※【病気解説一覧】のリンクを記事に最後に貼ってあります。様々な病気や検査について語っておりますので、普段から気になってるものを探していただければ幸いです。
シンプルイズベスト。こういうのがうまい。
前回心不全の記事を書きました。
また以前に脳梗塞の記事も書きました。
この2つの原因に心房細動があるんです。
・心房細動は脈がめちゃくちゃ早くなってしまうことがあり、それが続くと心臓がお疲れモードになって心不全になる。
・心房細動によってうまく働かなくなった左心房に血栓ができることがあり、それが脳に飛ぶと脳梗塞になる。
こういう具合に、心房細動の方は非常に多いんで警鐘を鳴らす意味でも説明していきたいと思います。
【心房細動の症状】
・主に動悸です。いわゆるドキドキです。
・他にもめまい、息切れ、倦怠感が出ることもあります。
・人によっては出たり治ったりするのが症状でわかります。
・あと脈が不規則になるんで、自分で脈を測ってみてもわかるかもしれません。
【心房細動の検査】
①心電図
※出典:東京大学医学部附属病院
・出てれば一発で分かります。
・ただ、出たり出なかったりする発作性心房細動は24時間心電図でチェックします。
②採血
・甲状腺機能亢進症が原因にもなりますし、心不全のチェックも必要なんで、甲状腺ホルモンやBNPもチェックします。
③超音波
・左心房に血栓が出来てるかチェックが必要ですし、弁膜症も原因の1つなのでチェックします。
【心房細動の治療】
①抗凝固
・下記のスコアで1点でもあれば脳梗塞になりやすいんで、血をサラサラにする薬をのみます。
※出典:ユビー
・昔はワーファリンがよく使われてましたが、効き具合を採血で確認しなきゃいけない煩雑さがあり、今は同等効果のリクシアナ(エドキサバン)がよく使われます。
②脈拍コントロール(レートコントロール)
・脈が早すぎると動悸が強く不快ですし、心不全になってしまうリスクもあるので、この場合はまず脈を抑える薬を使います。
・カルシウム拮抗薬のヘルベッサー(ジルチアゼム)を使うことが多いでしょう。足らなければβブロッカーのメインテート(ビソプロロール)。心不全がある人にはジキタリスでしょう。
・ただ根本的に心房細動を治すものではありません。
③除細動(リズムコントロール)とアブレーション
※出典:東京大学医学部附属病院
・根本的に心房細動を治す治療です。
・不整脈を治す薬と、カテーテルを利用して心臓を少し焼くアブレーションがあります。
・抗不整脈薬もアブレーションも専門家のお仕事ですから、ここは循環器内科に紹介です。
・アブレーションの成功率は80%くらいです。
今回は以上です。
とにかく「脈が変だなー。ドキドキするなー」と思ったら循環器内科です。最初はうちみたいなクリニックでもいいですよー。
それでは皆さん、お疲れ様です。
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