※【病気解説一覧】のリンクを記事に最後に貼ってあります。様々な病気や検査について語っておりますので、普段から気になってるものを探していただければ幸いです。


お魚も美味しいですよね。


さて。既に心電図の記事で放置してはいけない「虚血性心疾患」について説明させていただきました。


今回は、その中でも一刻も早く病院に直行すべき状況である心筋梗塞について書きたいと思います。


当院にもいらっしゃるんです。すぐに治療出来る病院を探して救急搬送させていただくんですが、どうしても数時間のタイムラグが生じてしまう。


これが勿体ないしリスクになるんです。タイトル通り心筋梗塞は時間との勝負だからです。


それが何故かを説明して参ります。


【心筋梗塞ってなんなの?】

下図のように心臓は3つの冠動脈によって血流をもらっています。左冠動脈前下行枝回旋枝、そして右冠動脈です。

・3つの何処かが詰まってしまい心臓の血流が途絶えて、心臓の筋肉が壊死するのが心筋梗塞です。


【心筋梗塞が疑われる症状】

・やっぱり胸痛です。急に心筋が死んじゃうんで痛みが出る訳です。冷や汗が出るほど痛いです。


30分以上、とにかく治らず持続します。


・胸痛以外にも左肩が痛くなることもあります。肩凝りと間違えることもあります。


【受けるべき検査】

・とにかく心電図です。心筋梗塞の所見はすぐにわかります。さすがにこれがわからない医師はいません。

※出典:看護roo。

・分かった瞬間に医師も看護師も焦ってバタバタし始めます。急に酸素を口にあててきたり、アスピリンを砕いて飲めと言ってきたりします。しつこいですが、時間との勝負だからです。


・また採血でWBC,CK,LDHの上昇も見ます。心筋が壊死するんで上昇するんですね。しかしクリニックでは結果が出るのは翌日以降です。病院なら1時間後に出ます。


【では何故急ぐ必要があるのか】

時間が経てば経つほど心筋が死んでいくからです。さっさと詰まった動脈を開通させて、少しでも心筋を助けたいからです。


・心筋壊死の範囲が広がっていけば、心臓は血液をポンプとして全身に回せなくなります。そうなると人間は死に至ってしまうんです


・心筋壊死の範囲が広がっていけば、心臓が破裂することもあります。心臓を左右に分ける壁に穴が空くんです。この場合は手術になります。


受診すべき病院(クリニックでは絶対ない)

※出典:みどり病院

・最も早く治療に持っていくにはどうすればいいのか。もう答えは簡単ですよね。


・治療の設備がないクリニックを受診することですか? そんなわきゃない。紹介する時間が無駄です。


心臓カテーテル検査がすぐ出来て、そのまま風船で広げたりステントを留置できる病院がいいに決まってますよね。そういうことです。

※出典:メディカ

※出典:滋賀県立病院


今回は以上です。「冷や汗が出るくらい酷い胸痛が治らない」時は「循環器内科」のある病院に一刻も早く向かいましょう。


それでは皆さんお疲れ様です。


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