素直
夏休み真っただ中のケー
時々、古巣でもある母校の部活に顔をだしている。
ちょっともんでくるか!の気持ちでいったらへろへろになって帰ってきて
床に大の字(時に万歳ポーズ)になってしんだように眠っていた。
現役生にもまれたらしい(爆)
そりゃね、昼夜逆転生活で食べるものは現役時代と変わらずあほみたいに食べてたら体力も落ちて動けませんわよね。
現役チームとOBチームで試合して負けた!くっそー!次は絶対に負けねぇ!
と夜中の筋トレにも精を出す。
OBチームも大学にも行けず仲間ともつるめず退屈なんだろうね。日に日に輪が広がってちょっとした同窓会みたいになっているようだ。
現役の時、たまに遊びにくるOB達をみて
「あの人たち、暇だな・・・」と思っていたケー。
今は自分がそう思われているとは気が付いてないらしい・・・(やばい)
高校生たちは人数がそろっているので中学生の指導をしてほしいと顧問から頼まれたらしく、引退してから入部してきた中学生にいちおう指導しているらしいのだけど(指導してるのかされてるのかは知らんけどね)
「いやもう!めっちゃ可愛いんだよ!中学生!
特に一年生!僕より背が高い子もいるけどもうね、まなざしがね、まっすぐなの!なんでもはい!はい!って答えてくれるんだよ。
僕の名前も覚えてくれてさ、ケーさん!ここはこうですか?とか積極的に質問してくれてさ。まじでかわいい!」
弟が忙しくて相手してくれないのでよそ様のおこさんに癒してもらっているようだ。
なんでもいいからハリのある生活は大事だね。これで少しやせてくれたらいいんだけどな・・・
後輩ちゃんたち、こんな先輩から学ぶことはとても少ないとは思うけど、よろしくお願いします。
ダルメシアン
高校の芸術の選択授業。
ピカソで楽器も音符も苦手なローは美術も音楽も無理なので消去法で書道を選択した。
私も、ケーも、おとたままでもそのクチである(←どのクチ?)
中学校から使ってる筆はガビガビで使えないというので新しく購入。
おおきな文房具店で高校書道用にと買ってきた。
ローの学校は夏服にポロシャツを着てもよいことになっている。ワイシャツは暑いもんね・・・
それもローをUNIQLOに連れて行き購入済み。その時に書道用にと紺色のポロシャツまで購入してある。
準備万端で書道の授業を待つのみであった。
書道の授業の朝、出かける前のローを見ると白のポロシャツを着ていた。
「あれ?今日書道ちゃうの?紺着ぃひんの?」
「・・・・・・。」
でた!思春期の聞こえないフリである。
「せっかく紺色買ってるんやし、万が一のこともあるんやから着ていけばいいやん!飛ばしてからでは遅いんやで!墨をなめてたらえらい目にあうで!」
「飛ばさないから大丈夫!」
と不愛想で出て行ってしまった。
素直でかわいかったローちゃんはもうどこにもいないのである(涙)
その日の夕方、にやにやしながらリュックを体の前面に持って帰宅したロー。
「自分でやるから!」
訳が分からず???と固まっていると
「いい?自分でやるから何も言わないで!」
ピンときた!
「あんた!まさか!!!」
「何も言わないでって言ったじゃん!ハイターある?」
「どんだけ飛ばしたん?」
「ダメダメ!自分でやるから出て行って!」
とハイターを持ってお風呂にこもってしまった。
ハイターなんかで墨は取れないと思うけど・・・
こもること一時間。やっとでてきた。
「また明日自分でやるからこのままつけておいてね」
翌朝、気になってそっと見てみるとそれはもうあなた!
ダルメシアン・・・101匹わんちゃんである![]()
だから紺着ていけば目立たへんかったのに・・・
GUの安い方じゃなくて1999円のユニクロがダルメシアン・・・
1週間でポロシャツがダメになるなんて・・・
すんごいショック。
洗って少し薄くなってそれはまるで生まれたてのダルメシアン(ダルメシアンの子犬はグレーの斑点)
また新しいポロシャツ買ってこないとな・・・
ちょうどユニクロがセールをしていたので少し安くポロシャツを購入できたことが救いだよ・・・
話を聞いてみると墨を飛ばした日、新しい筆を書道室に持っていくのを忘れて、ガビガビの古い筆で書こうとしたらしい![]()
固まった筆を墨の中で柔らかくしようとして勢い余って筆がボキッ
ビシャッ
←一瞬でダルメシアンの出来上がりである。
それから1か月、新しいポロシャツがあるのに変わらずダルメシアンを着ている。
電車や駅でダルメシアン柄のポロシャツをきた高校生がいたら、それはうちのローかもしれない・・・
隠れキャラ
ケーの性格を表しますと
カツオのような悪知恵のはたらく、のび太。
これに尽きると思っている。
普段はぐーたらでなんにもやらないけど、自分のやりたいことを見つけるとそれを実行するべくあれこれ悪知恵を巡らせるのだ。
ぐーたらでもまじめで素直な性格ならば物事にまじめに取り組むだろう。
悪知恵が働く人間でもそれをうまい方向に活かせることができれば社会に出たとしても乗り切っていけるかもしれない。
しかし、両方兼ね備えてしまったらほんとにたちが悪い。おかんの悩みの種である。
そんなある日、珍しくローがケーの勉強机で試験勉強をしていた。
なぜならローの部屋で徹夜明けのケーが寝ていたから。
「ロー遠慮しないで電気つけたらええねんで!ケーだってもう起きてもよい時間だから。」
「ううん、ここ、なんか落ち着くからこの部屋借りてるんだ。」
お兄ちゃんを気遣ってええ子やな。なんたる兄弟愛!仲良くしてくれたまえ!とおかんはその場を去った。
その夜
「おかあさん!ローちゃんひどいんだよ!僕の勉強の椅子自分の部屋に持って行っちゃった!!」とケーが訴えてきた。
「ローは試験前やから勉強してはるねん!椅子くらい貸してあげ!」
「おいおいおい!僕だって夜中課題仕上げないといけないんだよ!ローちゃんの椅子は腰が痛いんだよ!」
「じゃ、ローが寝たら部屋から椅子借りたらええやん!」
「椅子借りたら・・・って僕の椅子じゃないかよー!!」とケーの叫びはむなしく響く。
そうなんです、我が家はなぜかローが一番大事にされてる気がする。ケーは日ごろの生活態度が悪いのであまり親身になってもらえないのでありますww
翌朝、徹夜明けのケーが
「腰が、腰が痛い…バキバキだよ(涙)」と訴えてきた。
ケーは優しい男なので無理やり奪い返したりしないのです。ここはケーの良いところなのであります。
ちょっと気の毒に思ったおかん。
実はこの椅子、小学校の時から使っていた学習机の椅子が座りづらいと二人ともいうので受験が終わってから新しく購入したもの。
ケーはカツオですから、買ってもらえるとわかれば金に糸目はつけません。一番座りやすいちょっとお高めの椅子を購入。
方やローは遠慮しいですからアウトレットに売っていた300円の学校で使うような硬い木の椅子をチョイス。
「ローちゃん、これからずっと使うかもしれへんで。ケーと同じ椅子にしたら?遠慮せんでええねんで!」と助言した私。
それでも頑固なローは「座りやすいよ!これにする!」と300円の硬い椅子を購入したのです。
こんないきさつがあったので
「ロー!だからあの時言っただろ?この椅子は長時間座るもんじゃないんだよ!あれほど言ったのにあんたこれがいいっていったよね?」
含み笑いのロー
「だって、300円だったし・・・お兄ちゃんの椅子座りやすいって気づいちゃったし・・・」
「お金の問題ちゃうねーん!こういうのを安物買いの銭失いっていうんやー!」とお説教。
結局、試験中はケーから椅子を借りる。ケーは昼間ローが学校に行ってる時間に自分の椅子で勉強する。とやっぱりどこかローよりなジャッジが下ったのでありますw
俺のものは俺のもの。ケーのものも俺のもの
どこかジャイアン的なにおいをローから感じ取るおかん。
この家にはのび太とジャイアンがいるのか。
はっきり言ってケーに勝ち目はないな(爆)