ネオ・ビジョンかわら板 -11ページ目

サンボマスター「そのぬくもりに用がある」

サンボマスター

なにげなくつけたTV(NHKトップランナー)で、サンボマスターのライブが流れていました。

曲は、「そのぬくもりに用がある」。

 

なんだか、久しぶりにぐっときた。

仕事で疲れた体に(ちょいやなことあってむしゃくしゃしてたとこでもある)、力がみなぎる感じがした。

 

そうなんだよなぁ。こういう感じ。

背筋がしゃんとしてきて、なんでもいいから、うざったいくらいに、意味もない言葉を叫びながら、体を動かしたくなる感じ。

 

この感じは、自分がはるか昔の思春期の頃、エレカシやニューエスト・モデル、JAGATARA、RCやら聞いた時に感じた、懐かしい感情。

 

問題はくさるほどあるこの世界に、果敢に、負け犬覚悟で、叫び、吠え、唸る。

 

NHKらしいくだらない質問、「ロックとはなんぞや?」の問いかけにも、真剣すぎるくらいのまなざしで、思いを語る、ボーカルの山口。その姿勢もえらく潔い。

 

 

「涙流れて 愛が生まれる」

「愛が生まれて 五月雨になる」

「ぬくもり感じて、けもの道になる」

 

そんな歌詞だったと思うが、このシンプルな歌詞が、ひどい切迫感で、響く。

ちゃんとアルバムも聞いてない自分が、乱暴に、彼らについて書きなぐりたくなってしまいました。

 

その乱暴さや、強引さが、ロックなんではないか、と。

これはすごいんではないのか、サンボマスター!

 

みうらじゅんに「ちんかすロック」!の称号をいただいただけのことはありまっせ、ほんと。

 

 

「さよならCOLOR」 竹中直人監督&永積タカシ(SBD&はなれぐみ)&忌野清志郎

さよならCOLOR

竹中直人監督の新作です!

この情報はRCファンのonememoさんとこのブログで知りました!

 

まだ公開前なんで、作品の感想はいえませんが、

内容は・・・

 

人気バンド、スーパーバタードッグの同名曲をモチーフにした竹中直人の「連弾」('91)以来、ひさびさの監督作。医師とガン患者として再会した高校時代の同級生の純愛を描く・・・



そんな作品だそう。んで、自分の中の、心のアイドル・・・知世ちゃんが主演なのだ(萌え)!。



映画ももちろん楽しみなんですが、なによりモチーフになったスーパーバタードッグの名曲「さよならCOLOR」を、ボーカル永積タカシと、なんと!清志郎がデュエットで、歌っているのです!!

まだ聞いてないのですが、名曲がさらに名曲となっているのは間違いなし!




清志郎の声と、永積の声。どちらも大好きな自分としては
すごい楽しみ。

早く聞きたいですね!

「サイン・オブ・ザ・タイムス」 プリンス!!

プリンス

【DISC.1】
サイン・オブ・ザ・タイム / スプレイ・イン・ザ・サンシャイン / ハウスクウェイク / ドロシー・パーカーのバラッド / イット / スターフィッシュ・アンド・コーヒー / スロウ・ラヴ / ホット・シング / フォーエヴァー・イン・マイ・ライフ
【DISC.2】
ユー・ガット・ザ・ルック / イフ・アイ・ウォズ・ユア・ガールフレンド / ストレインジ・リレイションシップ / プレイス・オブ・ユア・マン / ザ・クロス / ビューティフル・ナイト / アドア


もう語るまでもなく、天才な、プリンスの87年発表の2枚組み。
捨て曲なしの圧倒的なアルバムでしょう。


しかし、ホントの意味で、音楽的イノベーションを成し遂げたミュージシャンは数少ないが、その一人がプリンス。

 

「パープルレイン」で十二分な商業的な成功を収めたあとの、サイケデリックな「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」、前衛的なリズム・音色で度肝を抜かせた「パレード」。そして、その前衛性とポピュラリティを遺憾なく発揮した、この重厚な2枚組み「サイン・オブ・ザ・タイムス」。この後のアルバム「ラブ・セクシー」もあわせて、この時期のプリンスは、ほんと圧倒的でしたね。アルバム出すたびに、ドラマティックにその音楽性を変え、そのどれもが傑作。

 

毎回、どんな音楽世界に連れて行ってくれるのか、新譜を心の底から待ち望んで、新譜を聞くたびにドキドキさせてくれたミュージシャンは、洋楽ではプリンスだけかも・・・ (残念ながら、これ以降~最近のプリンスは、若干自己模倣に陥っている感もありますが・・・)

 

このアルバム含め、上記「パープルレイン」~「ラブセクシー」までのアルバムは、すべて超オススメです。


ちなみに、ほんとの意味での「音楽的」なイノベーターであると、自分が思う洋楽ミュージシャンは、ビートルズ、ジミヘン、スティービーワンダー、JB、などすね。最近では、もしかしたらレディオヘッドは、新しい音楽世界を創造しつつあるのかな、と思っています。

極道猫一家!!

ねこ

 

うおー!!極道面した猫どもだぁぁ!!

 

この画像はココロザイーガさんで見つけた、猫画像す(元サイズの画像サイトはこちら)。

 

いやぁ、猫好きには、こういうかわいくねー、猫画像も実はたまらんのだなぁ。

猫って、天使のように見えるときもあり、ごらんのように悪魔、つーかやくざものにも見えるときがあって、それがたまらんのだなぁ。

 

んで、つらつら考えたのが、この極道顔の猫リストをみながら、この極道猫組織の人間関係を推理!

 

上から3段目・左から4番目が、この組の大親分。

 

んで、上4・左1が、引退後も影で組を牛耳る老会長か。

 

組のナンバーー2クラスならクールな実力派ヤクザ上3・左1か、悪どいこともやりまくりのダーティー派なら上4・左4かな。

 

そして、鉄砲玉クラスは上2・左3、または上5・左5あたりか・・

 

さらにその下、組みにはいりたてのヤンキーなら、上2・左5、上3左6。

異色のパンクやくざ野郎が、上5・左3.

 

そしてちょいヤク中な感じの、組の連中からもうっとおしがられてるやつならなら、上4・左3だな。

 

中堅クラスなら、上2左1が、古風な人情派の任侠ヤクザ。非情かつ極悪マフィア路線で実力派なら上2左2.

 

そして組長の本妻は、気の強そうでゴージャスな上1左4。

そして本妻に迫害される組長愛人親子なら上1・左6.

さらに、組長宅の家政婦は見た!なら上1・左1す。

 

おまけで、その組長宅に入ったマヌケなコソ泥が、上4左6(見たまんま)。

 

とまぁ、この極道猫写真から人間関係を推測するのも楽しい面白写真。

 

猫派ならこの写真も愛すべき!ですね!

 

 

「今昔物語」 水木しげる

「今昔物語」

 

さて、反日感情の問題は、ちょっとしばらく忘れたいな、と考えています。

 

そこで最近読んだコミックシリーズ。今回は日本のまさに古典?な「今昔物語」を鬼太郎でおなじみ

水木しげるが漫画化した作品です。

 

ちなみに今昔物語は12世紀に編纂された、1000以上の説話による日本最大のの説話集です。

その中には芥川龍之介の「藪の中」の下地になった作品もあります。

 

 

んで、読んでみて、いやぁ、これがかなりおもしろい!

何がおもろいかって、オチなし・教訓なし・いいかげん・とんま・下ネタ、な話のオンパレードなとこ。

 

 その中の一部を紹介すると・・・

「色事師平中」では、平安一のプレイボーイ(これがマンガの中じゃえらく不細工なのがおかしい)が、ある女性に恋して、あれやこれやと手をつくすが女はふりむいてくれない。思い余ったこの色男が、何するかといえば、女の召使いから、女の糞尿の入った箱(平安時代の高貴な女性は、下女に自分の下の世話をさせていたんですね)を奪い取ってしまう・・・でも、その箱には、男の行動を見透かした女が、糞尿に似せた練り物が入っていました・・・男はそれを見て、「なんて洒落の利いた素敵な女性なんだぁぁ・・」とさらに恋心をたぎらせ、あげくの果ては(恋の?)病に伏して、死んでしまいましたとさ。ちゃんちゃん。

 

「かぶら男」では、旅の途中、男が急に「もよおして」しまい、畑の「かぶ」に穴をほり、あろうことか自慰をしてしまいます(いわゆるこんにゃくに穴、みたいなもん)。んで「尻も軽くなったぞ」と立ち去ってしまう。

それから、その畑の主の娘が、豊作のかぶの中に、男の自慰に使われたかぶを見つけて、「あら、おいしそうな液体がついてるわ」と、思わずかぶりついてしまう。で、その男の「淫気」がついたかぶを食べた女は、なんとまぁ、妊娠してしまいました。生娘だった娘が妊娠したとあって、すったもんだはありますが、結局最後はその男のしわざと分かり、二人はめでたく結婚しましたとさ。ちゃんちゃん。

 

その他にも、女と交わりたいばかりに、死んで鬼となる坊主の話やら、ペニスを失わせる幻術「まら術」を身につけようとがんばる男の話やら、サナダ虫が人間に化けてでてくる話やら、すっとんきょーな話が目白押し。

 

特にあほな話ばかりピックアップしてしまいましたが、その他には、ひたすらのんびりした庶民の、ちょっと心温まる話もたくさんあります。教訓らしい教訓はないですが、それがまたいい。

ついでに、あまりえぐい争いの話がないのが、いいんです。

 

これを読むと、色恋大好きだわ、妖怪やら魔物やらと「共生」できてるわ、ひたすらのんびり生きることが大好きな、古き良き日本の伝統・日本人気質のルーツを、しみじみと感じることができます。

 

結局、日本人って、元来争いを好まない民族だなぁ、平和が大好きなんだなぁ、というのがよく分かる1冊。

 

そしてそれは、戦争体験を色濃く作品の中に反映させている(逆説的に、ね)水木しげる先生の描く絵だからこそ、より強く浮きだたせることができる、ということも忘れてはなりません。

 

オススメです。

 

 

「あの子を探して」 チャン・イーモウ監督作品

あの子を探して

 

このままじゃ「反中」感情がどうしても抑えきれなくなりそうなんで、自分の大好きな中国映画を紹介します。

 

 

舞台は中国の小学校。1ヵ月間学校を離れることになった先生の代わりに、村長から代用教員に指名された少女ウェイ。可愛いけれど、やんちゃで生意気な28人の生徒たち。“生徒が一人もやめなかったら褒賞金をあげる”というカオ先生の言葉を信じて、子供たちを懸命に見張り続けるが、ある日、いつもウェイを困らせていた少年チャンが都会へ出稼ぎに出てしてしまった・・その男の子を捜す少女ウエィの奮闘を描いた作品で、ベネチア映画祭グランプリ受賞の作品。

 

「HERO」や「LOVERS」の華麗な映像美で、大メジャーになったチャン・イーモウの地味ぃな作品です。

でも、自分は、上記2作品なんかよりはるかにこの作品の方が好きです。

 

この映画で描かれる中国の農村は、とても貧しい。今や世界一の貧富の差があるんじゃないかと思える中国の、まさに底辺で暮らす人々が、ここ。なんたってお金のために小学生高学年の少女が低学年の子どもたちの先生をやるくらいなんだから。

 

そんなわけで、少女ウエィも、最初は報奨金目当てで教師をする、子どもの癖してやお金、お金と騒ぐ、日本にしたら、ちょっといやらしい子どもに見えてしまいます。

でもそれが次第に、子どもたちの面倒を必死にみようとする、ひたむきな少女に変わっていきます。

 

この映画の肝は、この少女に対してどれくらい感情移入できるかにかかってくるわけなんですが・・・

意外と他の人のコメントを見ると、この少女に感情移入できない、という人も多いようです。

 

でも自分は、この少女がめちゃくちゃ愛しくなりました。

貧しいから仕方ない部分もあるが、打算的で、ひねてて。でもたくましいくらいに一生懸命に生きていてる。そしていつのまにか間抜けなくらいに子どもたちを愛してしまって、無茶な行動をしてしまう・・・

 

お金がない分、教育が不十分な分、愚かに見えるけど、実は純粋で熱い心を持った人。

 

この映画を見た後、自分は、監督や出演している子どもたちはもちろん、中国に暮らすすべての人たちに愛しさを感じたのを覚えています。

 

それくらい素敵な映画です。

 

んで、今こそこの映画は、日本人に見られるべき作品だと思います。

 

自分もそうですが、彼らに対して思わ抱いてしまった「憎しみ」に似た感情が、少しだけやわらぐと思います。

また、そうあって欲しいと願います。

 

 

以上。いまだため息はぬぐえませんが。

 

 

PS:ちなみに「秋菊の物語」も同じ感じで、愛すべき中国映画です。こちらもあわせて。

  

花見の季節に・・・

中国では、数万人規模の反日デモだそう・・・

 

世界中、どこの国でも、支配・闘争の歴史がある。

 

人類の歴史は、そうした歴史の積み重ねであることは確か。

 

 

しかしながら・・・

 

現在、日本が中国や韓国または他国に対して、リアルタイムで支配や加虐をしているのか・・・?

 

罪もない日本人留学生が傷つけられることが、歴史を反省しないから(これもウソだが)、仕方ないことなのか?

 

しかも中国政府がこの犠牲者に対し、遺憾の意さえ表明しないのは、国際社会の一員であることを、放棄していることではないのか?

 

 

いいたかないが、中国がチベットに今していることは?

台湾に対してこれからやろうとしていることは?

歴史の反省もなく、今行われていることののほうが、はるかに重大なことではないのか?

 

 

ひいじいさんが犯した罪を、僕らは一生謝り続けなければいけないのか?

 

 

戦後50年経た今も、これからも、彼らは戦中の歴史を、忘れないんでしょう。これからも、日本という国は、いつでも彼らを支配しかねない悪辣な国家として、教育されていくのでしょう。

それが国のアイデンティティとなっているのだから。

 

もう、あきらめそうになってしまいます。

 

どうすればいいんでしょうか。

 

 

 

「ヤミの乱破」細野不二彦作品

ヤミの乱破

続けて最近読んだコミックす。

 

簡単に言えば、戦後間もない頃を時代背景に、旧陸軍中野学校のスパイが、様々な治安維持活動に裏で活躍するハードボイルドストーリーです。

 

実は最近仕事からみで戦後の3大謀略事件とよばれる「三鷹事件」を調べていて、たまたまこのコミックを見かけて読んでみたんですが、やはりこの戦後の混乱期の政局やら社旗事情やらは、複雑で謎も多く、かなり興味深いですね。

 

ちなみに、三鷹事件というのは1949年に、三鷹駅で無人の列車が暴走し、ホームを破壊。6人の死者、20人の重傷者を出した事件。この事件の犯人は、当初、共産党系の職員のテロ犯罪とされたのですが、現在では、時の政府吉田茂内閣とGHQの起こした謀略事件というのが定説となっています。

背景として、この事件が起こる直前、政府は国鉄・民間企業あわせて100万人規模の、共産党よりの職員リストラを発表。それに反発する共産党が政治の世界でも大躍進していた頃で、そうした共産党の勢力拡大を阻止するため、要するに、レッドパージ(赤狩り)の一環として、政府とGHQの指導のもと起こされた、のが、下山事件・松川事件・三鷹事件の3つの謀略事件なのです。

 

 

んで、このマンガの時代背景もまさにその頃。敗戦後の日本の怨念やら、アメリカの思惑やらが入り乱れていた頃を舞台に、エンターテイメントとしてもおもろいし、かなりお勉強にもなる1冊です。

まだ1巻までの発売で、彼らスパイを裏で動かす組織の正体などの不明な部分も多く、どうストーリーが展開するかわかりません。が、おそらく今後、戦後史を語る上で欠かせない、共産党&GHQからみの話もバンバンでてきそうなので、個人的にすごく楽しみにしている作品です。

 

対中・対韓・対米などで、相変わらず問題山積みの日本外交。そのヘンを考えるきっかけにもなりそうな1冊です。

 

 

 

 

 

 

 

 

「寄生獣」

「寄生獣」

まずは文句なく傑作でしょう。

ストーリーは、宇宙から飛来してきた蛇のような生命体(高度な知性体でもある)が、人間に「寄生」し、人間の頭部をのっとると同時に、「食物」として人間を食らう。彼ら寄生獣の頭部は、変幻自在で。いろんな人間の顔に変化できるし、武器ともなるし、巨大な牙を剥いた口にもなる。そんな脅威の生物となって人間を食らい続ける寄生獣の中、間違えて主人公シンイチの右手に寄生してしまった寄生獣「ミギー」。シンイチとミギーは奇妙な共生生活のなか、時に反発しながら友情を育み、ともに他の寄生獣と戦う運命共同体となっていく・・・

そんな話ですが、まずは人間の頭部が、不気味に変幻する造形美が、気持ち悪くもある意味美しく、マンガ表現として大変面白い。このへんの設定は、懐かしの映画「遊星からの物体X」からイメージをインスパイアされたのかとも思えますね。あと後の「ターミネーター2」の液体金属のやつにも近いです。

でもこのマンガが面白かったのは、その漫画的な造形のインパクトとともにそのテーマ性。

人間を食らう寄生獣に対して「悪魔の仕業か?」などと人間が騒ぐ様子を見て、寄生獣たちの台詞・・・

「平気で豚や牛やらミンチにしている人間が何いってんだか」

さらにシイイチに寄生した寄生獣ミギーがごく当たり前のことのように言う台詞・・・

「悪魔、という言葉を辞書で調べたが、一番近いのは人間だろ」

動物たちがただ生きるためだけに他の動物たちを食らう。

同じくただ生きるために、「人間」を食らう寄生獣。

寄生獣たちは、高度な知性を持つ生物であると同時に、そんな生きるための「本能」のみに忠実な生物として描かれています。そしてまた、必要以上の食物(=人間)は食らわない、そんな秩序も備えた高度な社会性のある存在としても描かれています。

対して人間はどうだ?

「生きる目的」以外で、どれだけの他の生き物を殺し、またどれだけの同胞を殺してきたのか・・

万物の霊長である人間が、「生きるため」以外の不必要な目的(過剰な食欲やら性欲やら、さらに宗教観やら自由主義やらの思想も含め)のために、どれだけの犠牲を生み出してきた生物なのか・・・

そんな、根本的な「人間のあり方」に対する疑問を投げかけているのが本著なのです。

必読!!

PS:このマンガは、永井郷原作版の「デビルマン」とも似た感触あります。「デビルマン」もかなり衝撃的な話だったんですが、要するに、人間ってそんなたいした生き物なのか?偉そうに人類愛やら、地球愛(動物や自然にやさしく、ね)やら語るがその実体は・・・?

そんな根本的な偽善に対して、大きな疑問を投げかけているのが両作品なんでしょう。

まだ未読な方は、あわせて読んでおくのをオススメします!

しかし、映画版「デビルマン」・・・とりあえず、そのすべり具合を、見ておかねば。ですね・・・

バーレーン戦・・・

バーレン戦

 

日本1-0バーレーン・・・

 

 

もう「いやだなぁ・・・」シリーズに入れたくなるような、またもやすっきりしない試合でしたねぇ。

なんであんだけ攻撃していて、自爆点!のみなんじゃい!

 

今回は高原。もっと大事なポイントで決めんかい!いいポジショニングしてるんだから。あと1歩なのになぁいつも。

 

んで珍しく、つーか個人的は初めてサントスがいい活躍したなぁと思いました。いつも下手なドリブルでチャンスを壊すことが多かった気がしたが、今回は逆にチャンスを作り出していたと思います。

しかし、厳しい予選とはいえ、この内容なら2点は自力で取れたなぁ。なんで、こうも得点力がないのか謎、ですね。

 

また小笠原をはじめとする国内組の不満が・・・とかいってるが、正直中田や中村のレベルにもう少し追いついて欲しい、と個人的には思っています。いろんなクリエイティブなプレーが、国内組だけではできないのが現状だと思う。

 

さてアウェーの試合が2試合続くが、まだまだ予断を許さぬ展開。しっかり応援しましょー!

 

 

ここから・・・

 

「やだなぁ・・・5」

 

北朝鮮ホーム戦でのごたごた。今回の事件も、チームの国際経験のなさ・情報封鎖国家のいやらしさがにじみ出てしまい、悲しくなりますね。

応援を場内アナウンスで示唆するサッカーの試合(アナウンスで「拍手!」「ブー」とか客席に指示してたそう)なんて、ありえません。また選手に罪はないが、審判への抗議の仕方を学習してないからあああなるし・・・

 

 

どうなんでしょうね。今後北朝鮮がバンバン国際大会にでてくるようになれば、いいとは思います。それによって自国の異常さに気づいてもらえれば・・・と思います。サッカーで、キム王国崩壊!サッカー革命なんてことになれば痛快なんですがね!暴徒と化した観客が、審判や相手チームにいかず、キムへ。期待しています。

 

 

おまけで、前回ワールドカップの試合で、韓国サポーターが、自国と関係のない国通しの試合で、「てーはみん!」と自国の応援の練習をしていたという事実。

韓国の方々も、純粋に「サッカーを楽しむ」までは、成熟していないのかも(日本より歴史はありますが・・・)、なんて、その時感じました。

 

「失礼だろ、それは」

 

その感覚がないのはいかんですよ、ほんと。

 

 

なんにしろ日本人のよいとこは、他国チームの試合も、純粋にプレイとして楽しめるとこ。なんでも受け入れる柔軟性は、良くも悪くも日本人の気質ですね。

 

その柔軟性を活かし、選手には、イングランドやらの華麗なプレーを吸収してもらいたいものです!期待するぜ!