南無大師遍照金剛~大伽藍へ | 玉置の森のブログ

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修験道のお山を中心に登拝しています(^ー^)

高野山にお参りしたならば、大伽藍にお参りしなければなりませんね。

 

高野山はすっかり紅葉は終わって冬支度。

 

観光客やお参りの方も多いことは多いですが、落ち着いていますので、しっかりとお参りさせていただきたいと思います。

 

以下は、私なりのお参りに順番なので、決して正しい訳ではありませんので、よろしくご了承くださいませ(;'∀')

 

手前に東塔、奥に根本大塔が見えますね。

大塔の鐘。

 

通称は高野四郎として知られていますね。東大寺、知恩院、方広寺に次ぐ大きさ、ということで四郎でありんす(^^;

山王院。

 

御社の拝殿になります。

 

高野明神勧請に因み、旧暦5月3日に「竪精明神論議」と呼ばれる、論議形式の法会が夜を徹して行われ、旧暦6月10日、11日には、金光明最勝王経を唱える「御最勝講」が行われます。

御社。

 

私が大伽藍で最初にお参りする場所はここです。

 

一宮には、丹生都比売明神、気比明神、二宮には、高野狩場明神、厳島明神、総社には、北の扉に十二王子、中の扉に百二十伴神、南の扉に摩利支天が祀られています。

 

大祓詞~祝詞~般若心経1巻~南無大明神とお唱え申し上げます。

西塔。

 

根本大塔と東塔は鉄筋コンクリート造ですが、西塔は木造であります。

 

御本尊は、金剛界大日如来、胎蔵界四仏(開敷華王如来、宝幢如来、天鼓雷音如来、無量壽如来)の五仏。

 

一度だけ中に入堂させていただいたことがあります(^_^)v

孔雀堂。

 

孔雀明王を祀ります。

 

昭和元年に焼失したものの、、弘法大師御入定1150年御遠忌記念事業の一環として、昭和58(1983)年に再建されました。

御影堂

 

私にとって、大伽藍で最も尊いお堂であります。

 

お大師さんいらっしゃった時代は、御堂に如意輪観音を安置し、念誦堂、持仏堂、御庵室と呼ばれていましたが、お大師さん入定後、弟子の実恵が真如法親王筆のお大師さん御影像を安置したため、御影堂と呼ばれるようになりました。


内陣には、お大師さん御影を安置し、中陣には両界曼荼羅、外陣には十大弟子と祈親上人、真然大徳の絵像がかかげられているそうです。

 

ここではしっかりとお勤め申し上げています。

金堂。

 

ご本尊は阿閦如来(薬師如来、秘仏)でありますが、いつも外からお勤め申し上げています。

根本大塔。

 

こちらも外からお勤め申し上げています。

 

ご本尊は胎蔵大日如来で、堂内は立体曼荼羅を構成していますが、あんまり好きやない(-_-;)

中門。

 

すっかり馴染んでいますね。もうい違和感はありませんね。

この大きな門はなんだ?('◇')ゞ

大門。

 

現在の建物は1705年に再建され、高さは25.1メートルあります。左右には金剛力士像が安置。正面には「日々の影向を闕さずして、処々の遺跡を檢知す」という対聯が掲げられています。

 

お大師さんは毎日御廟から姿を現され、所々を巡ってはわたしたちをお救いくださっている、という意味なんですって(*^^)v

清不動、嶽弁天、三宝荒神が祀られていますね。

 

まだまだ高野山は続きますよ( ´艸`)

 

続きます。