もてなしの心に想いを寄せて | 安くて楽しむ♪キモノ日和り

安くて楽しむ♪キモノ日和り

自分に合った相応の着物ライフを背伸びせずに、
エンジョイ♪しようと思っています。白衿白足袋の正統派。お出かけ着物を楽しんでます。

皆さんこんにちは♪おかんです!

 

  年末にかんと炊きパーティをして、色々思う事が有りました。おかんの独り言ですがお付き合い下さい。

 

昔お茶の先生が仰っていた事ですが、「お茶の楽しみは茶会を開きもてなす方が、客として招待されるより3倍楽しい!」と仰っていたのが思い出されてきたのです。

 
IMG_20151207_142710261.jpg
 
かんと炊きパーティでは何日も前からお掃除して、
 
お玄関に迎え花のお花を生けて、床の間にはウオーキングで見つけた道端の葉欄の格花、長い間しまい込んでいた抹茶茶碗をロフトから引っ張り出して、前日に織部じょうよ饅頭を作ったり、甘酢大根を2キロお土産用に漬けておいたり、昆布の佃煮を炊いたりと、どれ一つとってもみんなの喜ぶ顔を思い浮かべて、ホントに楽しい事ばかりでした。
 
 
 
私の思いつきに忙しい中、皆が時間を繰り合わせて集まってくれて、一番楽しんだのは結局今から思えば私でした。

 
 コレは茶会での亭主としてのもてなしにも通じる事だと気付きました。
 他所へお呼ばれに行く3倍は楽しめました。
 
 
お茶を習ってきましたが、ほとんどお手前中心のお稽古で、茶会にも客として受け身の事ばかりでした。客人としてだけでなく、自分が主体的に工夫を凝らしたもてなしで迎える事、この相反する2つを経験してこそが、茶道の醍醐味だったのだと今更ながらに気付きました。
客と亭主を経験してこそ茶道の入り口に、立つことが出来るのではと思ったのです。
 

IMG_20151207_142738451.jpg

 

私は立派な家もなければ、モチロン大したお道具もありません。こんな東屋でもみんな喜んで来てくれるので、出来るときに出来ることを先送りせずにおかん流のやり方で、無理せずやっていこうと思ってます。

 

人の集まる家というのはちょっとぐらい散らかってても、気さくな家主が迎えてくれる方が敷居が低くて行きやすいのかも知れません!

     一座建立

同じ空間と時間を共有した仲間が、おなじものを味わい同じものを愛でて、至福の時を過ごすわけです。

    一期一会

皆が健康で居なければ会うことも叶いませんからね!

 

 

自分なりに分相応に皆で楽しめることをすればよいだけなのに!

 

何もお茶室での茶会でなくても全く構わないのです。露地のある茶室でなくても、今ある現実の暮らしの中におかん流のもてなしを探して行こうと思ったのです。

 

 

先日帰ってきた息子と食事しながら今の若者に和の文化に興味を持ってもらうにはどうすればよいか色々話し合ってました。実はうちの息子はコンサルしてるんですよ。

 

 
 

結構な情報量を収集しているので良い話し相手をしてくれます。若い人からの視点で話してくれるので今の衰退している和文化に欠けているもの等、気付く事が多々有ります。

 

歳も行けば色々な事を日常のふとした出来事から気づかせて頂けます。歳をとるというのも良いものだと思う今日この頃でございます。

デハデハ

 

 

ランキングに参加してます。
▼クリックのご協力よろしくお願いします~♪
にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村

 


ファッション(着物・和装) ブログランキングへ