですが、1980年代初期、LAを中心に、若手ミュージシャンが集まり、独特のヘアスタイル(ヘア・メタル、とも揶揄されましたが)、メイクをしたりして、ルックスに注目を浴びるようになり、多くの若手メタルバンドがLA周辺にて研鑽を積み、その中からモトリークルーやクワイエット・ライオットが出現し、セールス的にも大成功を収めました。
その中の一つのバンドが、このラットであります。
このラットも、バンドメンバーのルックスは、当時でも群を抜いてカッコ良く、女性を中心に、人気が大爆発しましたね。
特にギターのウォーレン・デ・マルティーニは、その甘いマスクも相まって、大人気でした(^^;)
しかし、ルックスだけでは成功しません!その音楽性は、無機質で硬派な、完全なるHMであり、どちらかといいますと、ジューダス・プリーストタイプのバンドであったといえましょう。
Voのスティーヴン・パーシーの無機質な歌声は好き嫌いがはっきりしますし、とてもバラードなんて歌える声じゃないし(それが失速する一因、とも言われています)。
当時はモトリークルーに次ぐ人気を誇りましたし、ボン・ジョヴィよりも人気がありましたよ。そして、その個性的な音楽性から「ラットン・ロール」と呼ばれていましたね。
私は高校生の時に、同級生から教えてもらい、PVの「Round And Round」を観て大ファンになりました!バンドのロゴもカッコよかったので、カバンにステッカーを貼ったりしていましたね(;^ω^)
Liveは3回見ていまして、外国人バンド2つ目のLiveがラットでしたよ。彼らの初来日公演、大阪厚生年金会館大ホールで観ました。その後、1986年、1991年にも観ています(1989年もチケットを購入していたのですが、昭和天皇崩御の翌日が大阪城ホールでのコンサートだったので中止になりました)。
よく聴くと、結構メタリックなんですよ。売れ線っぽく聴こえるんですが、かなり硬派ですよ。
個人的には大傑作アルバム、と思っている3rdアルバム「Dancing Undercover」がセールス的に伸び悩み(最も内容が充実している作品なのに)、それからバンドは下降線をたどり、解散してしまいました。まぁ、当時のバラード・ブーム、アコースティック・ブームに乗れず(まぁ、あの歌声じゃ無理ね)、しょうがない面はありますが、私は残念に思っていました。
私の選曲なので、3rd「Dancing Undercover」からたくさん入っていますから、他の代表曲が落選していますが、関係ないね~~('◇')ゞ
どうぞ、ラットン・ロール!!をお楽しみくださいませ!
№11 Looking For Love
(Dancing Undercover)
№10 Dangerous But Worth The Risk(Invasion Of Your Privacy)
№9 Sweet Cheater(RATT)
№8 Slip Of The Lip
(Dancing Undercover)
№7 Dance
(Dancing Undercover)
№6 Lay It Down(Invasion Of Your Privacy)
№5 Morning After
(Out Of The Cellar)
№4 Wanted Man
(Out Of The Cellar)
№3 Drive Me Crazy
(Dancing Undercover)
№2 Body Talk
(Dancing Undercover)
№1 Round And Round
(Out Of The Cellar)