※【病気解説一覧】のリンクを記事に最後に貼ってあります。様々な病気や検査について語っておりますので、普段から気になってるものを探していただければ幸いです。
季節の変わり目ですので、今回は脳梗塞について少し語ろうと思います。こういう時期に起きやすいんでね。もちろん急に寒くなった時とかも。
皆さん、脳梗塞は時間との勝負です。
とにかく治療が早い方が後遺症も少なくて済みます。
だからこそ、最初に行く病院やクリニックを間違えてはいけないと思います。
取り越し苦労でいいんです。「なんでこんなんできたの」って思われてもいいんです。
とにかく大事に至らないようにすることが一番大事です。
次の症状があったら必ずMRIがある病院に行きましょう。
突然の、左か右かどちらかの手足の麻痺。
突然の、左か右かどちらかの顔の麻痺。
突然の、左か右かどちらかの感覚障害。
突然、喋れなくなる。
※出典:関西ろうさい病院
これらの症状は、脳梗塞の可能性があります。もちろん他の病気の可能性もありますが、一番危ない病気を考えて動かなくてはいけません。
そして発症6時間以内の脳梗塞はCTでは映りません。それがわかるのはMRIだけです。
※出典:羊土社レジデントノート
これら大事なことを理解していただいた上で、少しだけ脳梗塞の解説をいたします。
【脳梗塞の種類】
①心原性脳塞栓症
・脳梗塞で皆さんが最も良いイメージしやすいのは長嶋茂雄さんだと思います。あれくらいの後遺症が残ってしまいます。
・最も梗塞の範囲が広くなってしまい、後遺症が強く残ってしまうからです。
・心房細動(不整脈)や弁膜症により心臓の中に血の塊が生じてしまい、それが一気に脳の動脈に飛んでしまうのです。
・詰まってしまう動脈はとても太く、左右どちらかの脳3分の1に血流を送っているため、範囲が広くなってしまうのです
・しかも今まで細くなかった血管が急に詰まってしまうので、急激な意識障害なども起こり死に至る可能性が上がってしまいます
・発症4.5時間以内では、tPAというものすごく強い血サラサラ薬の注射を使ったり、カテーテルで血栓を回収したりします。とにかく一刻も早い治療が大事です
・年に1回の検診で心電図を行い、そういったリスクのある不整脈がないかを調べることが大事でしょう。
②アテローム血栓性脳梗塞
・これは比較的太い脳動脈の動脈硬化が原因です。
・動脈がだんだん細くなっていき、その場で血栓が出来たり、それが剥がれたりして詰まります。
・こちらも治療には血をサラサラにする点滴の薬が使われます。
・動脈硬化が原因ですので、高血圧、脂質異常症、糖尿病がリスクになります。
・年1回の健診が大事です。同時に頸動脈超音波も併用してもいいでしょう。動脈硬化がわかります。
③ラクナ梗塞
・隠れ脳梗塞と言われるやつです。
・穿通枝という細い結果の詰まりでおきます。
・症状はほとんど出ませんが、しびれや感覚障害が出ることもあります。
・リスクは加齢や動脈硬化です。やはり高血圧、脂質異常症、糖尿病などが原因になります。
・やはり年1回の検診が大事です。同時に頸動脈超音波も併用してもいいでしょう。動脈硬化がわかります。
今回は以上です。とにかく脳梗塞かと思ったらMRIのある病院を受診しましょう!
それでは皆さん、お疲れ様です。
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