【39】 2024 令和6年6月8日(土) ☀
「山を歩きたい。」と登山靴やザックなど必要最低限の物を購入して
山歩きの日を待っていた彼女。
若い頃,職場に山大好きの先輩がいて,ちょっと登ったりしたようだけれど
その後山との縁が切れて,何十年らしい。
彼女の手助けをするよ。兎に角,山登り,好きになってもらわなくては・・・・・・
本日は,「地域の山を知ることから始めよう。」ということで簡単なところからスタート。
8:04 魚見山登山口 8:25 なんなく登り切って「魚見山」山頂
今年の元旦に初日の出を拝みにこの山に登って来たけれど,
「この先がどうなってるのか知らない。」とのこと。
うん,任せなさい。この向こうにはねえ,実はね~~
魚見山山頂からの眺望
8:53 新出町分岐 魚見山方向へは直進であることを伝えた。
今日は,「この先の町がどんな町なのか見に行ってみよう。
災害が発生した時,避難場所へ逃げるいろんな道を知っておいた方がいいよ。」
「ここは,この山道の最難関の所。」
道と言っても塞がってるのでどうやって通り抜ければいいんか・・・と一瞬
ためらってたような。
山道を抜けたら墓所へ出て,その先,6年前の災害の跡地を通って町中に。
町中に下りてきて,あるお宅の方が声を掛けてくださり,燕のヒナが孵ったあとの
たまごの殻を見せてくださった。
上を見上げると,その家の玄関の隅に燕の巣があって,親鳥が餌を運んで
来てるようだった。が,ひな鳥の姿はまだ見えない。
こ~んなに小さいのか~とビックリ。ウズラの卵よりちっこかった。
町中のお宅。花盛り。
この辺りで,ちょっと休憩。何処に腰を下ろそうかな?
有名な神社下に差し掛かった。
足が痛いので程よい段差がある場所を探してそれに腰掛けて,休憩タイムとした。
罰当たりな!そこは,石碑の台座だった。
地域の人が,石段下で立ち止まり頭を下げて通って行かれる。
手を合わせて行かれる方もあった。
買い物に行かれる方,杖を突いて散歩中の方・・・さりげない日常だけれど,
見ていていい気持だった。
10:57
この町の神社を知らないという事だったので,石段を上がって,神社にも行った。
町民運動会が開かれるグランドも知っておかないとね。
この分岐,ここを下りて行くとね~
「車,乗って走ってるので,このトンネル走ってる。」ってキョロキョロ
このトンネルを抜けたら,かるが浜。
子どもが小さい時,海へ連れてきたことあるわ~と
昔のことを懐かしそうに口にする彼女。
ちょっと草臥れてきたみたい。
どうするかな~
ここの超低山を登って,ぐる~りと遊歩道を歩こうかな~と思っていたけれど,無理しない。
「この山の上に行くともっと景色が綺麗だし,
仕事をしている船が行きかってるのが見られるよ。」
「上がったところでお弁当食べて帰ろ!」
という事でミニミニ山登り。
帰り道
コカ・コーラさん,自販機に商品を入れておられる。
ソロソロ忙しくなりますね~
帰りはバスでJRの駅まで帰った。
普段車で移動する人は,我が町の駅前の光景もそれほど目に止めていないようだ。
ましてや,駅裏のマンション周辺の光景は知らない。
っという事で,海側に歩いてみた。
ふ~ん,マンションの裏の方の海はこうなってるんだ~
この光景は,私も知らなかった・・・
彼女は,この後も足に豆を作ることもなく,楽しい話をしながら歩いた。
次は,あそこに見えている里山に登ってみようかね。
ブラブラと5時間ほど歩いたけれど,いい日になった。
またね。