なくしたものでできている私 | おかんのちゃぶ台☆しゃべりと歌でココロにアプローチする主婦 ・ ババーランド(仮)代表

おかんのちゃぶ台☆しゃべりと歌でココロにアプローチする主婦 ・ ババーランド(仮)代表

あなたに、伝えたい。
ちゃぶ台で紡ぎ出されるコトバたち。
1968年生まれの、女 兼 妻 兼 母 兼 主婦
心理学・セラピー・カウンセリングあたりを得意技に
オールマイティに暮らしています。
そんな"おかん"の日々の雑記。すべては、愛ですよ、愛。

7月10日日曜日


このごろ、
素敵なものを
見ると、聴くと、
なんとはなしに、思う。


「あのまま、結婚せずに、子どもを産まずにいたら、どうなってただろうか」


あのひとみたいに、うまく歌えるようになってただろうか?
あのひとみたいに、素敵な絵を描けるようになってただろうか?
あのひとみたいな文章が書けるようになってただろうか?

今の私と全く違うのだろうか?

言うほど変わらないかもしれない。



けれども、

不思議なことに、
たとえ、それが手に入るとしても、
私は過去に戻りたいとか、
やり直したいとか思わないのだ。

その後悔に似た気持ちすらも、
今の自分を構成するものだと思うと、
愛おしい。


実感するのは、

過ぎ去った時間、
捨て去った物事、
いま、もうどこにもない、それらが、
いま、確かにこの私を作っている、

ということ。


まだ、いくらか残っている人生、
どうなれるか、
選べる。
これまで、選んできたように。


私の中にあるのに、
もう存在しないものたちを、
ダメだとか、失敗だと、
思ったことはないのだけど、
だけど、
違う道を選んでいたら?


なんとはなしに、
ふっと、思ったりするときも、あるのだ。



いまの自分のしあわせを
たしかめるように。


これから、どうなるのかな?
とも
思いながら。





素敵な毎日を。

愛をこめて。


おかん。